表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/29

クライア討伐作戦

「なっ!ソルマお前も・・・・・・」


「あぁ俺も魔王になった。

俺もなるべく昔の仲間を殺したくない。

ここは手を引いてくれないか?」


「俺達のパーティから2人も道を外す者が出るなんて。」


「俺はお前等みたいに仕事が無かったからな。

これでしか食う術がないんだ。」


「前言っていた人助けというのは嘘だったのか。」


「まあね。俺も2つくらい村潰してるしね。」


「ソルマお前もか・・・・・・

城に言ってお前も働けるようにしてやるから

こんなことやめてこっちに戻って来いよ。」


「それは無理かな。この生活にも慣れてきたし。」


「じゃあ俺達が責任をとってお前等を倒す。」


「けっこうお前等は好きだったんだけどな・・・・・・

行けバミテス!」


「皆殺しでOKだな相棒!」


「お前ドラゴンも使えるのか!」


性格にはガーゴイルだけど

隠しておいたほうがいいか。


「ゴーレム行け。」


エクテスもゴーレムを襲いかからせる。

今は俺が抜けたため魔法使いがいないのでゴーレムを倒すのは至難の技だろう。


「お前がゴーレム使いって噂は聞いていたからな。ほいっ!」


ガンテが取り出した爆弾をゴーレムに投げつける。

これは厳しいか・・・・・・


「効かない。」


エクテスが放られた爆弾が爆発する前に切り落とす。


「さすがエクテスだな。」


クライアは1人でゴーレムの相手をしている。

ややゴーレムの方が押されている。

エレウスの回復魔法のせいか。


「バミデス!エレウ・・・・・・僧侶を狙え。」


「了解!」


バミデスがエレウスを襲う。

エレウスはメイスを出して応戦するが

その大振りの攻撃はバミデスに当たらない。

バミデスは攻撃をかわしながら首や心臓などダメージの大きい場所を狙う。


「エレウス!」


クライアがエレウスの元へ行こうとするが


「俺が相手だ。」


エクテスが立ちはだかる。

どちらも互角だがゴーレムとの戦闘でダメージを受けており

手数の多い相手に苦戦しているクライアが不利だ。


「今の内にゴーレムを始末してやるぜ。」

ガンテが爆弾をゴーレムに投げるが

俺が水魔法で火を消す。


「お前も邪魔するのか。

これだけは使いたくなかったんだが

あいつらが少しでも戦いやすくなれば・・・・・・

クライア!エレウス!伏せろ。」


「まさか・・・・・・やめろ!」


「じゃあな。みんな。」


ガンテが爆弾を両手に持ちゴーレムの中に突っ込んで行く。

もう水魔法は間に会わない。

防御魔法は4人分が限界か・・・・・・




ドッカーン!!!


ガンテの自爆により持っていたすべての爆弾が爆発した。


ゴーレムとガンテの命と共に・・・・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ