百二話「五行詩 明日」・百三話「伝える」
先週は文字数の関係上更新できずすみません。
百二話 「五行詩 明日」
明日がくるのが、嫌だった。
また辛いことの繰り返しだから。
でも、明日こそは
幸せになれるとずっと信じてた。
その思いが、やっと明日を変えてくれた。
百三話「伝える」
伝えるって、意外と難しい。
私たちは自分の
気持ちや感情を
日常的に
人に伝える。
でも、相手にちゃんと
理解されてすっきり
することって意外と
少ないと思う。
むしろ、伝えても
正しく伝わらないことの方が
多いのではないだろうか。
勇気を出したのに、悔しいよね。
自分の伝え方が
悪いのかなって
また別の機会に
伝え方を変えてみる。
それでもやっぱり
相手にはわかって
もらえなかった。
私は一体どうしたらいいんだろう。
辛いことや一人では
どうしようもできないから
相手に伝えているのに
伝え方がわからない。
「他人に期待しすぎるから
ダメなんだよ」とたまに
言われるけど、期待して
丸投げしたいわけじゃない。
ただ知ってほしいだけだ。
私がこんなことで今大変だと。
聞いたら必ず助けてという
わけでもないんだよ。
伝わりにくい。
でも、それだけで諦めたくないな。
「自立しなきゃダメだ」とか
「わかり合うことはできない」と
世間は、勝手に決めつけるけど
ただそれを無理に
当てはめなくていい。
できなければ
誰かを頼る。
寂しいだけでも
声をかける。
それのどこがおかしいの?
できないことを伝えることも
立派な『行動』だよ。
何も恥ずかしくない。
できないまま一人で
何もすることも
できなくなるより
ずっと前向きだよね?
もし一度で伝わらなければ
もう一度伝えればいいだけだ。
私はこれからも伝え続ける。
伝えた先にあるものを共有したいから。
お読み頂きありがとうございます。
伝わりにくいからといって、諦めるのは何だか違う気がして百三話目を作りました




