市大会決勝 ①
審判「これから、市大会決勝、富片中対金出中の試合を開始します!」
丘野「お互い、いい試合をしよう。だが・・・勝者は我が、最強金出中だがな。」
国母「あぁ。」
・・・
審判「それでは、D2の選手は出てきてください。」
不動「なんで俺がダブルス2なんだよ?俺はシングルス1だろうが!!!」
黒柳「まぁまぁ、落ち着けよ。どっちにしろ俺らは勝つんだ。」
宇賀「へー、俺らに勝とうと思ってるんDa?」
沖原「去年、全国大会準優勝の金出の最強ダブルスペア・・・宇賀・沖原に勝てるとでも?」
黒柳「ふーん・・・まっ、どーでもいーけどねー、俺のファンタスティックで勝ってやるよ」
審判「プレイボール」
黒柳「俺の最強サーブ・・・魅せてやるよ!」
ポーン・・・
宇賀「俺に下からのショボサーブだと・・・・?舐めんじゃねーYo!!!」
スパアァァァァァァァァッ
黒柳「このスピードボールを狙ってたんだよ・・・・さーて」
プシュウウウウウウッ
沖原「え?」
宇賀「!?」
国母「・・・黒柳の、超魔術の1つ。倍返し。」
嶋宮「相手のボールのスピードのほぼ2倍で相手に返すんや。それが・・・倍返し」
黒柳「うーん・・・なんか不調・・・もっといけそうだけどね・・・・」
不動「おい、黒柳さんよ・・・つまんねーから俺にもボールをよこせ!!」
・・・
その後も、沖原と宇賀は、黒柳の、超魔術を攻略できずに
5-0まで追い詰められた・・・。
スパアアアアッ!!!
審判「40-0!!マッチポイント」
不動「ちっ・・・俺何もしないで終わりそうじゃねーかよ・・・」
黒柳「悪いねー、汗をかかないかもね・・・」
沖原「ちっ・・・このままじゃ終わる・・・」
宇賀「じゃっ・・・お構いなく外しちゃいましょ♪」
ドサッ ドサッ
不動「な・・・・?」
嶋宮「なんやあいつら・・・」
宍戸「あいつら・・・鉛の板の入ったリストバンドをつけてプレイしていたのか・・・」
宇賀「さぁ、本当のテニスを始めよう。」