表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
131/140

百五十六話 「結婚観」

あなたの結婚観は?

ねぇ、答えは一つだけなの?

背中を自分で押すことは身体の構造上どんなに頑張ってもできない。

できるならどんなにいいだろうか。

でも、そんなことより深刻な問題がある。

それは私たちにも関係している。

また、自分ではない他者が誰かの背中をそっと押そうとすると

なぜかするりとかわされる。

思いやりは、ビニール傘のようだ。

傘立てに忘れさられ、誰にも相手にされない。

自由に趣味を楽しみたい。

そもそもお金に余裕がない。

恋愛のすすめ方がわからない。

まるで豪雨のように言葉は勢いよく降り注いでくる。

最近の若者は結婚したくない人が多いらしい。

それも、一つの生き方の形だと思う。

でも、大人はそれに理解を示せない。

誰もが自分を中心に物事を判断するから。

多様性はどこなら見つけられますか?

若者の考えの背景には自信がもてないというものがある。

自分の背中を押せないし押されたくないのもそれがきっと関係している。

そもそも私たちの考え方も古いのかもしれない。

常に自分の行動に前向きになれないから自分の世界が壊れることを極度に恐れる。

他者が背中を押せるぐらい近づくことは若者にとっては

手を差し伸べているというよりも攻撃されているように感じるかもしれない。

思いやりも形は一つじゃない。

結婚よりも大切なものがあってもいい。

答えは、誰かを縛りつけるものではない。

でも、大人の考え方にも理解を示せることが本当の意味での多様性と言えるけどね。




 

お読み頂きありがとうございます。


ちなみに、話数が飛んでいたりするのは賞に選ばれたものを削除しているためです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ