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百五十五話 「愛情」
愛の詩です。
愛情は、太陽と月の関係に似ている。
誰もが自分が思う愛し方ってあると思う。
でも、愛情を注ぐならどんな時も
そこには相手がいる。
それは、自分自身や他者の時もある。
その相手がどんな風に愛してほしいかと
自分が考えている愛情が重ならないと
愛情は、しっかりと届かない。
しかも、愛情は日々形を変える。
昨日の愛情と今日のが
全く違う大きさや形をしていることもある。
自分本位の愛情を注ぎ続けるのは簡単だよ。
でも、それじゃあお互いずっと輝けない。
考え方、さらには生き方までも
変えることは簡単なことじゃない。
それはきっとあなただけじゃないと思う。
けれど、本当に愛しているなら
相手の幸せな顔を何度も見たくない?
あなたと同じように、相手にも
大切にしたいことがある。
相手を受け入れ、あなたの心の中に
そっと迎え入れてあげてみて。
時間はかかってもいい。
むしろ、焦らないで。心って繊細だから。
きっとあなたなら。
お読み頂きありがとうございます。
愛は深いものですよね