表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
豆腐の角で怪我するぞ  作者: 惠美子
55/132

源氏読みの源氏知らず

 前の話でエラそうなことを書いてしまいましたが、『源氏物語』を原文で読んだのは『若紫』までです。

 小学生の高学年の頃、田辺聖子の『私本・源氏物語』と『新源氏物語』を知り、読んでいました。同時期に大和和紀の『あさきゆめみし』の連載がありました。

 当時の『新源氏物語』は「宇治十帖」にあたる部分が刊行されておらず、『あさきゆめみし』も連載中で、「宇治十帖」は円地文子の現代語訳を読みました。

 成人してから、橋本治の『窯変 源氏物語』、瀬戸内寂聴の『女人源氏物語』を読み、その後、現代語訳は大塚ひかりのものを「桐壺」から「夢の浮橋」まで通しで読みました。

 あ、あとは丸谷才一と大野晋の『光る源氏の物語』も読みました。日本文学を闊歩する名前のない猫とはまた例えが面白いのでした。

『とりかえばや物語』は中村真一郎の現代語訳を読んだだけで、河合隼雄の『とりかえばや、男と女』の方を何回も読み返しています。

 丸谷才一と大野晋の対談ではないのですが、古典の恋愛ものは、この場面は実事あり、とか、いつ場面転換しちゃったのよ、とか、思いながらもーそー無しでは読めません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ