クライア討伐作戦その後
ついにやってしまった。
仲間であったはずのクライア達を殺してしまった。
普通の人ならここで落ち込み1週間程引きこもりになるような展開だが
俺達はさすがに知らない人とはいえ村人や勇者を何人も血祭りにあげている。
いずれこのような時が来るのは覚悟していたので
そのような状態になったりしない。
むしろ
「他に使えそうなものないか?」
「もうあらかた取り尽くしたと思う。」
このような状態になっている。
倒した勇者から持ち物をはぎ取るのは常識。
たとえそれが元々仲間だったとしてもその精神は変わらない。
とは言っても弔う気持ちは無いわけではないので
ダンジョンの奥にバミデスが墓穴を作っている。さすがにモンスターに食わせたりなどしない。
クライア達は所持金はほとんど持っていなかったが
装備は今まで使ってきた最高の装備だったため高く売れそうだ。
俺は生活日が無くなって泣く泣く売る羽目になったというのに・・・・・・
「取り分は現金に変えてから山分けでいいよな。」
「あぁ。」
とは言ったがエクテスはガンテの自爆によってゴーレムが全滅してしまったため
少し多めに分けてあげようと思っている。
「俺が街に行って売ってくる。
とんずらはしないからな。」
さすがにエクテスが相手だと殺されかねない。
例えエクテスが俺より弱かったとしてもしないけどな。
多分・・・・・・
「その必要はない。
業者が買い取りに来てくれる」
「魔王でも買い取って貰えるのか?」
「あぁ。逆に魔王専門で買い取りしてくれる。」
そんなのがあったのか。
わざわざ何回も転移して運んだ意味・・・・・・
「ヴゥゥゥー」
サイレンがなる。
こんな時に進入者か。
「魔王専門装備買い取り業者です。」
来るのはやかったな。
魔王専門だから仕事少なくて暇なんだろう。
名前に捻りないし・・・・・・
「これだ。見てくれ。」
魔王専門装備買い取り業者(笑)の人が鑑定する。
「これなら全部で3000000000Gです。」
3000000000G!
こんな金あったら城建てれるぞ!
「じゃあ頼む。」
俺達は一人150000000Gを手に入れた。
やはり持つべき者は強い装備を持った昔の仲間。
大量すぎるお金とモンスターを連れてダンジョンへ帰るとそこには餓死寸前のナタリーの姿があった。




