天道豪
審判「これから、シングルス2、旗本VS天道の試合を始めます!」
嶋宮「天道豪、あなどれない男やで」
宍戸「知ってんの?あの天道って男。」
嶋宮「去年の大阪府大会2回戦、あいつも大阪の子で、去年戦ったんや。」
宍戸「結果は?」
嶋宮「うちらのキャプテン工藤さんも負けてもうたわ」
宍戸「・・・旗本さん」
審判「ザ・ベストワンセットマッチ!天道サービスプレイ!」
天道「1回戦で負けやったが、敗者復活で、どうせわいらも関東いけるんや、練習にさせてくれや」
スパアアアアアアッ!
宍戸「はえぇ!」
嶋宮「やつのサーブは・・・早いだけじゃない!」
グイイイイイイイッ!!
すぱあああああああああっ!!
宍戸「つ・・・ツイストサーブ!」
旗本「なっ・・・」
15-0
天道「そんなもんなんか?旗本。」
旗本「・・・」
スパアアアアアアアアアア!!!
旗本「うおおおおおおおおお!!」
スパアアアアアアアアアッ!
嶋宮「返した!けど・・・」
天道「よく返したな・・・けど、ここにドロップ打たれちゃ、動けないだろ?」
スパアアアッ・・・
コロコロ・・・
嶋宮「天道は一瞬で相手の死角を見抜き打ってくる・・・あいつも20年に一人の逸材だ。」
旗本「ちっ。」
天道「宣言するで。これからあんさんは1ポイントも奪えないで。」
30-0!!
スパアアアアアアアアッ!!
旗本「ツイスト・・・!」
スパアアアアアアアアッ!!!
天道「死角は・・・左側のロブだぁ!!!」
スパッ!!
旗本「うっ・・!おりゃあああああっ!!」
スパアアアアアッ!
コツッ・・・
ネット!
40-0!
旗本「くそっ、本当に死角を突いてきやがる・・・」
天道(完全に死角と思ったが、取られるとは、旗本・・・あなどれないな。)
スパアアアアアアッ!!
旗本「ツイストのキレが上がった!!」
ドゴオオオオッ!!
不動「な・・・顔面直撃・・・」
ゲーム!天道!
天道「所詮・・・そんなもんだ・・・・(しかし、俺の死角をついたボールを・・・)」
旗本「うおおおおおお!!!」
スパアアアアアアッ!!
壇「出た!!旗本のパワーサーブ!!」
天道「なんてパワーだ・・・!」
スパアアアアアアアッ!!
コツッ・・・
コロコロ・・
嶋宮「ね・・ネット・・・」
市山「まだ、旗本さんも負けてない。」
15-0・・・
旗本「ここからだ。」