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財布の中に、金運の神と恋愛運の神がいる!

作者: 七瀬







つい最近、ネットショップであるモノを見つけて

購入したばかりだった。

それが! “金運の神と恋愛運の神”というペアのカード。

僕は、金運の神のカードだけでも良かったのだけど。

どうせなら、女子にモテたいから恋愛運の神のカードも

セットで良かったと今は思う。

早速、僕の財布に二つのカードを入れてズボンの後ろポケット

に財布を入れる。

俺は、二つのカードを財布に入れて外に出かけた。

電車に乗って、人混みの多い駅の地下街を歩く。

そうすると? 早速、金運の神が降臨した。

僕の目の前に、財布が落ちている。

こんなに人通りが多いのに、財布が落ちている事に誰も気づい

ていないのか? 僕だけが落ちている財布に気づいているようだった。

僕は早速、財布を拾い男子トイレに駆け込んだ。

財布の中には、何故か? 現金10万円だけが入っており。

それ以外のモノは、何も入っていなかった。

僕は、拾った財布の中の10万円だけを引き抜いて財布は

トイレに置いていった。

僕は、思わぬお金に興奮していると? 今度は二人の女の子

が僕に逆ナンしてきた。

次は、恋愛運の神が降臨する。

僕を逆ナンしてきた女の子2人は、とても可愛くて夢のようだった。

僕は先拾った10万円を手に彼女達とデートをする。

3人でカラオケに行き、その後居酒屋でお酒を飲みながら3人で騒いだ。

全て、拾った10万円から二人の分も出してあげる。

騒いだ後は、二人は用事があるからと言って家に帰って行った。

その時の、タクシー代も僕が2人に出してあげた。

彼女達は、嬉しそうに僕とLINE交換して帰っていった。


『また、遊ぼうね!』

『うん!』

『じゃあーまた連絡するね!』

『あぁ、気をつけて帰って』

【うん! じゃあーバイバイ!】

『バイバイ!』




僕は、彼女達がタクシーで帰るところを見送って他の所で

また飲み直す事にした。

今度は、気軽でオシャレなBARで1人で飲むことにする。

そうすると? 綺麗なお姉さんが僕に話しかけて来た。


『ねえ、お兄さん? 一人で飲むなら私と一緒に飲まない?』

『えぇ!?』



カウンター席で1人で飲んでいたお姉さんの横に僕は座り。

ふたりでお酒を飲む事にした。


『このお店には、よく来るの?』

『・・・い、いや? 数回、ここで飲んだことがあるぐらいだよ』

『私ね、ココに金曜は必ず来るの! 良かったら次の金曜も来て!

私は、ここで待ってるから』

『は、はい。』

『それより、この後の予定とかあるのかしら?』

『・・・い、いや?』

『じゃあーこの後、いい所に私と一緒に行かない?』

『えぇ!? お姉さんが良ければ』

『それじゃあ、決まりね!』





僕より5つ以上うえのお姉さんと随分とBARでお酒を飲んだ後。

ふたりでタクシーに乗り、○○ホテルに着いた。

部屋に入ると? お姉さんは、豹変してかなり激し目に“こと”が進む。



『お、お姉さん! 激し目だね!』

『ラテン系の血が騒ぐのよ!』

『興奮しまくりだー!』

『鼻血、出さないでね』

『真っ赤に染めちゃうよー』

『もうー冗談言わないでー笑っちゃうわー!』

『いいじゃん! 楽しくやろうよー!』

『まあ、そうね!』





久々に、僕は興奮した。

彼女が居た時でも、あんなに興奮する○ッ○〇はした事がない!

あのお姉さんとの相性が良かったからなのか?

何しろ、朝まで一緒に居て分かれる。




『これ! 私の携帯番号、また連絡して!』

『うん、分かった、また連絡するよ』

『じゃあーね!』

『あぁ、また!』





朝帰りをして、俺が家に帰ると?

今度は、競馬新聞が地面に落ちている。

僕は、ひょっとしたらと思いその競馬新聞を手に馬券を買う事に

したら? なんと!? “万馬券が当たった!”

金額は、余っていたお金を全てつぎ込み大穴の馬にかける。

その馬が、なんと一等で、全部で金額は1500万円になった。

僕には、金運の神と恋愛運の神がいる!

これを手放す訳がない!

このまま、僕の人生は幸せまっしぐら!


【ありがとう、ネットショップの神様! 僕に金運の神と恋愛運の神

を授けてくれて、感謝すッ!】





最後までお読みいただきありがとうございます。

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