ノーベル賞
梶田高章氏のノーベル賞受賞のニュースを聞いて、あっ久し振りに東京大学で研究を続けている学者さんの受賞だ、と感想を持ちました。
確か東京大学を卒業しても、その後そのまま東京大学で研究を続けている方ばかりではないし、単純に卒業した大学で比較すると、自然科学系の受賞は東京大学よりも、京都大学の方が人数は多かったはず。
ただ、文学賞の川端康成も、大江健三郎も、平和賞の佐藤栄作も東京大学の卒業生ですね。
あんまり頭がよくない人間のコンプレックスと言いましょうか、下らないことをカウントしてしまいまた。
子供の頃、北里柴三郎の伝記を読みました。コッホの弟子で、「日本細菌学の父」と呼ばれ、破傷風や様々な最近の研究やワクチンなどの開発を手掛けた人です。子供向けの本でしたから、その後の東大と慶応大学との確執とか、芸者の水揚げだのとかは載っていませんので、単純に憧れていました。
北里柴三郎はノーベル賞の候補になりながら、受賞を逃したそうで、今年、北里研究所にゆかりのある大村智氏の受賞が決まり、まことに喜ばしく思います。
ノーベル賞の受賞、 おめでとうございます。