ダンジョン狭いよwww
俺はダンジョンへ戻りモンスターの選別を行っていた。
とりあえずスコップを買って6本になったので
ゾンビとスケルトンそれに3頭のハウンドウルフに掘らせておく。
指令官はコボルトだ。
今はブラウニーがいるので
こころおきなく仕事に集中して貰う。
しっかしこの狭さは洒落にならない。
今襲われたら敵味方全滅するかも。
今回掘るのは前回掘った反対側に中部屋と
訓練部屋に続く大部屋を作っている。
最初の方は2つ目の訓練部屋で
こちらの訓練部屋はハウンドウルフ達用にして
今までの訓練部屋をリザードマンとスケルトン用にするつもりだ。
もう一つの大部屋は寝室にする予定だ。
ゾンビは当分ダンジョン拡大かな。
一応装備買ってきたから
少しは訓練させるか。
リザードマンはかなり強く
俺の全勢力(俺とコボルトとブラウニーは除く)と戦っても
華麗な連携で圧倒した。
今は訓練中だ。
そろそろ俺も働くとしますか。
俺は小部屋に魔法陣を描く。
この魔法陣は悪魔を呼び出すには必要で
これがないと悪魔と契約出来ない。
俺は大魔王に借りた本を見ながら描いている。
これが少しでも間違っていると襲われる可能性があるので慎重に行う。
契約とは簡単なもので働いて欲しいことを言い
それの対価を提示するというものだ。
悪魔は契約した時のことしか従わないが
実は簡単な裏技がある。
「俺の命令に従え。」
と契約するのだ。
悪魔からは1度決めた契約は破棄出来ないため
召還者が死ぬまでその人の僕だ。
しかし悪魔が裏切る可能性もある。
裏切った場合は契約違反で死ぬのだが
だからといって俺が殺されたらかなわない。
そんな裏切りをなくせるのが悪魔の首輪だ。
これを使い召還すると契約が必要なく
裏切る心配もなくなる。
契約がないので対価がいらず
どんな命令も聞かせることが出来る。
魔法陣を描き終えた俺は念のためハウンドウルフを近くに呼び
召還を始める。
「xcdfvvdfgvftilkllk」
すると魔法陣からインプが現れ
その首に悪魔の首輪が装着される。
「初めまして御主人様
何なりとお申しつけございませ。」
どうやら成功したようだ。
俺の前に現れたインプは
尖った耳とさきが三角の尻尾が特徴だ。
ずる賢くすぐ裏切るため首輪を付けたが
ほとんどの場合裏切っても返り打ちにあう下級悪魔だが。
魔法に長けているため
新たな戦力としておおいに期待出来る。
さすがに12体召還は精神的に疲れるな。
襲われないと分かってはいても
実は首輪が不良品だったらと考えてしまう。
とりあえず各部屋に1体ずつ配備し
残りは勇者が来ないか偵察させてみた。
続いてガーゴイルを召還したいと思う。ガーゴイルは石で出来た悪魔で
ほぼ確実に裏切らず
どんな命令にも従うという特徴を持つ。
ガーゴイルは普段は石で
その質量で踏みつぶす攻撃しか出来ないが
魔力を注入する事によって
肉体を手に入れる戦うことが出来る。
その強さは姿によって違う。
どんな姿かは召還するまでのお楽しみだ。
俺は魔法陣をガーゴイル用に描き直し召還を始める。
「kiuhghuhjnnytgvcdswszsdhbgj」
なんと出てきたガーゴイルは体長4mほどのドラゴンの姿だった。
「おいお前俺みたいな強い悪魔召還出来てよかったな。」
やばいこんなのに裏切られたら死ぬ。
「裏切ったりしねぇって
定期的に魔力入れて暴れさせてくれたらよう。
石のままじゃ肩凝るし疲れるんだよ。
見たところお前結構魔力ありそうだし
全部注入してくれたら1年は動けるぜ」
結構気さくなやつだな。
「俺はソウマ
もとは魔法使いだから魔力は結構あるぞ。
全部はキツイが半分くらい入れたら半年は保つか?」
「ありがてぇ
さすがに本物のドラゴンにはかなわねぇが
そこいらの敵には負けねぇぜ!」
俺はガーゴイルに触れ魔力を注ぎ込む。
「お前は神だぜ相棒!」
相棒かいい響きだ。
「お前の名前は?」
「俺はバミデスだ。」
「よろしくバミデス。」
これはいい戦力を手に入れたぞ。
問題は寝室がバミデスの部屋になってしまうことくらいかな。
新モンスター
インプ×12匹
ガーゴイル×1体
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