06 強いモンスターとの決闘!!
というわけで俺らはその森へと向かった。
「お前の炎で燃やせばええんやろー楽チンやな!!イェーイ」
「アランも手伝えよ、モンスターいるかもしんねぇんだから」
「はいはい。わぁーったよ」
なんか心配しながら森に着いたのだが、、、見たことあるよーなないよーな、、、
そこでアランにここら辺の地図をささっと書いてもらったら完全にアマゾンだった。どおりで教科書とかで見るわけだ。
「んじゃ《炎》連発するね。」
間もなく森は炎上した。そして鳥がたくさん飛んでった。なんだか可哀想な気持ちにはなったが、アマゾンの5分の1も燃やして無いんだからね、そんな問題にはならんやろ。え?動物虐待じゃないかって?そんなもんは知らん!!
「アラン!そこらへんに《水》使って火が広がらないようにしといて!」
「OK!」
そんなこんなで火を消して、木も草も灰になったから任務完了!!
「んじゃ、アラン帰るぞー!!、、、アラン?」
「お、おい、、フランヤバイぞなんかでっけー鳥みたいなのが出てきやがった、、、」
「・・・は?」
アランの方を振り替えるととてもでっかいくちばしを持ったとてつもなくでっかい鳥がいた!
「倒すぞアラン!!!」
「おいおい、、正気かよ?こんなやつ倒せやしねぇって!!」
「倒せば経験値取れるぞー、?」
「そーだな!倒そうぜ!!」
(チョロッ!もう少し悩めや!!)
その瞬間でっかいくちばしで攻撃してきたが、それほど早くないから避けられた。そしてアランは《守》俺は《炎》の魔法を用意して倒す準備をした。
効果は弱くなるだけで魔道書の属性以外の魔法も使えるのだ。
そして〔でっかいくちばしモンスター〕は二度目の攻撃をしてきたが、アランの《守》で防ぎその瞬間俺が《炎》を連発した。
「やったか?」
「やったろ!これはやったろ!」
浮かれすぎだとは思ったが、さすがに丸焦げで生きていられても困るからな。
そしてそのモンスターから出てくる経験値を手にいれレベルが上がった!あの鉱山のモンスターとは比べものにはならなかった。
「意外とあっさり倒せたな!余裕すぎるぜ!」
「う、、浮かれるのはまだ早そうだぞ、、、」
そこにはさっきの〔でっかいくちばしモンスター〕よりも2倍くらいでっかいモンスターが出てきていた、
「こいつも余裕だろ!」
「浮かれるなっつうの!」
「でも、でっかくなっただけ!、、、じゃ無さそうだな、」
「うん、とても素早い、逃げられ無さそうだな、」
「なら戦おうぜ!守っとくからよ!」
アランは《守》を発動したが攻撃を相殺するのが、限界で着々とMPが減ってしまっていた。持つのは2分って所だな、
「よし、使ってみるか、」
「なにをだ?フラン?」
「MP消費は半端ないけど、攻撃力は桁違いだ、見てろよアラン!!!」
俺は守ってもらってる間に《爆》の魔法を発動した。だけど、打った瞬間体中のマナが消えてくのが分かった。
(これ後1発しか打てねぇな・・・)
打った攻撃は当たって大分弱ったようだが、まだ倒すまでにはいかないそうだな、、もう一発打とうか、、、
再度打った攻撃は見事クリーンヒットしたが、体の中のマナがごっそりなくなった感覚はとても味わいたくは無いな、と内心思った。
「ウォッシャー!勝ったぜ!!俺が最強だからだぜ!」
「いや、お前守ってただけだろ、まあありがたいんだけどさー、」
と言いながら経験値をもらって倒した獲物をアランが《力》と魔法を発動してセンターに持ち帰ったらこの魔物はDランク相当だったらしく、冒険者ランクはEにあげてもらい、とてもDに近いそうだ。
色々あったけど、レベルも40近くなってたし、結果オーライってことで、よしとしましょう!
「案外簡単だな!冒険者ランク上げるのって!」
「Fランクだったからやろ、、上がるにつれて難しくなるし、、」
「まあ、報酬も結構もらえたし!いいじゃんいいじゃん!」
今回の報酬+獲物(鶏肉)は金貨3枚だったから、明日は都市を観光でも、してみるか!
「なあ、アラン、明日都市観光しようぜ!」
「お!フランもサボりたいってか?いいぞ、いいぞ!たまには息抜きしないとな!」
「サボりたいわけではなーい!」
(休みたいのは事実だけどサボりって言われるとなんかねー、、、)
まあ明日は都市観光決定だな!
始めて、冒険者らしいことをかけました!!