四国激戦〜海賊のZW
旧香川県東北部…
-ズゥゥゥン-
-ガシュゥゥン-
「よし!一番乗りだぜ!」
「 へへ、こんなひょろひょろの対空砲火なんざちょろいもんだぜ」
-ズガァン-
-バキィィン-
-ドゴォォォン-
政府軍の輸送機から投下されたZW部隊が対空砲火を掻い潜って各地に降下し、待ち伏せていた四国勢のZW部隊と交戦する。
-ドドドドドド-
-ズガァン-
「おらおら!道開けろぉ!」
「政府軍のお通りでぇ!」
-ドドドドドド-
-ドゴォォォン-
ネオンプラス4型が降下した部隊とは別の政府軍のリグイースⅡで編成された部隊は、55.6mmアサルト・ライフルを連射して四国勢の対空機関砲やエネルギー送電システムを潰していく。
-ギュゥゥゥン-
「この!」
-ドドドドドド-
潜んでいた四国勢の甲型紅花が55.6mmアサルト・ライフルでリグイースⅡを迎撃する。
-チュンチュンチュン-
「うわぁ!?やられ…てねぇじゃねぇか!」
甲型紅花の55.6mmアサルト・ライフルの散弾を受けたリグイースⅡのパイロットは驚く。
「驚かせやがって、本土の敵は小勢だ、即刻ひねり潰せ!」
「おらおら!ママんとこに帰りやがれ!」
-ドドドドドド-
三機のリグイースⅡは、単機で迎撃に出てきた甲型紅花に55.6mmアサルト・ライフルを放ちながら間合いを詰めていく。
-チュンチュンチュン-
-ボォン-
「く、くそ!三対一じゃ…!引き上げだ!」
55.6mmアサルト・ライフルの散弾を受け、甲型紅花の頭部とライフルが破損して退却に移る。
「へへ、逃げやがるぜ」
「おうおう、案内は任せるぜガイドさんよぉ!」
「このまま案内してもらおうか、ええっ!?」
三機のリグイースⅡのパイロットは、既に勝った様な気分で退却する甲型紅花を追撃していくが、明らかに深入りが過ぎてしまい…。
-ギュゥゥゥン-
「稲盛さん、連れてきましたよ!」
破損した甲型紅花のパイロットが稲盛機に通信を入れ、一直線に突っ走る。
「おおっと、逃がしゃしねえぜ!」
三機のリグイースⅡが甲型紅花を追う為に加速し、障害物のない平地に出る。
「かかった、いけ!」
「おし、蜂の巣してやれ!」
「わざわざ誘いに乗ってくれてありがとさん!」
「倍返しじゃぁ!」
-ドドドドドドドドドドドド-
廃墟に身を潜めていた裏愚椎冴と夜光、密かにリグイースⅡの背後に回りこんでいた三機の甲型紅花の一斉射撃が三機のリグイースⅡを襲う。
-チュチュチュチュチュン-
「しまった!うおぁ!」
激しい一斉射撃に晒され、三機のリグイースⅡの装甲が見る見るうちに砕かれていく…。
「限界かぁ!」
「脱出じゃ!」
「くそったれが!」
-ボォン-
-ドゴォォォン-
激しい一斉射撃を受けてボロボロになったリグイースⅡは、パイロットを射出した後に爆発する。
「ざまあみさらせ!」
リグイースⅡを撃破した甲型紅花のパイロットが得意げに叫ぶ。
「此方稲盛、政府の阿呆共の掃除終わったよ、狭山はどう?」
-ジッ-
「コッチもさっき終わった、一度天霧に戻る」
-ジッ-
「ほーい、ウチらは引き続き張っとくからよろしく」
稲盛は狭山に言い、回線を切る。
-ジッ-
「艦長、ここいらに降りた敵は片付いた、補給ん為に着艦させてくれ」
「分かった、狭山とか言ったな、おめえ中々やるじゃねえか、見直したぜ」
政府軍の降下部隊を撃破した狭山機から通信が入り、狭山の働きを見ていた大野が褒める。
「こんなんまだまだですわ、もっと働かせてもらいますぜ。江里口、交代や!」
「江里口機、出ます!」
狭山機が天霧に降り立ち、交代で江里口機が天霧から飛び立っていく。
「各自警戒を怠んなよ、敵さんに四国の土を踏ませた事を後悔させてやれ!…でもな、さっきのオレンジ色が出てきたら迷わずに逃げろい、ありゃバケモンだからな」
「了解でっさ!」
大野は索敵の強化と暁機への対策を伝え、其々が連携して索敵する。
天霧での戦闘後、大野は極阿軍や他の四国反政府連盟の艦隊や遊撃隊と連携して旧香川県に降下してくるZW隊を次々と撃破。
途中から乗機を失った狭山も天霧に搭載されていたZW・裏愚椎冴を借り受けて戦場に復帰し、稲盛、天霧のZW乗りである鳥谷らと連携して政府軍の100m級小型戦艦1隻とネオンプラス4型を5機落とすなど並々ならぬ働きを示していたという。
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裏日本室戸沖付近にて柘榴艦…
「総統、瀬戸内海は四国勢有利、香川県の天霧は政府軍の奇襲を撃退、大阪湾は五分と五分の様ですね」
柘榴博士の母艦、レクーゼウⅦ(通称:柘榴艦)のオペレーターが柘榴博士に報告する。
「ふっふ、皆の予想通りとはいえ、負け戦と吹く割には国繁達もやるではないか、ムラウに攻め込む隙を与えんとはな」
柘榴博士はある機体のコクピット内で整備をしながら呟く。
「流石は安芸代表、これ程の防備と此処までの支持を得ていたとは…」
オペレーターが感心したように言いつつ、真剣な眼差しで何かを確認している。
「安芸代表が仕掛けた政府軍への不戦工作と寝返り工作が功を奏しつつあるように見えるが…、ジャウキルはそれをも纏めて叩き潰すつもりだな、迎撃しろ!」
「了解!」
-ウゥゥゥン-
-ドドドドドド-
桔梗は冷たい口調で言い放ち、柘榴艦がある方向に向けて激しい対空砲火を放つ。
-ドドドドドドドゴォォォン-
柘榴艦の激しい対空砲火を受けた何かが誘爆し、空中に何かの粒子が散布される。
「TLD粒子反応!システムを切り替えます!」
オペレーターが報告した後、システムの切り替えを行った柘榴艦のブリッジが一瞬だけ暗転する。
「次が来ます!」
「迎撃しつつ加速!突破するぞ!」
「了解!」
-ドドドドドド-
-ドドドドドゴォォォン-
桔梗は即座に指示を出し、柘榴艦は対空砲火でミサイル群を迎撃しながら加速する。
直後に空と海からの激しい艦砲射撃が柘榴艦に襲いかかるが、凄まじい運動性能を誇る柘榴艦には掠りもしない。
しかし、柘榴艦の性能や回避運動を読んでいるかの様な艦砲射撃であり、柘榴艦を巧みに誘導している。
-ビビッ-
「艦の進路に中規模艦隊!艦砲射撃が来ます!」
-ビシュゥゥゥン-
-シュゴォォォォッ-
「おいおい、中々ハードじゃないの!」
海に浮かぶ政府軍の巨大戦艦・レキール級戦艦から巨大ビーム砲、僚艦から大型ビーム砲が放たれるが、柘榴艦の操舵手は見事な舵取りで巨大ビームを回避しつつ、海面すれすれを飛行して海面を波立たせ、海水で僚艦から放たれたビームを減衰させる。
「魚雷とホーミング・レーザーが来ます!」
「回避しつつAE粒子散布!」
「了解!AE粒子散布!」
レキール級戦艦から放たれていたであろう魚雷群とホーミング・レーザー砲が迫り、魚雷群は柘榴艦の遥か後方で自爆、ホーミング・レーザー砲は柘榴艦から散布されたAE粒子で分散・吸収されていく。
「ひゅぅぅ、俺じゃなかったら中破ってところだったか」
柘榴艦の操舵手は冷や汗を拭いながら呟く。
「…脅しか、我々も随分と舐められたものです」
桔梗はため息混じりに柘榴博士に言う。
「ふっふ、TLD粒子といい、この艦砲射撃といい、差し詰め…火星での報復前の御挨拶と言ったところか、次は本気で来るつもりだな」
柘榴博士は機体の整備に区切りをつけて言う。
「ならば、此方も刀を抜きますか?本艦も親衛隊各機も既に準備が整っていますが」
柘榴博士の言に桔梗が切り返す。
「ふっふ、拙者の艦と此奴らの性能を試すには良い機会ではあるな…、よろしい、抜く事を許す」
柘榴博士は機体の点検をしつつ、不敵な笑みを浮かべながら言い、整備の終えた機体のコクピットハッチを閉じてそのまま起動させる。
「総統閣下の許可が下りたぞ!親衛隊各機は順次出撃、総統閣下の道を開け!蓮華、ユチ、リーシェは総統閣下の援護だ!」
「「了解!」」
柘榴博士の言で搭乗機に乗り込んで待機していたパイロット達は待ってましたとばかりに一斉に出撃する。
「ふむ、では小娘共は拙者と共にジャウキルの番犬共と遊ぶとしようか」
「「はい!」」
柘榴博士は冗談のような感じで3人に言い、蓮華、ユチ、リーシェの3人は気合いの入った返事をして量産型クラネオンⅢ(アナザークラネオンⅢ)のVNFSを起動させる。
「…その前にこの機体の名はスカルネオンとする、拙者…柘榴はこのスカルネオンで出撃する故、登録しておくが良い」
柘榴博士は柘榴艦のクルーと親衛隊各機に伝え、VNWSを通じてスカルネオンのデータと識別記号を送信する。
「…さて、政府の者共に宇宙海賊を敵に回した事の恐ろしさを嫌という程教えてやるとするか、艦砲射撃の後、全軍突撃開始ぞ!」
「「イエッサー!!」」
柘榴博士の言に親衛隊と柘榴艦の皆が気合を込めて応え、スカルネオンを味方の識別コードに登録した後、残りのメンバーが柘榴艦から出撃する。
因みに柘榴博士が搭乗しているスカルネオンは、黒マントで頭部以外を包み、髑髏の様な頭部には海賊の船長が被る帽子に酷似した装飾が施され、一見すると眼帯に見える特殊カメラアイが右眼の部分にあり、マントを繋ぎ止めている円形のユニットには交わる稲妻に柘榴の実をかじる髑髏のエンブレムが付いているという…従来のネオン系ZWとはかけ離れた姿をしていた。
そのスカルネオンが柘榴艦から出撃し、風でスカルネオンのマントが靡き、黒に赤のカラーリングの脚部と隠された数多のフックの様な物が見え隠れしていたという…。
「…兵法とは演出也、ふっふ、海賊のZWの恐ろしさを見事に演出してやろうぞ」
柘榴博士は不敵な笑みを浮かべながら呟き、スカルネオンを加速させる。
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「我が艦隊の艦砲射撃限界!右翼艦隊の艦砲射撃、依然続行中ですが目標に着弾認められず…!」
「くっ、なんという戦艦だ…!この火線を無傷で潜り抜けられる戦艦なぞ見たことも無いぞ…!」
政府軍の2000m級戦艦・レキール艦の艦長は艦砲射撃をスイスイと回避しつつミサイルや魚雷で反撃してくる柘榴艦の動きに拳を握り締めながら言う。
-ビビッ-
「敵艦一斉砲撃!第三波来ます!」
「迎撃しつつレキール後退!艦隊はこれ以上あの艦に近づくな、TLD粒子の影響を受けるぞ!」
艦長の指示でレキール級は後退しつつ柘榴艦からの砲撃を回避し、対空レーザー砲と対空リニア機関砲でミサイル群を迎撃する。
-ドドドドドドドゴォォォン-
艦隊の分厚い弾幕が柘榴艦から放たれたミサイル群と魚雷群を迎撃し、被弾を許さない。
しかし…。
-ビビッ-
「艦長!TLD粒子の濃度が急激に上昇!先程迎撃したミサイルに仕込まれていた様です!」
柘榴艦からお返しとばかりに同じ戦法を使われ、レキール艦を旗艦とする艦隊がTLD粒子の影響を受けて一時的に動きを止めてしまう。
「かかれい!」
「「おおぉぉぉ!!」」
-ゴォォォォォ-
-ドドドドドドゴォォォン-
その隙に柘榴艦から出撃したZW隊が政府艦隊に突撃し、艦隊の戦闘力を奪っていく。
「なんだあのZWは!?」
「黒いマントを羽織った隻眼のZW…!?」
レキール艦隊のZW隊のパイロット達がスカルネオンの姿を見て仰天する。
「ふん、海賊のZWの力、とくと印象付けるがよい」
-カシィン-
-バシュゥゥ-
スカルネオンの左手から射出されたフックがリグイースⅢに触れた途端、リグイースⅢが綺麗に両断される。
「何だ!?今の攻撃は!?」
「驚いてる暇はないぞ、次は貴様だ」
-カシィン-
政府軍の兵が驚いてる隙にスカルネオンから碇の様なものが投げられる。
「なめるな!」
-コォォン-
リグイースⅢのパイロットは、リグイースⅢの両刃型プラズマ・シュナイダーでスカルネオンに投げられた碇を切り払おうとするが…。
-バキィィン-
「何!?」
碇に触れた途端に両刃型プラズマ・シュナイダーが砕け、リグイースⅢのパイロットは驚く。
その隙にスカルネオンが一気に間合いを詰める。
「碇に気を取られ過ぎておるわ、未熟者め」
-ヴゥゥゥゥン-
-バシュゥゥ-
「脱出!」
-ヴゥゥゥゥン-
-ドゴォォォン-
スカルネオンの脚部から飛び出したハイパー・プラズマ・ザンバーがリグイースⅢを両断、パイロットは直前に装置を作動させて脱出する。
-コォォン-
「隙あり!」
スカルネオンの隙を捉えたリグイースⅢが両刃型プラズマ・シュナイダーを構えて斬りかかるが…。
「鉤爪への警戒が緩いな」
-ギュルル-
「うおっ!?」
-ガッキョォォン-
「うわっ!?」
-カシィン-
「ふっふ、拙者を守る盾になってもらうとしようか」
-ブゥゥゥン-
-ブゥゥゥン-
スカルネオンの左手から放たれていた有線式フックがリグイースⅢを二機同時に絡め取り、絡め取られた二機は豪快に振り回される。
政府軍艦隊の分厚い弾幕の中を振り回されている為、二機のリグイースⅢはリニア弾や機関砲の弾を食らってボロボロになっていく。
「むぅん!」
-バチュン-
-バシュゥゥ-
「くそぉ!」
「何なんだこれはぁ!?」
-ドゴゴォォッ-
-チュドゴォォォン-
スカルネオンの有線が一閃すると同時にリグイースⅢの装甲が綺麗に切断され、振り回されていたリグイースⅢは艦隊の方向に吹っ飛び、空中分解を起こした上に対空砲火の洗礼を受けて爆砕する。
-カシィン-
-ギュゥゥゥン-
「ふん、鉤爪一つでこの有様とはな」
柘榴博士はスカルネオンのフックを元に戻しながら呟く。
-ビシュゥゥゥン-
-キュゥゥゥン-
「ビームが跳ね返る…!?」
-シュゴォォォォッ-
-ボォォン-
リグイースⅢの背部大出力共振粒子砲のビームがスカルネオンのマントに跳ね返され、跳ね返ってきたビームでリグイースⅢの両腕部が消滅する。
「海賊のマントは伊達や酔狂に非ず、少々迂闊だったな」
柘榴博士は両腕部を失ったリグイースⅢを見ながら言い、スカルネオンの眼帯部分にある赤いカメラアイを発光させる。
-バシュゥゥ-
-ドゴォォォン-
次の瞬間には両腕部を失ったリグイースⅢの胴体部分にナイフの様な赤い光が貫き、リグイースⅢが爆砕する。
「むっ…!」
-ビシュゥゥゥン-
-ビシュゥゥゥン-
-ドドドドドゴォォォン-
スカルネオンに激しい艦砲射撃が加えられるが、柘榴博士は器用に艦砲射撃を回避しつつ、スカルネオンの両腰部にあるハイブリッド・ライフルを展開して反撃する。
「よし、狙い撃つ!」
「総統、無茶はいけませんよぉ〜!」
-ガッキョォォン-
「うわぁ!?」
-ザブゥゥゥン-
蓮華とユチの量産型クラネオンⅢがスカルネオンに追い付き、ユチ機は狙撃態勢についていたリグイースⅢを海に蹴り落とす。
「いくらなんでも前に出過ぎです、少し後退して下さい!」
「自分の歳を考えてよもう!援護するのも大変なんだから!」
リーシェが後方から援護射撃を加えながら言い、蓮華は歳の割に元気な柘榴博士に呆れながら言う。
「…ふむ、戦場で欲張り過ぎるは破滅の兆しか、よかろう、後は小娘共と親衛隊に任せて拙者は少し下がるとしよう」
蓮華、ユチ、リーシェの言を聞いて状況を整理した柘榴博士は、呟きつつスカルネオンを後退させる。
政府軍艦隊はTLD粒子による撹乱とスカルネオンの攻撃に耐えていたが、スカルネオンが下がった後の柘榴艦とZW隊の連携攻撃の前に各個撃破されていき、艦隊の前衛はほぼ壊滅状態にまで追い込まれる。
「TLD粒子除去…電源回復します」
「状況はどうなっている」
レキール級の艦長が確認する。
「前衛艦隊が壊滅!ワダツミが撃沈されました!」
「なんだと…!この僅かな間にか!?」
オペレーターの報告に艦長は爆発と共に船体が真っ二つに割れて海に沈んでいくワダツミの映像を見て拳を握り締め直す。
-ズゥゥゥン-
-ドゴォォォン-
「我が艦隊のZW隊は何をやっている…!」
艦隊のZW隊が柘榴艦の対空砲火とZW隊によって瞬く間に撃破されていくのを見て、レキール級の艦長は唸る。
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瀬戸内海では、次々と合流してくる海賊達の猛攻を支えきれずに政府軍艦隊が崩れ始め、海賊達は政府軍艦隊を押し込めていく。
大阪湾では海賊と合流した四国反政府連盟の艦隊と、熊野湾・琵琶湖からの後詰の艦隊と合流したジャウキル艦隊が再び激突。激しい攻防戦を展開していた。
紀ノ川口、有田川口付近まで後退した淡谷艦隊は、熊野湾・旧奈良県・旧三重県からの後詰と補給を得て転進し、友が島付近に潜ませていた艦隊と呼応して四国反政府連盟の艦隊を挟撃しようとしていた。
四国反政府連盟と政府軍の戦況は五分と五分…、まだ勝負の行方は分からない。




