天才を越えた男
国母「さぁ、行くぞ！」
スパアアアアアアアアアアッ！！
水澤「フン、データどおりです！」
スパアアアアアアアアッ！
国母「フン！」
スッ・・・・
壇「いきなりドロップ！上手い！裏をかいたぞ！」
水澤「データ通りだぁっ！！」
ドオオオオオオオオオッ！！
水澤「はっはっはっ、所詮この程度か？こく・・・」
スパアアアアアアアアアアアッ
15-0！
国母「・・・何か言ったか？」
水澤「ふーん・・・やるねぇ。」
国母「俺は俺のテニスをやるだけだ！」
スパアアアアアアアアアアアッ！！
水澤「ひゃっはぁっ！！データ通り！」
スパアアアアアアッ
国母「フン！」
ドオオオオオオオオオオオオオッ！！
宍戸「ジャックナイフ！？俺の技を簡単に！」
水澤「大したことないですね！！」
スパアアアアアアッ！
国母「超魔術・・・」
スパッ！！
水澤「んー？なんですか？この球は・・・」
ズッ・・・
水澤（重めぇ・・・）
コロコロ・・・
ネット！
30-0
宍戸「あれは、まさか・・・黒柳さんの超魔術の一つ、鉛球じゃ！？いつの間に？」
壇「知らなかったのか・・・お前、国母は、一度見た技を完璧にコピーして放つ事ができる。」
宍戸「え！じゃあ、壇さんのハンマーショットも！？」
壇「あぁ、打てるだろうな。」
国母「水澤よ、汗かきすぎだな。だが、このゲームはすぐ終わる・・・」
ズドオオオオオオオオオオオオオオッ！！！
40-0！
宍戸「あれは・・・・俺のメテオX！」
水澤「国母ぉぉぉぉぉぉっ！！」
国母「ラスト！」
ズドオオオオオオオオオオオッ！！！！
水澤「あのバカのサーブなんて・・・余裕で取れるんだよ！！」
スパアアアアアアアアアッ！！
宍戸「メテオXを返した！」
国母「鉛球・・・」
水澤「鉛球なんて・・・ライジングで返せば無効なんだよぉ！！！」
スパアアアアアアアアアッ！！！
国母「かかったな。」
壇「くるぞ・・・あの構えは！くるぞ！神業・・・」
国母「アイスショット。」
シュピイイイイイイイイイイイッ・・・
水澤「フン、こんなのデータ通り・・・・！？」
ズバアアアアアアアアアアアアアアアッ！！！！！！
宍戸「な・・・何が起きたんだ・・・」
壇「打球を思い切り相手選手の前でホップし、ロブになったところで、相手選手の後ろに勢いをつけて
落す。その落ちた瞬間、相手選手は一歩も動けない。そう、氷のように・・・」
ゲーム国母！
国母「さぁ、急ごうか。」
水澤「国母ぉぉぉ！！！！！！！！！！」
・・・・
ゲームセット！
ウォンバイ国母！
6ゲームストゥ0！
国母「さぁ、これで関東大会だ。」
宍戸（正直言って・・・国母部長がこんなに強い人だとは思わなかった・・・）
丘野「フン・・・さすが、国母だ、あの時の戦いを思い出す。」
二葉「あの時の試合？」
丘野「今にとっちゃどうでもいい話だがな。さぁ！お前ら！準決勝は、あいつらとだ！叩きつぶすぞ」
