表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/40

プロローグ 定例会議

「人口およそ千人からなる葦海村にてあやかしが大量発生中。そこで妖術師を一名、送り込むことになった。立候補はおるか?」


「えー……そーゆー村ってよそ者は出てけー的なことありそうだもん。マインドコンダクターだったらいいけどー……私パス」


「大量発生だって。それはそれは大変だぴょん。私たちが行かなきゃだぴょん」


「待ってぴょん吉。きっと僕らいじめられるケロ。僕たちは待機ケロ」


「ふふんっ! ここは正義のヒーローである俺が……」


「チッ。全員パスかよ」


「な、渚君⁉ 俺今行くって……」


「遅れてすみません。あやかし探録隊妖術師副長、新宮結、その任務を引き受けます」


「……へぇ、君が?」


「はい。上からの許可も下りています。私の好きにしていいって」


「危ないねぇ。やめた方がいいぴょん」


「その通りケロ。だってあの村は……」


「うるせぇな。行くって言うてるならええやん。お前らは黙ってろ。おい二世、」


「その呼び名、不本意です」


「上からの許可が出てるなら、お前が何しようが俺らはどーでもええ。自分がやるべきことをやれ」


「……はい」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ