市大会決勝 ②
黒柳「フーン・・・じゃあ、さっそく、サーブから魅せてもらおうか?」
宇賀「いくZE!」
シュッ
ドオオオオオンッ!!
黒柳「Oh~、ファンタスティック!」
宍戸「はえぇ!なんてサーブだ!」
宇賀「どんどんいくZO?」
30-40
40-40
adv-40
宇賀「ラスト!」
スパアアアアアッ!!
黒柳「おや?超魔術はこれで終わったと思ったかい?」
スパアアッ!
宇賀「うはっ、返してきやがった・・・けど・・・普通のレシーブじゃん♪・・・・!?」
スッ・・・
宇賀「消・・・・消えた?」
黒柳「・・・ボールなら、隣のコートに落ちてるよ?」
国母「あれこそが、2つ目の超魔術・・・消えるショット。」
deuce!
不動「ちっ、あんた。シングルでも勝てたんじゃねーの?」
黒柳「ゴメンね、不動♥」
不動「気持ち悪リィ・・・」
ゲームセット!
ウォンバイ不動・黒柳!
6ゲームストゥ0!
冬木「おい、丘野・・・いくら準レギュラーとはいえ・・・」
丘野「あぁ、あなどれないな。富片・・・、だが、ダブルスは捨てたようなもんだ。」
辻野「そーそー、ダブルスは、準レギュラーの奴らだし・・・」
丘野「そして、シングルスでは、レギュラーの我らが、潰す。」
冬木「んで?どうする?今年は?」
辻野「例年なら、県大会もこのスタイルで行くんだろ?」
丘野「いや・・・このスタイルは市大会で終わりだ。県大会からは、本気で行く。」
辻野「あーらら。こんな会話してる間に・・・」
ゲームセット
ウォンバイ市山・嶋宮!
6ゲームストゥ3!
丘野「さーて、シングルス3だ。今日のS3は・・・辻野!」
辻野「うぃーっす。」
・・・
国母「さて、シングルス3だ!・・・決めて来い!宍戸!」
宍戸「やっと出番キタ!!」