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Paradigm-Records_Pro.【打切】  作者: エージ/多部 栄次
Disc1 Close Encounters of the Inexplicable.
15/35

File13 目を覚ます、眼を醒ます Wake up, wake up.

 濁り切った空。

 まず目に映り込んだのはそれだった。

 雲というよりは霧に近い。しかし周囲は晴れている。霧がかかっているのは上空だけのようだ。

 空気は青臭い。だけど、澄んでいる。馴染んでしまった排気ガスの臭いがどこにも感じられない。僅かに芳しい匂いが漂う。その芬芳ふんぽうに目を通わす。

 蓮の花。桜よりも鮮やかで、透き通った桃の色。その真ん中にある金色のずいから何とも言えない香りが溢れている。それを囲う大きな葉には玉のような水滴が転がっていた。

 背中が冷たい。脚が冷たい。頭が冷たい。この重力を感じさせる浮遊感。

 私は仰向けで水の上に浮かんでいる。ゆらゆらと漂っている。

 深さはどのくらいだろうか。私の背にはどれだけの深淵が口を開いて待っているのか。それとも、底が見える程浅いのか。

「どこ……?」

 水は淀んでおり、底が見えない。うまく動かない首を動かして左右を見ても、蓮の花や黒い薔薇の花弁、菜の花、泡吹……さまざまな花の頭や花弁が散っていることぐらいしかわからなかった。耳にちゃぷちゃぷと冷たい水が入っては出てを繰り返す。風もなければ、音も聞こえない。

 泳ぎが得意でない私は勇気を出し、起き上がろうとする。すると、水に沈むどころか、座っても腰辺りまでしかなかった。拍子抜けするも、すぐに辺りを見渡した。透明感があるも、それとは矛盾して淀み切った水の底は見えなかった。

 どこまでも続く浅い池。花以外で何がある訳でもなく、あるとしても苔の生えた灰色の丸岩が顔を出しているぐらい。

「……っ、私は……確か」

 腹部を咄嗟に見る。しかし多量出血していた痕はなく、痛みも一切なかった。怪我していた腕も掠り傷も、すべてなくなっていた。

 ぽっかりとした空間。現実味のない世界に、我ながら認めたくない仮説を挙げる。

「……死んだの……?」

 まさかとは思った。しかし、この水彩画で描かれたような無音世界は、世界中でどこにもない。この目に映る解読された情報がそれを証明している。

「……」

 進もう。

 そう思い、濡れた髪を後ろにまとめ、全身にかけて濡れた服を気持ち悪く感じながらも立ち上がろうとした時だった。

「……?」

 今まであったのだろうか。気づかなかっただけなのか。

 いつの間にか近くに小舟が漂っていた。木でできた、人ひとり分乗れるぐらいの大きさ。

 水の重さを足でかき分けながら、湿った小舟を覗き込む。古い布が一枚かかった何かが乗ってあった。

 なんだろう、これ。

 二メートルほどのものが布に覆われている。私はその布を捲ろうと手を伸ばした。

「やめたほうがいいよ」

 唐突な声に身体が驚く。私は恐る恐る振り返る。

 私と同じぐらいの髪の長さをした綺麗な女性。艶やかな黒い髪。整った顔立ち。私よりは背が少し高い。

 ただ、着ている服はこの時代で流行している服でもオフィス用の仕事着でもない。近いものはあるが、どこか時代を感じるものはあった。中世風の白いブラウスにブラウンの太いベルト、脚線美を強調させるジーンズのようなパンツ。そして台形型の黒いハット。

 繊維も、縫い方も、今の機械的大量生産時代とはどこか、いや、それ以前に服だけではなく、存在自体が今の人間にはないものを雰囲気として漂わせている。それは未知ではない、どこか懐かしいものを感じさせる。無意識という曖昧なものではなく、血として何かを感じる。私でさえ説明し難い感覚。しかし黒髪の女性はわかりきったように、くすりと微笑む。

 その声で我に返ったように、私は訊くべきことを尋ねた。

「あなたは……?」

「自分で考えてみるといいよ。頭いいんだし」

「……」

 会ったこともないのは明確。でも向こうは私のことを知っている口ぶりだった。

 以前に一度会ったのか? 

「分かんないかー。未解答なんてあなたらしくないわね」

 腕を組んではからかう。

 この女性からは懐かしい感じはする。思考は読めない。体内成分も解読できない。

「おー、早速"読んでる"ねー。カンニングは良くないよ?」

「っ!」

 UNDER-LINEの社長と同じだ。読んでいることを読まれている。「昔の私みたい」と彼女は笑う。私と違って自然な笑い方だ。

「アンダーラインの人? それともイルトリック……?」

「んん、そっちの知っていることは私の知ったことじゃないね。そのどちらでもないわ。あなたにとっては身近なことに変わりはないけど」

「……どういうことですか?」

「私に訊かずに、自分を信じなさい。ここは信じたもん勝ちなんだから。正解も不正解もないんだし」

 そう言う問題じゃ……と思いながらも、懲りない私は一番聞きたいことを尋ねた。

「ここはどこなのか知っていますか? 私に何が起きたのですか?」

 しかし、彼女は明るそうな顔に似合わずひねくれているのか、それともからかっているのか、結果として答えてくれることはなかった。

「さぁね。死んだって思えばここは黄泉。まだ生きているって思えば夢の中。生まれ変わったって思えば、ここは別の世界。ま、答えはあなた自身ね。自然に無意識が答えてくれるだろうけど」

 結局何も解決していない。解答は自分次第。解答になっていない。

「何にしても、無解答くうらん作ったら……自分を失ったらダメダメよ」

 人差し指を立て、そう言ってはウインクをする。この人の性格キャラが正確じゃない。

自分あなたという心の在り方を失ったら……」

 女性は私の後ろにある小舟へと歩き、その布を大きく捲った。

 中は色とりどりの花で埋め尽くされていた。生け花のように魅せるような積み方。いや、舟から生えているのか。その根元が見えない。

「あなたがこの花の糧になっていたわ」

 女性は花をかき分ける。花が根を張っているその土壌ともいえる茶褐色の基盤は人の形をしていた。

「――っ!」

 思わず一歩引き下がる。パシャッ、と水の音がした。

「あ、あなたは誰なの……!?」

 恐怖を感じる。この女性は本当に誰なんだ。ここは一体どこなんだ。

 しかし女性はにこっと笑い、

「今はそれは言えないわね。でもいつか分かると思うわ」

「それじゃあ」と言ってはその場を離れる。あまりにも澄ました挨拶に不意を突かれる。

「ちょ、ちょっと待ってください!」

 追いかけようとした。淀んだ水飛沫。走りづらく感じるも、その手を掴もうと手を伸ばしたときだった。


     *


「お、目が覚めたか」

 現実味のある、はっきりとした音の波長。それがインコードのものだとすぐにわかった。ぱちりと目を開けた私の視界を占拠したのは澄んだ空――のホログラムで覆われている、乳白色の天井だった。枕元には体調や脳波などのモニタリング装置。

 個室の構成も病院の一室に似ている。しかし、ベッドに寝ているのは私だけのようだ。担当医師もいなければ看護師もいない。いるのは丸椅子に腰かけているインコードだけだった。

「……病院……? 会社のとこの……?」

正解ピンポーン。でもちょっと勘違いしてそうだから言っておくけど、ここは社内の医療施設だ。医務室みたいなもんだ」

 会社の中に病棟……やはりとてつもない企業なんだなと感心する。とりあえず、生きていてよかった。生きる意味ないんじゃないかと思っていた時期が懐かしい。いざ死線を辿れば、生きたいって思うようになるんだな。

 それにしても変な夢を見た。相変わらず脳が見せる夢の世界は考える程難しい方へと進んでいく。考えないことがいちばんだ。

 息を吸い、鼻で静かにため息をつく。安心した感情で身体が一気にリラックスする。

 その様子をじっと見ていたインコードは腰掛けている回転する丸椅子をキィキィ動かし、手に持っていたカバー付きの本にしおりを挟む。

「……ガバァッて起き上がらないのか。『みんなは無事なの!?』みたいな感じで、んで『痛っ……!』って、思っている以上の怪我に自覚がない感じで――」

「そんなアニメみたいなこと実際にしないから」

 何を言うかと思えばと私は内心呆れる。少しは心配の一言があってもいいんじゃないか。されたらされたで戸惑うと思うけど。

「でもお前ずっと家に籠ってアニメとか見尽くしてんだから、少しは物語特有の台詞とか影響されてるはずじゃ……」

「んなわけあるか!」

 というかどうしてそんなことまで知っている。推測だろうとは思うも、監視カメラつけられていたんじゃ、と不安になる自分もいた。

「そっかー、オタクにもいろんなのがいるんだな」

「別に私はオタクじゃ……いや、違うわけでもないんだけど」

 引きこもり、ある意味ニート、自称コミュ障(先天性コミュニケーション能力障害)の勲章を授かり、この国のサブカルチャーであるアニメやオンラインゲーム、漫画を好み、また三次元げんじつの人間よりも二次元イラストのキャラクターの方が好きを通り越している。そしてBLボーイズラブの小説や漫画も嗜んでいる。

 れっきとした腐女子だ。

「だろうな」

 そこ肯定しないでください。

「アンタの生活を見る限り、立派な腐女子だ。かわいい顔して腐ってんだな、いろんな意味で」

「うっ……」

 ぐさりと胸に何か突き刺さる。これは精神的にきつい発言だ。言い返したいが、的を得ている。もったいないなぁ、と言わんばかりのこの男の目がすごく不愉快だ。

「あ、あんただって、似たようなもんじゃない! その本だってラノベでしょ! ライトノベル!」

 どうして正式名称を言い正したのかは自分にもわからないが、インコードの読んでいた読書カバーつきの文庫本を指差す。私にはわかるぞ、その隠すように壁を隔てた土色のカバーを越えた先、人によって好みか否か大きく分かつ表紙のイラストがうっすらと見えることを!

「ああ、これは別の隊の友人から借りたものだ。俺いろんな本読むの好きだし」と肯定。否定しないのが逆に清々しい。しかしそれが腹立つ。

「そ、それにシスコンだし!」

「あーそうだな、こういうジャンルの本読んでからマジでこういう彼女や妹欲しいなって思い始めたな。理想過ぎるし。ちなみにこれエロ小説だけど、おまえ読みたそうな目をしてるし特別に貸してやってもいいぜ。ただ汚すなよ」

「おまえの目は腐ってる!」

 節穴どころの騒ぎじゃない。こいつの目には一体どんな世界が映っているんだ。

「おまっ、腐ってるって……! 思い違いもいいとこだぞ」

「それこっちの台詞!」

「そら来たアニメ台詞『それはこっちの台詞だ』系ツッコミ! 1ポイントいただきました!」

「あーもうコイツくっそ腹立つ」

「会社に腹立たしい奴の一人いたっておかしくはないさ。俺が上司でドンマイだったな」

 あっはっは! と愉快に笑う。苛立ちは疲労になり、言い返すことも面倒になってきたとき、会話が途切れる。

「……申し訳ない」

 笑うことをやめたインコードは視線を落とし、ぽつりと謝った。急でありつつも、私は途端に気まずくなり、再び少しの間ができる。

「結局、私に何が起きたの?」

「イルトリックの奇襲だ」

「奇襲……」

「現象の領域の外だとしても、決してそれに干渉されないとは限らない。肉体的にも精神的に耐性がないカナがその対象になったんだ。心の底から気を許してしまったということが一番の原因だ」

 起き上がろうとするも、上手く力が入らない。じんじんと体内中が痛む。特に肝臓辺りが痛い。

「それともうひとつ。汚染したんだ。まだ適合試験を行っていなかったから、イルトリックの環境に身体が耐え切れなかったんだよ」

「それは分かってたことなの?」

 専門家プロフェッショナルの彼らなら、そのくらい知っているはずだ。それをあえて私には言わなかった。

「……いや、違う」

「……っ」

「わかったうえで、やったんでしょ」

 彼の目が開くと、あきらめたように鼻で笑った。

「そう、だな。あんたを騙したことは謝るよ」

 特別、怒りがわくわけでもなく。今更怒鳴ったところで、もうすべて、手遅れなのだから。

「言い訳くらいは聞いてあげる」

「かわいげねーなあんたほんと。……一度殺して、この世から存在を消すためだ」

 ただ捏造して死んだことにするのとはわけが違うのだろう。きっとこれは、もっと残酷なことだ。

「人によってそれぞれだけど、イルトリックによる心身の影響をあらかじめ与えねえと、一般市民が適合試験を合格することはできねぇし、最悪突発的な死を迎えることになる。ごめんな、ひどい目に遭わせてしまって。正直辞めたくなっただろ」

 自虐するようにインコードは苦笑する。複雑な何かが心臓の中の血液をかき混ぜるような気持ちの悪い気分が私を患う。

「っていっても、やめさせる気なんてないんでしょ。あんたも、このUNDER-LINEも」

 私がそう言うと、インコードはやさしく笑みを向けた。

「おまえが必要だからな」

 そこらの俳優とさして変わらない美青年の微笑。その口から発した一言は、馬鹿な女ならば簡単に射抜かれることだろう。だが、こいつは違う。

 ただ、不気味だ。

「その笑顔がむかつくのよ」

「あ、ひっでぇ。それいじめだからな。やーい社内いじめー」

「あーうっさい。とりあえず今は大丈夫なんでしょ?」

「ああ。あとは身体の回復を待つだけだ。明日明後日で完治する」

 とはいえ、殺す気はないとわかっただけでも収穫か。

 よかった。そう私は呟いた。

「あのときから七日と十九時間経っている」

「――ええっ!?」

 がばぁっ、と思わず身を起こした。本当にフィクションにありがちな反応をしてしまった。

 力が入らなかったはずの身体を動かせた不思議はともかくとして、私はそこまで症状がひどかったのか。いや、そんなことよりも、一週間近くも家族に連絡せず行方をくらましていたら捜索届出されてもおかしくはない。腐っても両親だ。私のことをどう思っていようが一人の娘として何かしらの行動は起こしているはずだ。自分で言うのもあれだけど。

「そ、そんなに……っ!?」

「それだけ深刻だったんだ。あと――」

「私の家族は! 連絡も入れてないし、そんな一週間も経っていたら――! ッ!?」

 自問自答。

 嗚呼。そういうことか。

 これは確かに、残酷だ。

「大丈夫だ」とインコードは安心させるような声で言い聞かせる。「あんたはもう、こちら側の人間だ」

「まさか、世間では死んだことになってんの?」

「一般的感覚で言えばそれよりも酷だろうな。存在をなかったことにされてる」

「は!? 嘘でしょ、それってつまり」

「この世界の記憶媒体や情報履歴、そして全人類の記憶から鳴園奏宴という人間は存在していなかった。そうイルトリックに書き込まれたよ。バックアップ機能をもっているウチの社団は影響ないけど、まぁよほどの例外がない限りは――」

 乾いた音。それは私の手から聞こえた。手のひらのじんわりとした痛みで、目の前の男の頬を叩いたことが分かった。反射的だった。

「当然の反応だな」とあきらめの顔。

「本当に人間やめてるのね、あんたらの組織は!」

 悲痛にも似た叫び。すべてを否定されたような。裏切られたような。支えてきたものを容赦なくたたき壊されたこの感情をどう抑えよう。

「ああ。人体も人間性もとうの昔から辞めてるよ。この"世界"に正常な奴は生きていけない。まともな奴はろくな死に方しないんだよ」

 その眼光で、おもわず口をつぐんでしまう。このあふれだす感情を見せるのが怖いと思えるほど、それが無駄だと思えるほどの底知れない目を、見た気がした。だが、それが気のせいだったかのように、すぐにいつもどおりの好青年のそれに戻っていた。

「この世界更新(アップデート)予防接種(ワクチン)だ。あんたのカルマは逸材だが、それだけだ。その遺伝子と細胞と精神性じゃ"適合試験"を受けても不適合とされる。だから限界の壁を粗治療で取っ払った。悪いけどよ、これでも俺たちは覚悟した方だ。一歩間違えれば四肢欠損か廃人になる可能性だってあったんだからな」

「ふざけんな」というコメントすら口に出すことができない。膝を曲げ、身を丸く抱え込む。横から息が漏れる音が聞こえた。

「これもあんたが選んだ道だ、その責任は自分にある……なんて言うやつは心がないんだろうなって俺だって思うよ」

「説得力ないわよ」という声が情けなくも震えていた。

「……とりあえず横になってろ」

 そう言われるも、動く気すらない。もういうことなんて聞きたくなかった。袖をつかむ。今になって服が病院服っぽい衣装になっていたことに気がついた。私服と私物は。いや、もうどうでもいい。

「いまは回復に専念してくれ。ああ、うちの隊のやつらみんな、あんたのこと心配してたぜ。意図的な汚染だというのは知らないままでな。……すまなかった」

 それすらも無視すると、足音が聞こえた。ふと顔を上げると、誰もいなくなっていた。嫌な奴が消えて精製したはずなのに、胸が痛くなり、何かを求めたくなる。

 寂しい。孤独。もう、後に戻れない。

 どこからかすすり泣く声が聞こえた。あぁ私、泣いているんだ。

 泣いているんだ。

「……」

 時間なんて気にしなかった。いつも秒針単位で頭に刻まれるのに、このときだけは考えなかった。

 悔いはある。選んだ後悔はある。自分を責めた。人を恨んだ。でも、それをしたところで何になると気づいた。

 泣いたところでしょうがない。

 これは戦い。私の第二の人生を始めるために必要な犠牲だった。過去を悔やんだところで自分は変われない。

 先を見るんだ。私の力は未来を見るためにある。

 濡れた布団を強くつかむ。湿った袖の気持ち悪さも気にしない。

 静かだと思っていた白い空間だが、さりげなくクラシック調の落ち着いたBGMが流れていることに気がつく。

 傍にあったデジタルな文字が立体的に浮いている電子時計を見る。十一月十八日の午前一時半。塩ビシートの床が照明の光を反射する。時計の隣に置いてあった小さい四角柱型のクリアボックスの中は滴るように水分が発生しており、上部が白く曇っている。外の天気予報をリアルに再現してくれるボックスのようだ。今は雨が降っているらしい。

 窓の無い壁は、立体投影でどれだけ外の綺麗な景色を映しても、私には偽りの色と認識され、その層の先にある壁はただの真っ白な施釉せゆうケイ酸カルシウムだと分析されるだけだった。

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