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明日は檜になろう  作者: 夜空雷流
第一章
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チーム加入!2


 三人になったのでパーティーを解散しようとしていたら一人の男性が声をかけてきた。


「こんにちは。もしよろしければ僕とパーティーを組んでくれませんか?」


 つばの大きい帽子をかぶっている魔法使いだった。ミステリアスな感じで、帽子で顔が見れないけど絶対イケメンな感じがした!!


「こんにちは! 地雷です! レベル上げ大得意です! よろしくお願いします!!」


 イケメンに精一杯、アピールした!!横でイケメン好きを知ってるそるとちゃんから呆れた視線を感じる。


「レベル上げですか……。どんなにレベルが上がっても、強いBOSSを倒さないと意味がないんじゃないですか?」


 魔法使いのセリフがド正論すぎてぐぅの音も出ない。隣のそるとちゃんが少し笑っていた。


「じゃあ、せっかくなのでBOSSを倒しに行きませんか?私達は時間もありますし、今の所やる事もありませんので。希望がなければこちらでBOSSを指定しますよ!」


「ありがとうございます。では、特に希望はないのでそちらでBOSSを決めて下さい」


 こうしてそるとちゃんの提案のBOSSを倒しに行く事になった。地雷はBOSS討伐が苦手なので気が重い……。

 そるとちゃんが案内してくれた場所は、日本風のお城みたいな感じだった。お城の裏手に回ると、沢山の冒険者が戦闘不能になっていた。


「強いBOSSなんじゃ……。今日はやめた方が……」


「何か言った?」


「いえ、何も……」


 地雷の心の叫びも虚しく、BOSSとやらに挑む事になった。あぁ〜もぅ〜ど〜にでもな〜れ〜!!こうなりゃヤケクソだぁあ〜!!


 城の扉を開けると、凄いでかい蜘蛛がいた。この蜘蛛がBOSSみたい……。まさか害虫駆除する事になるとは思わなかったよ。


「蜘蛛嫌いなんだよなぁ……」


「何か言った?」


「いえ、何も……」


 地雷の呟きもシャットダウンされ、いよいよ害虫駆除が始まった。前衛は防御力が高いのでピッタリ蜘蛛に張り付かなければならない。顔も身体も何もかもが気持ち悪いので早く討伐して欲しい……。

 そんな事思いながら蜘蛛を押さえてたらチラッと魔法使いが見えた。よく見たら何の武器も持ってないじゃん!!

ローブが長いから気付かなかった!!


「魔法使いさん!! もしかして杖忘れちゃった?? 大丈夫??」


 地雷が叫んだけど魔法使いは無言だった。何も言わないまま棒立ちしてて、詠唱している様な素振りもない。

 魔法使いに気を取られてたら蜘蛛の糸の攻撃をモロにくらい、縛られて身動きが取れなくなった。


「いやん」


「いやんじゃないでしょ……」


 呆れた感じでそるとちゃんに言われた。

 縛られて寝袋で寝てるみたいな格好だ!!簀巻きみたいな状態のままジャンプして叫ぶ。


「チムリさぁああ〜ん!! 助けてぇえ〜!!」


 そんなこんなでワタワタしていたら、蜘蛛が魔法使いに突進していった。やばい!!魔法使いがやられちゃう!!

……って思ったら、突然彼が叫んだ。


「サンダーパンチ!」


 叫びながら彼は蜘蛛を殴り飛ばした。凄い攻撃力だったみたいで、一撃で蜘蛛がノックアウトした。何だあれ??

魔法なの??


 何が何だかわからないまま、城の外に出た。もうよくわからないけどまぁいいや!!無事害虫駆除も終わった!!やっと帰れる〜って思ったらそるとちゃんが言った。


「狙ってる素材が出なかったんでもう一戦いいですか?」


 この蜘蛛は白アリみたいに倒しても倒しても湧いてくるらしい。……もう、殺虫剤常備しとけよ。 


「いいですよ。もう一戦しましょう」


「俺もまだ時間あるし大丈夫です」


 ふと魔法使いが気になって見てみたら地面に座って何かをしていた。チラチラ横目で更に見たら巾着みたいな袋に石を詰めてる。……この人は何がしたいんだろう?本当にミステリアスだったよ。


 地雷の気持ちなんか無視して、害虫駆除再びになる。次は縛られない様に戦いに集中!!集中!!

 ……無理だった。魔法使いがめっちゃ気になって仕方ない!!チラチラ魔法使いを見たらテンポがズレぎみの反復横跳びをしてるし……。

 

「サンダーストーン!」


 彼は叫びながら巾着から取り出した石を蜘蛛に投げつける。これって魔法なの??物理じゃないの??

 魔法使いの石が二、三発当たったら蜘蛛が倒れた。彼の腕力が凄いのか、何かが凄いのか、もう地雷にはわからなかった。

 彼はミステリアスなのだ。そう結論した。


「ありがとうございます。素材、出ました」


 そるとちゃんはちょっと嬉しそう。

 チムリさんが地雷が思っている事を魔法使いに言ってくれた。


「あの……。これは僕個人が思った事なんですが……。前衛の方がよろしいんじゃないでしょうか?詠唱もしてないようだし」


「僕はあまりしゃべるのが得意でなくて」


「いや。詠唱としゃべりは関係ないと思いますが……」


「それに僕は前に出るタイプではないので」


「はぁ……」


 発言もミステリアスだった。


 

 おひらきになる時、チムリさんがみんなをチームに誘ってくれた。


「うちのメンバーは変わり者が多いんです。これも縁だと思うのでよかったらうちのチームに来ませんか?」


 そるとちゃんが地雷を見ながら答えた。


「うちのも変わっているので助かります。どうぞよろしくお願いします」


「僕もよろしくお願いします」


 こうして私達は同じチームになった!!


 

 

読んで頂いてありがとうございます!!楽しい作品になるよう頑張っています!!良かったら、評価とブックマークよろしくお願いします!

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