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二十三話 「思い出す」
なぜかな?
何のために、頑張っているのだろう?
私はこんなにも
努力してきた。
なのに、なんで
評価されないの?
時には
そんな風に
思うときも
あるかもしれない。
でも、一度
立ち止まってみて。
あなたは評価される
為に頑張ってきたの?
好きなことを
ただやりたくて
努力を始めた
のではなかったの?
人は貪欲なもので
次から次へと
何かを求めて
しまうけれど
あなたには
最初の頃に
持っていた思いを
忘れてほしくない。
あなたが
頑張ってきたことを
私は知っているよ。
ちゃんと見てるよ。
道は、険しい
かもしれない。
ときには迷うことも
あるかもしれない。
でもあなたの中に
ある光りを
ずっと忘れずに
もっていてほしい。
思い出したら、また歩きだせるから。
お読み頂きありがとうございます
頑張ることは大変ですが、強い思いがあるから頑張れるのかもしれませんね




