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百七十四話 「マイノリティーティアーズ」

多数派が正しい世界?

もうすぐ沈んでしまう。

人は、少数派の人の考えを理解しようとしない。

それだけでなく、自分たちと違うと壁を作る。

ひどい言葉を浴びせる人もいる。

もちろん、理解しようとしてくれる人もいる。

でもその人たちも、『少数派』に分類される。

もし本気じゃないなら

「多様性を尊重する」とか言わないで。

「今度こそは!」とこっちも期待するじゃない。

理解されてこなかった人の心の傷は深い。

もう本当はこれ以上傷つきたくない。

惑わし、頭の中をかき乱さないで。

どうして新しい傷をさらに作るの?

私たちの全てを理解してなんて

思っていない。ほんの一部でいい。

そこからきっと変わっていくものだから。

そもそも多数と少数の二つしか

パターンが存在しないという考え方がおかしい。

どちらにも属さないものも

二つの両方に属するものもあると思う。

無理に分類分けするから救われない心がある。

そして、どうして数が多ければ

それが正義とするの?

確かに一定のルール作りは必要だと思う。

支柱がないと、世界はぐちゃぐちゃになるから。

でも、全てを多数派の考え方にするのは

暴力でしかない。

あなたのサンドバッグになるために

私たちは生まれてきたの?

ルールが間違っているなら

もう一度最初から作り直そう。

世界が悲しみで沈んでしまう前に。

お読み頂きありがとうございます。


平等とは難しいことですよね

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