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超創機大戦  作者: 馗昭丹
裏日本四国征伐
57/77

精鋭激突〜合流

四国征伐の開始から半日…。

少数精鋭の四国反政府連盟は次第に勢いを失い、数で勝る政府軍によって追い詰められていく…。


旧愛媛県は山陽側の政府軍の艦隊が戦艦・湯築を撃沈した事でレジスタンス達が離反、首謀者の一人である平沢氏とその一派を悉く捕縛して政府軍に降伏。

旧香川県は淡谷艦隊の奮戦で天霧を旗艦とする艦隊を壊滅に追い込み、拠点を占拠、中破した天霧の撤退と残存部隊の退却・降伏で制圧が成る。

旧徳島県に向かったムラウ艦隊はレジスタンス達に降伏勧告し、元々安芸国繁と対立していた旧徳島県のレジスタンス達はあっさりと降伏。


旧高知県は旧大分県から押し寄せてきた政府軍艦隊が西半分をほぼ制圧し、降下部隊が四国反政府連盟の残存戦力を東へと押し込め、テイロン隊を始めとする遊撃部隊が旧岡豊市の防衛網を突破して激戦を繰り広げていた。


弓菜達は怒涛の勢いで四国反政府連盟の防衛部隊を撃破していき、光牙とラバン達も四国反政府連盟の守りを抜いて本拠に迫る…。


_________________________


裏日本四国旧高知県某所…


「…せっかく用意した飛燕と狂嵐は壊滅、煽った九州独立戦線は鎮圧され、門徒衆も山陽連合も九鬼グループも石田も動かず、河野は死ぬし、大野は尻尾巻いて逃げるし、極阿は劣勢、彼奴らも未だにジャウキルを仕留められんときた、…面白くない!」


モニターを眺める人物が呟きながら焼酎を飲みほす。


「ここも直ぐに落ちるだろうな、だが…こんなズタズタの陣容でよく保った方だ。それよりアンタ…避難しないのかい?戦闘に巻き込まれますよ?」


スキンヘッドの人物がモニターを眺めたままの人物に避難を促す。


「この状況下で避難などすればそれこそ戦闘に巻き込まれて終わりになるわ、それにな、避難するつもりならとうの昔にやっとるわ!」


モニターを眺める人物が空になった焼酎の瓶を握り締めながら言う。


-ズゥゥゥン-


「む!?」


外から衝撃が走り、モニターを眺めていた人物がソファーから転がり落ちる。


「…はいはいっと、駄々こねてないではやく来てくださいよ?コッチはアンタが居なくなったら商売できないんですからね」


スキンヘッドの人物が促すように言い、地下に通じる穴へ飛び降りる。


「ふん!」


-ズン-


モニターを眺めたままの人物は、机に空になった焼酎の瓶を置いて立ち上がり、スキンヘッドの人物が飛び降りた穴へ飛び降りる。


二人が避難した少し後、ここは光牙のブレイドクラネオンⅢと式部(シキブ)裏愚椎冴(リグシーゴ)の戦闘に巻き込まれて消し飛ぶ事になる。

_________________________


-ズガガガァァン-

-シュン-

-チュン-

-バシュゥゥッ-


「チッ」

「ふん」


式部の裏愚椎冴が二挺の74mmリニア・ライフルを連射するが、ブレイドクラネオンⅢには当たらず間合いを詰められて74mmリニア・ライフルが両断される。


最初の内は先制を取った式部が優勢であったが、時間が経つにつれて急速に勘が戻りつつある光牙の方が優勢になっていき、式部は徐々に押されつつあった。


-ブルブルブルブル-

-バシュゥゥッ-


「チィ!」


-バチュゥゥ-

-ヒョォォッ-


「くっ!」


ストライク・リッパーが式部の裏愚椎冴の左脚を切断し、直後にブレイドクラネオンⅢが斬りかかるが、超電磁蹴加速装置(リニア・キック・ローター)を作動させた式部の裏愚椎冴は間一髪で回避に成功する。


「…(…これ以上やりあったらコッチがやられるか、彼奴らもまだ来ねえ…、こうなったら…!)」


式部は損傷の蓄積した裏愚椎冴の状態とブレイドクラネオンⅢの手応え、増援の無い状態を計算しながら呟き、裏愚椎冴のあるレバーに手を出す。


-ガゴン-

-ウゥゥゥゥゥゥン-


「……!」


式部の裏愚椎冴の駆動音が変わり、本能的に何かを察した光牙はブレイドクラネオンⅢを後退させる。


-バチュゥゥ-

-ゴォォォォ-

-バチュゥゥ-

-シャァァァン-


式部の裏愚椎冴が超電磁蹴加速装置を作動させ、廃墟ビルと瓦礫の間を飛び回りながらクロス・アイゼンストライクを放つ。


-カシィン-


「…!」


裏愚椎冴の放ったクロス・アイゼンストライクを繋ぐ特殊ワイヤーが加速しようとしたブレイドクラネオンⅢの脚部に絡み、光牙は即座に両刃型プラズマ・シュナイダーでの切断を試みようとするが…。


「甘いんじゃぁぁ!!」

「…!」


-ゴォォォォ-

-ガッキョォォォォォン-

-ズゥゥゥン-


側面から猛スピードで突進してきた裏愚椎冴に組みつかれ、ブレイドクラネオンⅢは廃墟ビルに激突する。


-カシィン-

-ボォォン-


「あばよ!」

「…!」


式部の裏愚椎冴のコクピットブロックが射出され、それを見た光牙は直感的に何かを察してブレイドクラネオンⅢに組みついた裏愚椎冴を引き剥がそうとする。


しかし、裏愚椎冴はブレイドクラネオンⅢに多重にもワイヤーを絡め付けており、微動だにしなかった。


「後退しつつ撃て!」

「ダメ押しするんじゃあ!」


-ドドドドドドド-

-ズガァァン-


その間にも甲型紅花や乙型白草、甲型菊池などのZWが55.6mmアサルト・ライフルや74mmリニア・ライフルでブレイドクラネオンⅢを狙い撃つ。


-チュチュチュン-

-ズゥゥン-


「ぐっ…!」


ブレイドクラネオンⅢの頭部及び脚部に55.6mmアサルト・ライフルや74mmリニア・ライフルの弾が被弾し、ブレイドクラネオンⅢのメインモニターに若干のノイズが走る…。


「カウントダウン、間も無く終了します!」

「おし、伏せぇ!」


裏愚椎冴のカウントダウンがゼロになり、射撃が止むと…


-ウゥゥゥゥゥゥン-

-チュドゴォォォォォォォン-


ブレイドクラネオンⅢに組みついたままの裏愚椎冴が自爆し、ブレイドクラネオンⅢごと周辺の瓦礫を吹き飛ばす。


-ズゥゥン-

-ゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォ-


爆発で廃墟ビルが倒壊し、極度に視界が悪くなっていく…。


-ジッ-


「やったか!?」


「…!…まだじゃ!間合い取れぇ!」


甲型紅花(コウガタ・ベニバナ)乙型白草(オツガタ・シロクサ)が状況を確認しに動くが、味方に回収された式部が制止する。


-ウゥゥゥゥゥゥン-


「…こんなものでクラネオンは倒せん」


-シュゥゥゥゥゥン-

-ギショォォォォン-


「チッ、儂等は後退じゃあ!あとは吉良達に任せぇ!」


「り、了解!」


煙の中から思念波障壁を展開したブレイドクラネオンⅢが現れ、その姿を見た式部は即座に不利を悟り、味方に後退を命じる。


式部の裏愚椎冴のコクピットブロックを抱えた甲型紅花を先頭に展開していたZW隊がすんなりと退却していく。


-ゴォォォォ-


「…(退いたか、思念波障壁を以ってしてもリッパー01が大破するとはな…)」


『再構築完了、損傷の激しい箇所を強制的にパージします』


-シュゥゥゥゥ-

-ギショォォォォン-


-ズゥゥゥン-


ブレイドクラネオンⅢから大破したリッパー01の主砲と、ひしゃげ、抉れた前部追加装甲がパージされ、大地に落ちる。

前部装甲の代わりに背部内殻装甲が前面に展開し、背部外殻装甲が縮小調節されてクラネオンⅢの装甲にフィットする感じに収まる。


「…ふん」


-ズシャァァッ-

-バコォッ-

-ズゥゥン-


裏愚椎冴に刺さっている両刃型プラズマ・シュナイダーを引き抜き、磔になっていた裏愚椎冴が地面に倒れこむ。

光牙は式部達との戦いで使用したストライク・リッパーも回収し、クラネオンⅢのVNFSが自動的にストライク・リッパーを元の位置にセットしていく。


-ギュゥゥゥン-

-シュゥゥゥゥ-


鞘であるリッパー01の主砲が大破したものの、中身のエクスオーバスターソードとストライク・リッパーは無傷であり、クラネオンⅢの最適化を受けてベストポジションである背中や腕部に収まる。


「…これで調整は済んだか、次に…」


-ビビッ-


「!」


-バチュゥゥ-

-シュシュン-

-ドゴォォォン-


何かを察知した光牙は、直感的にクラネオンⅢの超電磁蹴加速装置を作動させて攻撃を回避する。


-ズゥゥン-


「…新手か、わざわざ自分の位置を晒してくれるとはな」


-バチュゥゥ-


光牙は射撃の方角から敵の位置を割り出しつつ、瓦礫の中に身を隠しながら移動する。


「消えた?察知されたかも…」


-ギュゥゥゥン-


イムリースのパイロットは呟きつつ狙撃用のスコープから目を離して臨戦態勢に移る。


-ゴォォォォ-


「…単機か、余程腕に自信があるようだが!」


もたつく影を見逃さなかった光牙は、好機とばかりにクラネオンⅢを加速させる。


-スガァァァン-


次の瞬間には、クラネオンⅢのNEエクスオーブレイドとイムリースの両刃型プラズマ・シュナイダーが激突し、二機の間に火花が散る。


-ジッ-


「…ZYAX-27イムリース、友軍機か」

「…ZEAX-14クラネオンⅢ…!」


同時に直接回線が開かれ、両者は呟きつつ刃を収める。


「その声…滝川案内役人か?」


「…滝川杏奈(タキガワ・アンナ)です、その声と呼び方は浅野副会長ですね?」


直接回線から聞こえる声に両者は聞き覚えを感じ、モニター越しに互いの姿を確認する。


-カシィン-


「…貴様が何故ここに居る?」


「…貴方こそ何故此処に?」


光牙と杏奈は互いに質問するが…。


「…無駄な詮索をした」


「こちらこそ無駄な詮索でしたね」


次の瞬間には互いの大凡の理由を察したのか、頭を切り替える。


-シュン-


「…後詰が来たか」


「く…」


二機の間をリニア弾が掠め、二人は回避行動を取りながら呟く。


「…滝川、俺が前に出る、援護を頼めるか?」


「…わかりました」


光牙は少し思案した様に言い、杏奈は少し膨れた様な口調で応える。


「…どうした」


「さっさと行って下さい、…背後から撃ちますよ?」


「ふん」


-バチュゥゥ-

-ゴォォォォ-


-ズゥゥン-


光牙とクラネオンⅢは瓦礫と悪視界を利用して移動を開始し、杏奈とイムリースはステルスモードで高所に移動し、破壊された対空砲の影に潜みつつ狙撃の準備に移る。


-カシィン-

-カタカタカタ-


「…(まさかここで浅野副会長に会うなんてね…、あのバケモノじみた副会長が相手じゃ分が悪い…、伏せてる陣内と早乙女を退避させないと…)」


杏奈は狙撃準備をしつつ、光牙のクラネオンⅢが向かった先に居る友軍機に撤退の暗号を送る。


しかし…


-バシュゥゥッ-

-ズバァァァッ-


「!…遅かった…か」


陣内と早乙女の甲型紅花がクラネオンⅢに一刀両断にされているのがイムリースのモニターに映り、杏奈は呟く。


「………」


杏奈は直ぐに頭を切り替え、イムリースの大型狙撃ライフルの照準を接近しつつある四国勢のZWに合わせ始める。


-ピコッ-


「…(せめて、コクピットは外さないと…)」


-カチン-

-ズガァァン-


杏奈は呟きながら照準を四国勢のZWの脚部や頭部に合わせ、四国勢のZWを狙撃する。


-バキィィィン-

-ドゴォォォン-


「…(上手く逃げてよ、その為にコクピットは外してるんだからね)」


イムリースに狙撃された四国勢のZWは、次々と戦闘不能になっていき、杏奈は呟きながら慎重に照準を合わせていく。


しかし…


-ビビッ-


「未確認機接近…?速い…!」


イムリースの索敵システムが高速で接近してくるZWを捉え、杏奈は照準を合わせようとするが…。


「…なんなの…!?この動き…予測…できない…!」


その機影は何度も狙撃ライフルの照準器からロストし、杏奈は戦慄する。


-ドォォォォン-


「俺様に出会った不幸を呪いなぁぁぁぁ!!!」


-バシュゥゥッ-

-バキィィィン-

-チュドォォォン-


杏奈が照準をつけ損ねてる内に四国勢のZW隊の背後から(サトル)専用ネオンプラス4型が現れ、四国勢のZWに猛攻を仕掛けて破壊していく。


-バチュゥゥゥン-


「ウラァァァァァ!!!」


-バシュゥゥッ-

-ズバァァッ-


暁専用ネオンプラス4型は超電磁蹴加速装置を作動させて巧みに廃墟ビルの間を飛び回り、四国勢のZW隊はその動きに翻弄され、一方的に撃破されていく。


暁専用ネオンプラス4型は両腕のプラズマ・ブレイド・トンファーで四国勢のZWを両断して反転跳躍し、跳躍中に背部にマウントしたままの86式ハイブリッドライフルで四国勢のZWを正確に射抜き、身を隠しては再び突撃する。


「…くっ…」


杏奈は、四国勢のZWが暁専用ネオンプラス4型に一方的に蹂躙されていくのを複雑な思いで見ていた。


「逝きな!」

「……!」


-ズガァァン-

-ヒュン-

-ガキィィィィン-

-ググググググ-


暁専用ネオンプラス4型が光牙のクラネオンⅢに猛然と襲いかかり、光牙は咄嗟に反応して暁専用ネオンプラス4型の攻撃を受け止める。


-ジッ-


「…貴様、仁科暁(ニシナ・サトル)か」


接触で回線が開き、光牙は暁に問いかける。


-ヴゥゥン-

-カァァン-

-バチュゥゥゥ-


「あぁ?誰だテメェ」


暁はクラネオンⅢに猛攻を加えながら不機嫌そうな口調で応える。


-ガァァン-

-ヒョン-

-ギィィィン-


「浅野光牙だ、先日は小田原で世話になったな」


-ググググググ-


「んだよ…御礼参りか、だったら徹底的に潰してやんぜ!」


光牙は応戦しつつ普通に話しかけるが、暁は挑戦的な態度で応える。


-ガキィィン-

-ズガァァン-

-ヒュン-

-バチュゥゥゥン-


-バチュゥゥゥ-


「どこをどういう風に捉えたらそう聞こえるんだ、こちらに敵対の意思はない」


光牙は暁専用ネオンプラス4型の連続攻撃を受け流しながらも若干呆れつつ言う。


-ググググググ-


「雑魚が、俺様にビビって逃げる算段かよ、気に入らねえな!」


暁は嘲笑気味に言いつつ、怒りの混じった口調で言う。


-コォォン-


「…貴様と争っても近所の迷惑にしかならん、…それとも俺と戦って貴様に何か得があるのか?」


光牙は若干呆れながら言い、クラネオンⅢのコクピット内にある左腰部の刀剣状の情報に触れる。


-ギュゥゥゥン-

-キュゥゥゥゥゥン-


「…ただでやられてやらんがな…!」


左腰部の情報に触れた途端、クラネオンⅢのNEエクスオーブレイドに思念波障壁が纏い、クラネオンⅢが居合いの構えになる。


-バチュゥゥゥン-

-ガキィィィィン-


次の瞬間には超電磁蹴加速装置で加速したクラネオンⅢが目にも留まらぬ速さでNEエクスオーブレイドを抜き放ち、暁は暁専用ネオンプラス4型の両腕部プラズマ・ブレイド・トンファーをクロスさせてNEエクスオーブレイドを受け止める。


-バキョォォォォッ-

-ズゥゥゥン-


「へっ、面白ぇ…!」


NEエクスオーブレイドを受け止めた衝撃で暁専用ネオンプラス4型の両腕部プラズマ・ブレイド・トンファーが破損し、機体が落下。暁は機体の姿勢を整えながら呟き、暁専用ネオンプラス4型は大地に着地する。


「…このまま続けるか?」


「………」

「………」

「………」


暫し睨み合う光牙と暁。


そして、遠方から暁機に照準を合わせている杏奈。


「…へっ、どうやら俺様にビビって牽制しに来た訳じゃなさそうだな」


冷静になった暁が構えを解いて言う。


「………」


光牙も構えを解き、杏奈も暁機と光牙機の照準を外す。


「いいぜ、俺様の邪魔をしねぇってんなら俺様も手を出さねえ」


「………」


「俺様も岡豊を潰しにいく所だ、岡豊を潰すまで共闘でいいな?」


「いいだろう」


暁の出した条件に光牙は頷きながら言い、クラネオンⅢを移動させる。


「…(こうなったら、もう成り行きに任せるしかないわね、岡豊を沈めたあとは向こうに戻ろうかしら)」


それに続いて暁専用ネオンプラス4型が移動し、杏奈のイムリースも移動を開始する。


_________________________


-シュシュン-

-カァン-


「ハッ!そんな腕でエース気取りかい!舐めんじゃないよ!」


-バシシュゥゥ-


「!?」


-ガァァァァン-


-ズゥゥン-


弓菜の/ネオンプラス4型が吉良の裏愚椎冴の両手足を切断し、大地に蹴り落とす。


「先輩!」


-シュン-

-ズゥゥン-


「あうっ!?」


「…相手が悪かっただけだ」


-ズガァァン-

-バキィィィン-

-ドゴォォォン-


続いて巽のネオンプラス4型がハイブリッド・ライフルで上條の裏愚椎冴を撃破し、弓菜の安全を確保する。


「…姉さん、義兄さん、ミラルス中尉達が間も無くこちらに合流します、…間違って撃破しないで」


結依菜はモニターに友軍機の位置を表示しながら弓菜と巽に知らせる。


「あいよ、アタシは大丈夫さね」


弓菜はしっかりとした口調で結依菜に言う。


-ジッ-


「…案ずるな結依菜、弓菜は俺が抑える」


「…姉さんがいつもお世話になってます、義兄さん」


巽が専用回線を開いて結依菜に言い、結依菜は巽に礼を言う。


「…光牙は?ミラルス中尉と別行動しているとあったな」


「…兄さんは東の敵を掃討してから合流すると思います、二つ…敵味方の識別が不明な信号がありますが、問題ないかと」


「そうか、なら良い」


結依菜の報告を聞いて、巽は安堵した様に言う。


-ジッ-


「おっ、あの機体は…やっと合流出来たか!」


ラバン専用ガロツⅢが弓菜の/ネオンプラス4型を認識し、ラバンは安堵した様に言う。


「あれが…テイロン隊のエース専用の機体か、」


遼が弓菜の/ネオンプラス4型を見ながら呟き…


「ふん、紅蓮のエース、未だに新型機も回されないとは、その実力も大したことないだろう、格の違いを見せ付ける良い機会だな」


レイスは弓菜の/ネオンプラス4型を分析しながら呟く。

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