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それぞれの天才

大沼「あーぁ・・・無敗で関東行きたかったのに・・・まっ、いっか」


不動「あぁっ?てめぇは俺に崩れ果てる・・・そして決勝へ行くのは俺らだ」


大沼「はぁっ?かつては金出のNo2と呼ばれた男・・お前は1ゲームも取れねぇよ」


不動「かつてはだろ・・・?俺には勝てねぇよ。」


大沼「うるせえな、てめぇは所詮ダブルスプレーヤー・・・俺には勝てねぇさ」


不動「だぁっ?ダブルスプレーヤーが何だ、俺が勝つ」


審判「コラコラ、早くサービスを始めなさい。」


大沼「サーセン・・・じゃっ、遠慮なく!」


スパアアアアアアアアアアアアアアアアアッ


不動「オラアアアアアアアアアッ!!」


スパアアアアアアアッ!


コッ・・・


大沼「コードボール・・・!くっ!」


スッ!!


宍戸「チャンスボールだっ!」


不動「てめぇは、ここでくたばれ!!!」


スパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!


大沼「てめぇ・・・俺の顔面狙ってるな?けど・・・」


スパアアアアアアアアアアッ!!


15-0!


大沼「顔面狙って決まるのはダブルスだけ・・・シングルスを甘くみんなよ」


不動「ちっ・・・」


スパアアアアアアアアアアアッ


スパアアアアアアアアアアアアッ・・・・



壇「見ろ・・・不動がネット前に出ずにラリーしてる・・・」


国母「大沼・・・あいつはネット前の貴公子と呼ばれているが・・・あいつも出ていない・・・」


スパアアアアアアアアアッ


大沼「なぁ、不動もう充分遊んだろ・・・?」


不動「あぁ?」


スパアアアアアアアアアッ


大沼「じゃっ行くぜっ!!」


スッ!!


壇「速いもうネット前に!」


スパアアアアアアアアアアッ


不動「くあっ・・・」


コッ・・・


大沼「チャンスボール・・・!」


スパアアアアアアアアアアアッ


ドガッァァッ


不動「ぐはぁっ・・・」


壇「あいつ・・・不動の顔面に・・・」


大沼「さっさと潰してさ・・・棄権しちゃいなよ?早く帰りたいんだよね・・・」


不動「ちっ・・・俺がこれぐらいで棄権するとでも思ったか?」


大沼「ほぉ・・・立ち上がったか。おもしれぇっ!!!」


その頃、シングルス2は・・・


ゲーム二葉!


二葉「なーんだ、こいつただのザコじゃん、無駄な時間かけさせんじゃねぇよ。」


宍戸「なんだ・・・こいつ強ぇぇ・・・」


黒柳「なんて圧倒的だ・・・二葉!本当にテニスを始めて、3ヶ月かよ・・・?」


丘野「二葉は、3ヶ月前からテニスを始め、物凄いセンスを持っていて、わずか3ヶ月でレギュラーを・・」


宍戸「悪いな・・・二葉・・・!俺のサーブは取れねえよ!!!」


グシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ


黒柳「そうだ!お前のメテオXで勝利を引き寄せろ!」


二葉「読めたぜ・・・!んっ?」


カランコロン・・・・


宍戸「なーんだ、簡単にラケット飛ばされてんじゃ・・・俺には勝てねえよ。」


二葉「面白い・・・俺のラケットを飛ばすなんて・・・無駄な時間だけはかけさせんなよ。」


宍戸「俺のこの技は・・・全国区だ!!!」


スパアアアアアアアアアアアアアッ!!!


二葉「けど・・・この技はもう見切った・・・!」


ズバアアアアアアアアッ・・・


宍戸「なっ・・・俺のメテオXを・・・エース取りやがった。」


15-15!


二葉「あーららっ、やっぱ無駄な時間になるかもね・・・」


丘野「あいつは、技を一度見ただけで、すぐに見切り、打てるようになる・・・俺の、クリアブレード

ですら・・・」


二葉「丘野さーん、よーく見ててくださーい。シングルス1の座危ないっすよ・・。」


丘野「フン。」


宍戸「なんて野郎だ・・・!けど、こういう相手の方が・・・楽しいんだよ!!」


ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!


二葉「懲りずに、メテオXか・・・けど、もう見切って・・・!?」


カランコロン・・・


二葉「威力が上がっただと・・・」


宍戸「なーんだ、やっぱマグレだったか・・・」


二葉「ちっ、おもしれぇ!!」



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