表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
豆腐の角で怪我するぞ  作者: 惠美子
19/132

ふとおもうことありて

 中学校の国語の教科書あたりで孔子の『論語』が出てきました。『平家物語』や『日本国憲法』の前文と同じように、暗記しておきましょうと先生から言われたものです。


  子曰、吾十有五而志乎、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲、不踰矩。


 十五歳で学問を志し、三十で独り立ち。ここら辺までは実際の人生の中で、納得してきています。でも、四十過ぎて惑うことが多いです。まだ五十に達していませんが、天命の理不尽なこと、己のできることの限界を知っています。

 しかし、年配の人たちをみて、六十にして現実の受容、七十にして己の出来得ることをしていて間違いを犯さない、があるのかなぁと不安になることがあります。

 当然、達観して、そのとおりに行動している人もいるかと思います。

 何というのでしょうか。時代の変化が早くてついていけないわぁと、何にもしないのと、「六十にして耳順う」は違うと思います。

 だいたい年長者は年少者の言うことを聞かないで、昔に常識とされていても現在は誤りと判明としていると指摘しても認めようとしないし、幾つになってもヤンチャな人はヤンチャなままで色々とやらかすし。

 凡人は孔子の境地には程遠いということでしょうか。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ