スーパー火曜日
四年前か、八年前か、アメリカ合衆国の大統領選の前のスーパーチューズデーについて、新聞のテレビ番組欄で、「スーパー火曜日」と載せられていて、政治のニュースよりスーパーの特売日みたいだと感じ入ったことがあります。どうなるのかね。日本の政治に影響があるから多少は気にします。あちらの盛り上がりようというより、盛り上げようはちと想像を超えています。
アメリカ合衆国は日本と違って医療保険が全て民間なので、医者に行く時は被保険者証がなく、全額自己負担か、民間の医療保険で支払うかになるのかな? 持病があっても入れますは、日本は国民皆保険の被保険者証を持っているのが前提ですが、アメリカ合衆国はそれがないので、病気の治療歴のある人、治療中の病気の内容によって保険料がバカ高くなるはずです。ほとんど内科の医者も予約制だと聞いています。
それでも民主党の政治家が色々と改革案を出しても、日本みたいな国民皆保険にならないあたり、どうなんでしょう。国民性なのか、利害団体があるのか、難しいのでしょう。
中学生の時の記憶なので、1984年です。民主党で、大統領候補を誰にするか、の段階の時、ある男性候補者が、女性を副大統領候補として組みました。
女性票を意識した選択だろうと言われました。ただ、その男性候補者は女性スキャンダル、副大統領候補の女性もなにやら家族の素行が悪いとか言い立てられて、最終候補に残れませんでした。
イギリスではマーガレット・サッチャーが首相を務めていた時代です。
「アメリカ合衆国の方が保守的」
と中学の社会の先生が言っていたのが、はっきりした思い出です。
アメリカ合衆国は白人男性しか大統領になれないのかと思っていたのが、八年前にそうでもないと証明しました。今回、ガラスの天井は破れるのか、ふと思います。