03 初めて任務受けてみた
てなわけで、俺はFランク冒険者証明書をもらったのだが任務はFランクまでしか出来ないそうだ
Fランクかー、どーせ弱いんだろーなー、、、そーいや、このセンターでチームって作れないのかな?
〔作れますが、Fランクの人を誘おうとはしないでしょうから、私が人となりましょう。名前はアラン、、とでも言いましょう。〕
(あらそう?んじゃ、人目のつかないところでお願いしよっかな、)
〔分かりました〕
というわけで、都市から少し離れることにした。
(ここなら人いないだろ)
〔人になるとき頭痛が、起きます。ご了承を、〕
その瞬間頭が割れるような頭痛を感じた。そして、、、
「これからよろしくな!龍!」
(あれ・・・そんなキャラだったっけ?)
「でもな、龍、その名前だと、この世界では通用しにくいぞ?冒険者センターでは外国人ででも、あるのかな?とでも思ったんだろうけど、きっとベテランだったら登録させてもらえなかったぞ?」
「あのなー、そういうのは早く言うんだよ、名前入りの貰ってるんやからさ、今から改竄なんて出来ないの!」
「・・・出来なくはないよ?」
「・・・マジかよ」
てことで、改竄することにした
(いやいや!簡単に改竄できんのかい!大丈夫なのか?んまあ、大丈夫なんだろうけど、、、)
てなわけでアランと名前を考えているとおバカとかノロマとか完全に悪口にしか聞こえないようなやつでも、この世界では普通なようだ。だがそんな名前は無論使わん!!
「アランの名前はどうやってきめたん?」
「覚えやすいからだぜ!」
(キャラには未だに慣れないけれども、覚えやすいか、、、)
「なら!俺の名前はフランだ!お前とも似てるしな!」
「おお!フランか!いい名前だな!女子っぽい名前やがな!」
「それを言うなー!!」
よし!改竄っと!
てなことで俺らは戻ってアランの冒険者登録したついでにチームを組んだ。そして、任務を探しに登録の反対側にある、任務確認に行ったのだが、Fランクの任務は少なかった。
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緊急依頼!(Fランク)
大量のスライムに森が埋め尽くされています!
至急討伐してください!!!
注)スライムはドロップ品が無いので蓄積経験値を測定する機械でスライム討伐量を測定します。
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「Fランクぽいなーまあこれが楽そうだし行くか!アラン!」
「OKー」
ていうわけで、俺らは緊急命令が出ている森へと行ったのだが、想像していた以上のスライムの量だった。ざっと見ただけで1000は軽く越えている。さらに、奥まで広がっているから見つけるのは簡単だが、俺のMPだと辛いな、、、
「なあ、アラン!お前どれくらいの強さの魔法とか魔法範囲とか、MPあるの?」
「ざっとMPは3000で、魔法範囲は1ha位で、ドラゴン位なら一撃で倒せるくらいかな!、」
え?ドラゴンとか、最強の生物的なイメージがあるんだけどな、、、てか10000㎡の魔法範囲か、、100メートル×100メートルか?え?広くね?この森くらいなら10回位使えば殲滅できるぞ?
「だけどコントロール出来ないからそこんとこよろしく!」
「アホかーーー!!!!!ドラゴン倒せる威力の魔法を、3000MP分つかったら壊滅するわ!!」
「ドラゴンって、弱いぞ?ゴブリン以上魔狼の位だぞ?」
「魔狼ってなに?」
「簡単にいうと魔法が使えるとても早い魔物だ、だけど《走》の魔法よりは少し遅いかな。あと、3000MPだけど、人間の姿になるのにほぼ全部使ってフランと同じくらいだぜ!」
「いばるなーー!!!!」
てことで、俺と同じくらいな力だそうだが、、この森大丈夫かな?