足
ゲーム!宇賀・辻野
辻野「余裕だな。とりあえず1勝は確実だな!」
・・・
田尻「おい、お前ら」
旗本「監督」
田尻「相手の気迫に押されてるぞ、」
嶋宮「いや・・・本当に強いんやで?」
田尻「ちょいボールとラケット貸してみ」
旗本「え?はい・・・」
嶋宮「え?コートの方に入っていったで?」
田尻「よく見とけ・・・!あんなサーブより・・・!」
ズパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ
壇「2・・・221・・・」
田尻「俺のサーブ見たから遅く感じるだろ?怯む必要はない。」
審判「コラッ!戻りなさい。」
田尻「さーせん。」
嶋宮「こんなすごい人だったやなんて・・・」
旗本「勝つぞ!絶対!!!」
嶋宮「いきまっせ!旗本先輩!!!」
辻野「いくぜええええっ!!!」
スパアアアアアアアアアアアアアッ
辻野「うおおおおおおお!!!」
不動「サービスダッシュ!!」
嶋宮「冷静・・・!」
スパアッ!!
旗本「うまいぞ!辻野後ろに冷静にロブを!!」
宇賀「まかせろ!辻野」
スパアアアアアアアッ
旗本「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ズバアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
0-15!
旗本「うしっ!!!」
嶋宮「ナイスやで!!」
辻野「くっ、急に動きが機敏になりやがる。」
宇賀「すまん、次挽回だ!」
しかし、その後も試合は旗本・嶋宮ペースで進み・・・・
ゲーム!嶋宮・旗本!
5ゲームストゥ3!
丘野「嶋宮のコントロールで相手のうちにくい場所に刺し、それをなんとかとったのを旗本がスマッシュする
理想的なテニスだが、そろそろ辻野のあれがくるだろう。」
嶋宮「じゃ、俺のサーブ・・・!」
スパッ・・・
コツッ!
スパッ!!
コツッ・・・
嶋宮「やっべ・・・ダブルフォルト・・・かんにんなぁ、旗本さん。」
旗本「大丈夫だ。次決めてこう。」
辻野「くっくっく・・・もうあいつは一度もサーブは入ることはない。」
ゲーム!辻野・嶋宮!
5ゲームストゥ4!
壇「どうした!?嶋宮!」
嶋宮「なんか・・・足が・・・」
宍戸「まさか・・・俺と同じ・・・!?」
嶋宮「!?あ・・・あれか・・・」
旗本「ちょっと言ってくるよ・・・」
壇「旗本、どこに行くんだ?」
旗本「審判、この試合棄権します・・・。」
壇「旗本!?」
嶋宮「旗本さん!なんでや!?わいまだ大丈夫やで!!」
旗本「・・・宍戸と同じく骨折しちゃったら、関東大会間に合わなくなっちゃうよ。」
嶋宮「でも・・・でもぉ・・・・」
審判「本当にいいんですね。」
旗本「はい。」
審判「ゲームセット!ウォンバイ宇賀・辻野!」
嶋宮「ごめんなぁ・・・旗本さん・・・」
旗本「大丈夫だ、嶋宮。次頑張ろうぜ」
冬木「だいじょーぶだ。嶋宮」
壇「俺らが勝ってくるから」
・・・
審判「これからダブルス1!冬木・壇VS古先・鯨井ペアの試合を開始します!」
ザ・ベスト1セットマッチ!
壇サービスプレイ!