名前の読み方
ルパンで思い出しましたが、『ハリー・ポッター』シリーズで、ルパンと同じ綴りの人物が登場します。
三作目の『アズカバンの囚人』に狼に変身する先生が出てきた記憶がありますが、家族と映画を観にいった時、タイトルバックで「Lupin」とありました。
ああ、英語では「ルーピン」と読むんだと、思いました。なんでフランスのミステリ小説の主人公と同じ綴りの人名にしたのかは知りませんが、作者なりの思惑があるのでしょう。
ヨーロッパの人名はその国独特で他国にはないものもあれば、綴りが共通、或いは似ていても、読み方が全く違う、とかあります。
ヨーロッパものを書いていて、ちょこっと出てくる男の子の名前をどうしようかな、と思っていた時に、丁度男性の絆についての本を読んでいて、読みかけの箇所が少女漫画についてだったので、おお、ジルベールを(舞台がドイツ地方だから)ドイツ風にしてギルベルトにしようとか、遊んじゃいました。男の子は幼児ですので、今後金髪巻き毛の美少年で再登場するかどうかは不明です。
ジルベールが英語読みだとギルバートになるので、ほかの作品の登場人物みたいになっちゃいますよね。
ハリーにしてもヘンリーの愛称とか言われていますし、ハリーといえば、『ダーティー・ハリー』も連想する年代ですので、ここらへんなんとも言えません。




