表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
豆腐の角で怪我するぞ  作者: 惠美子
91/132

そーしゃる・ねっとわーく・さーびす

 東日本大震災の時に、電子メールやインターネットが通じなかったお話は先に書きました。停電になっていましたので、固定電話は使えませんでした。携帯電話からも通じません。携帯電話やパソコンの充電が残っていても使えないのでは役に立ちません。

 ラジオで公衆電話を無料で使えるようにすると聞きましたが、近くの公民館をはじめ、徒歩で行ける場所の公衆電話の受話器を取ってみましたが、使えませんでした。

 震災から一週間くらいして、通電しました。たまたまニュースで、電子メールが通じなくてもツイッターが活躍して、とか報道されていました。

 携帯電話が通じなかったのは、電波を中継する基地局が被害に遭っていたからだけど、ツイッターは電波も電気も使わないのかよ、ネット回線は関係ないのかよ、と思ったけれど、わたしにはナンノコトヤラさっぱり解らないままでございました。

 息子どもが高校・大学と進学すれば、携帯電話やスマートフォンを持ち、学校からの諸連絡もネットやら電子メールやらで確認、昔みたいに電話で連絡網もなくなってきました。

 ふーん、便利なのかな、よく解らないや、と世を過しています。

 インターネットは利用しています。そうでなくては「小説家になろう」さまに投稿できませんからね。そこでの感想欄や活動報告等を利用して、ほかの作家さんたちの意見をいただいたこと、数多くあります。誠に有難うございます。

 でも、ほかの「そーしゃる・ねっとわーく・さーびす」ってしたことないんですよ。TwitterもLINEもmixiもfbもインスタなんとかもしたことないし、独自にブログを開いたこともない。LINEやったら便利だよと、良人から言われたことがあるのですが、わたしの性格からして、既読とか未読とか表示がされる、読んだら返事をすぐしないと失礼なのだろうか、もし既読となっても相手から返事が来ないとなるとすごく気に病むだろう、と言いました。Twitterもフォローがどうとかあるようですし、性格的に強迫観念、或いは依存症みたいになりかねないから、やらない。家族間なら、電話と電子メールでいいじゃないか、とわたしが言い、良人も確かにそういう性格なら向かないだろうと納得されたのでした。

 直接お会いできない場合の連絡は、普通の電話機能と、紙と電子のMAIL利用に留まっています。旧式な人間なんです。インターネットが始まりだした時も、個人情報ダダ洩れと良人に文句を言い、電話線からコレラに感染する、とデマに乗せられる明治時代の人間とあんまり変わりのないようなことをしていました。

 利用規約の同意やパスワードの管理、個人情報の登録など、SNSに加入したらしたで、それぞれ必要なので、自分にとって他人様に知られたら困る情報はなんだろうとか立ち止まる性格でもあるし、駄目なんですよ。

 契約の仕方って時代や国によって違います。日本は署名と捺印が必要です。外国はサイン。日本もサインでOKが増えましたが、昔からある契約もの、財産や個人情報に関するものは印鑑が必要なままです。契約書にハンコを押した・押さない、後でこじれても、印鑑を誰が押したかではない、印鑑の捺印があるのは同意の証拠となる訳です。署名が自筆でなくゴム印じゃないかとか、どう見ても筆跡が違うよりも印鑑が証拠になっちゃって、これを覆すのは「白いカラス」を見つけるようなものらしいです。当然、自分で捺印せずに、相手方に印鑑を渡したら、関係ない書類にまでハンコを押されてしまう、もあるので、絶対やっちゃいけません。

 逆に外国はサインなので、筆跡が違えば偽物と判断されるようです。

 二・二六事件で暗殺された高橋是清は若い頃アメリカ合衆国に留学中に、何の書類か確認せずにサインしたら、それがとんでもない契約書で、奴隷として売り飛ばされたとの逸話のある人です。

 ネット上の契約ですと、同意の欄にㇾをクリックして入れてくださいとなります。

 機械を使って便利になっているようで、逆に機械に縛り付けられている、日常を送っているのかしら、とかえりみたりします。でも花粉症だから散歩もしたくないなぁ。

そーいえば、震災時、デマ・ツイートも検証されてましたね。

デマに乗せられ易い性格、そしてわたしは実に口が悪い。推敲しないタイプの掲示は気ィ付けないといけないんだべなあ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ