県大会へ。
ゲームセット!
ウォンバイ国母!
6ゲームストゥ0!
冬木「ば・・・馬鹿な・・・、この俺様が・・・」
丘野「見事な負けっぷりだな、冬木・・・」
冬木「まさか・・・」
丘野「あぁ、そのまさかだ。お前は、レギュラーから落とす。」
冬木「ま・・・待てよ!相手は国母だったんだ!」
丘野「知らん。」
冬木「くそっ・・・丘野ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
丘野「宇賀!お前の高速サーブが俺らには必要だ!今日からお前がレギュラーだ!」
宇賀「ありがとうございます!丘野先輩!」
・・・
市山「あぁ~あ、大したことねーな、金出中も・・・」
不動「ケッ、俺は補欠も同然だったけどな。」
旗本「・・・!お前は、冬木!」
冬木「お願いがある。今日から、富片中のテニス部に入れてくれ!」
全員「は?」
国母「どういう事だ?」
冬木「俺は、金出のレギュラーから外されて・・・どうしても試合に出たいんだ・・・」
嶋宮「なんや、銭は?なんぼ出す?」
壇「やめろ!嶋宮!」
国母「・・・」
・・・翌日
田尻「さーて、新入部員の紹介だ。」
冬木「冬木 王太です!金出からきました!レギュラー入りを熱望しています!」
田尻「新入りが早速レギュラー入りか・・・じゃあ、市山と試合しとけ。」
市山「え?俺?」
田尻「この試合で勝ったほうがレギュラー。負けたらレギュラー落ち」
嶋宮「はぁ?そらどういうことや?市山と? 何故や?」
田尻「俺には俺の考えがあるんじゃ、なぁ、市山。お前手首に爆弾持ってるんだろ?」
市山「な・・・なぜそれを・・・」
田尻「俺的には、今年いっぱいマネージャーをやってほしいんだ。」
市山「何故ですか?」
田尻「その手首、このまま行けば、間違い無く崩壊するぞ。」
市山「・・・」
田尻「このままリハビリすれば、来年あたりは、ちゃんと直ってる。」
市山「・・・わかりました!この手首が治るまで、マネージャーで尽くします!」
田尻「じゃ、冬木。お前はレギュラーな。」
冬木「あ・・・ありがとうございます!!!」