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05 鉱山で働き、鍛練だ!


俺らはセンター職員にもらった紹介状を見せて、働かせてもらうことにした。


「日没前には宿取れるくらいのお金が欲しいな、アラン?」


よくみるとアランは準備運動していた。


「ああ、まあ余裕っしょ!お前も準備運動しとけよ!」


「余裕なのか?まあ準備運動はするけど。」


そんな会話をしながら給料の事が書いてあるプリントを見ると奥で取られた原石をこちらへ10キロ運ぶと金貨1枚の報酬だそうだ。ただ、緩やかな坂でとても遠いのだから余裕ではなさそうだな、


「少なくとも銀貨50枚必要だから5キロは運ぶぞ


「OK」


そして日没前にはノルマを達成して銀貨50枚もらった。しかも道中には弱いモンスターが出てきたため鍛練の目的も果たせた。ステータスを見ると魔法範囲は30cm×30cmになっていて、MPも50になっていた。


「おい、アラン!俺レベル8も上がってるぜ!」


「まじで!?俺は5しか上がらんかったわ!」


「ん?アランは元々はスキルだよな?レベルアップすんのか?」


「こまけぇーことは気にするな!俺はもう人間なようなもんだ!」


「あらそう?」


そんな会話をしていたら宿についたので料金を支払った。一泊銀貨40枚だったので、10枚で軽くご飯を食べ、そのまんま寝た。え?風呂に入ってないんじゃないかって?金がないんじゃ金がーー!!


翌朝また鉱山に行き弱いモンスター倒しながら働いていた。この鉱山は螺旋のようにくるくると円を描くような感じだった。

昨日はまだ、慣れていなかったし、MPも少なかったので逃げることもしばしばあったが、今ではもう炎の魔法を25発は打てるし、効果範囲が広がったから外すことも少なくなった。


「これで、ラストだな!今日は夢の金貨が手にはいるぞフラン!!!」


「夢って、そんなに凄くないでしょ、」

前の世界の1万円だもの、こんだけ肉体労働を朝からやってるんだし、妥当だろ

「とにかく宿に行くか。」


「そーいえばアラン、レベルどれくらい上がった?」


「んー、4だな、昨日よりもたくさん倒したのにこれかー、上がりにくくなり始めたな。」


「やっぱりアランもか、俺も昨日は8だったのに今日は6だよ、」


ここで、働くのは一週間くらいに、なりそうだな。


そんな話をしながら歩いていたら薬屋を見つけた。俺たちにはセンターでもらった10個のエーテルとポーションしか無かったから今日手にはいった分の銀貨30枚でそれぞれ5個ずつ買い、バッグに入れた。


宿に着いた俺たちはまた銀貨40枚を払って泊まり、念願の風呂にも入れた。


そんな生活が一週間たったころ俺らはもうレベルが30に到達していて、レベルは弱いモンスターじゃ手応えを感じなくなっていた。

ステータスはこれ


フラン レベル32


MP)151/151 魔法範囲)1㎡

スキル)神ノ加護、不老、炎の使い手


炎の使い手はMP2の炎攻撃をMP1で出来る優れものだ。


アラン レベル30


MP)132/132 魔法範囲)1ha

スキル)大量知識、計算機


頭脳派なんだろうなー、


となっていたが、ゲームとかによくある職業はないのだろうか?とアランに聞いたところ、


「転生しないと就職できないよー」


と言われてしまい、転生への憧れがよりいっそう強まったがまだ、レベル30だし、冒険者ランクもFランクだから遠い、、、

それに、転生してもレベル上がるのに必要な経験値は変わらないそうだ。MPや魔法範囲も変わらないがな。


少し強くなった俺たちは前のスライム討伐の依頼を探した。


(・・・無い!)

そこでセンター職員に聞いてみるとDランクのパーティーが攻略していたそうだ。今Fランクの依頼は少なかったのでお薦めを聞いたところスライム討伐の森の近くを発展させるため木や草を一気に消して欲しいという物だった。


(俺の出番だな!!)


「これにしよう!アラン!」


「ふぁーい」


「ではこれにしますね。」


その森燃えつくさせてやろう!!

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