裏を読め!
ゲーム!鯨井・古先!
5ゲームストゥ0!
壇「ちくっしょっ!あのロブを攻略できねぇ。」
冬木「こいつらは・・・全国区のダブルスプレーヤー、強いのは当たり前だ。」
田尻「強いけど・・・あの鯨井って奴の弱点ってやつ見つけてやったぞ。」
冬木「え・・・?」
壇「なんですかっ?」
田尻「一回、ドロップショット打ってみな・・・」
サービス鯨井!
鯨井「じゃ、さっさとシングルス3にいきますにゃ!」
スパアアアアアアアアアアアアアッ
壇(監督が言った事が本当なら・・・!)
黒柳「ドロップ!?」
スッ・・・
鯨井「ちっ!」
スパアアアアアッ
冬木(そうか・・・なるほど!あいつはサービスラインより後ろじゃないとあのロブが入らないんだ)
壇(一定のラインより前だと、全てのロブがアウトに・・・それが弱点だ!」
スッ
鯨井「またドロップか・・・!」
スパアアアアアアアアッ!
冬木「あめぇショットだっ!おらっ!!」
ズバアアアアアアアアッ!!
0-15!
冬木「ツメがあめぇぜ!鯨井よーっ!」
0-30!
0-40!
ゲーム!壇・冬木!
冬木「ふーっ!!快★感!」
丘野(フン・・・鯨井を攻略したところで動き出す者を忘れている・・・そう、古先だ!)
~去年の全国大会決勝~
天上中VS金出中の試合を開始します!
丘野「くっ・・・先輩がダブルス2で7-5・・・強い・・・天上中!そして・・・」
ゲーム西塚・岡旗!
鯨井「にゃっ!ロブが・・・俺のロブがぁっ!」
岡旗「ひゃっひゃっ!ひゃっ!もう天上の勝利は確定だ!お前は・・・ドロップに弱すぎる!」
スッ・・・
古先「うがああああああああああああああああああっ!!!」
ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!
西塚「なっ・・・全然動かなかったあのデカイ奴が急に・・・・」
鯨井「ナイスっす・・・古先さん!」
・・・
丘野「その試合は、ロブを打たれまくりそのまま負けたが・・・どんな状況でも鯨井が走っていけば
余裕で・・・勝てる!」
サービス冬木
冬木「さぁさぁいくぜ!」
スパアアアアアアアアアッ
鯨井「おらっ!!」
スパアアアアアアアッ
冬木「ふっ・・・・」
スッ・・・
丘野「さぁ、行け!古先、お前の手で2勝目を手に入れろ!」
古先「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ズバアアアアアアアアアアアアアッ!!
冬木「甘く見過ぎだよ・・・・これくらいはもう・・・・予測してるっつーの!!」
ズバアアアアアアアアアアッ!!!
古先「なっ!」
15-0
丘野「しまった・・・去年のこいつらのプレイを見ていた冬木がいた・・・。これじゃ裏をかかれても
しょうがない・・・・」
その後も・・・
冬木「うおおおおおおおおおおお!!」
壇「こいやぁっ!!どこでもこいやぁぁぁっ!!!!」
鯨井「くっそ!なんて力だっ!!」
古先「バ・・・・バーカ!!!!」
・・・
ゲームセット!
ウォンバイ壇・冬木!
7ゲームストゥ5!!
冬木「おしゃああああああああああああっ!!!勝ったぜぇえぇぇぇえ!!!!」
宍戸「まさか・・・、あの状況から巻き返すなんて・・・さすが!富片最強ダブルス!!!」
壇「あたりめぇだろ・・・!」
国母「さぁ、シングルス3だ・・・」
審判「2時間後に、雨が降るという天気予報なので、シングルス3、2を2面展開で試合を進行します!」
国母「と・・・いうわけでシングルス3!!不動!」
不動「俺!?俺がシングルスか・・・敵を全力でぶっ潰してやるよ・・・ひゃっひゃっひゃっ!!」
国母「シングルス2・・・・宍戸!」
宍戸「へーい!まかせておきんしゃい!!!」