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豆腐の角で怪我するぞ  作者: 惠美子
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デュマの作品

 アレクサンドル・デュマ、大デュマの作品をどれくらい読んだでしょうか。

『モンテ・クリスト伯』は実家に蔵書がありましたが、読んでいなくて、粗筋だけを知っていました。正式に読んだのは三十代の終わり頃。入り組んでいながら、すっきりと頭に入ってくる筋立て、はっきりとした性格付けの登場人物たち。途中で、これってガールズラブ? という一挿話あり、現代的にはちょっとオイオイと言いたくなる部分もありながら、きっちりと恩讐に清算をつけ、新しい人生(というか余生)を送るために主人公エドモン・ダンテスは去っていきます。

 長いですが、文句なしに面白いです。

『ダルタニャン物語』は半分くらいしか読んだことありません。高校生の時、学校の図書館に全巻揃ってたので、面白いので借りていたのですが、長くて途中で挫折しました。ミラディの遺児が復讐の為にフランスに現れ、アトスの息子らしい少年と幼馴染の少女の恋の始まりあたりまで行ったのですが、そこで力尽きました。『鉄仮面』や最終巻の『剣よ、さらば』まで行きつけませんでした。『ダルタニャン物語』の始めの二巻が、通常『三銃士』と呼ばれる物語です。その次の巻がいきなり二十年経過したところから始まるので、読んでいて戸惑うのです。

 その後続きを読みたいなぁと思いつつ、『ダルタニャン物語』を全巻揃えている書店や図書館にその後行きつかないまま時間を過してきました。

 と、ある時、古本屋に行ったら『ダルタニャン物語』全十一巻のうち、十巻まで揃っています、と売り出されていたので購入しました。最後の一巻は別ルートで購入して、全巻揃いましたが、やっぱりなかなか読みだせません。

『ダルタニャン物語』全巻あると父に教えたら貸せというので、貸しました。何年か貸していましたが、やはり、父も途中で挫折して、わたしに返してきました。ミラディの遺児が死んだ所までは読んだというので、わたしよりは読み進んだようです。

 死ぬまで読み終われるだろうかと、ふと思いました。

『三銃士』は度々映像化されています。でも、この部分ばっか。『鉄仮面』も少しあるようですが、誰か『二十年後』と『三十年後(ブラジュロンヌ子爵)』の部分を映像化してくれないかなぁ。リチャード・レスター監督の『銃士たちの帰還』(『二十年後』の一部分)は観たんですが、続編ないし……。

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