表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/29

クライア追い払い大作戦

まず俺は自分のダンジョンから全ての魔物をエクテスのダンジョンへ連れてきた。


全部のモンスターを使うわけではないが

主要モンスターがいない所を攻められて全滅したら困るからだ。


あいにくエクテスのダンジョンは広いのでモンスターを置いておく場所は十分にある。


倉庫の物は全て売り払うことにした。

とは言ってもまだ前ほど貯まってはいないため

ゴーレムを増やせるほどの金は手に入らないだろう。


ダンジョンをからにするためにミラの店まで装備を運ぶ。






「いらっしゃい・・・・・・あっ!ソルマ君。

今回も買い取り希望のようね。」


ミラが俺の持ってきた装備を見ながら言う。


「あなたが持ってきてくれた鎧うちの看板商品なの。」


たぶんショーケースに飾っていた15000000Gの鎧のことだろう。

買い取り価格の10倍の値段をつけるなんてさすがミラだ。


「今回はあれほど良い物はないと思うぞ。」


「別に良いわよ。それにあれはバカみたいな値段を付けて客に興味を持たせてるだけだから

あんなの2個あっても困るわ。

本当に売れたら1割あげるわよ。」


外に高い値段で売っているから

中の商品が安く感じて買っていくのだろう。

それにあんなにすごいな鎧が飾ってあるから気になってよってみる人がいるのだと思う。


そうこうしている内に鑑定が終わったらしい。


「全部で35000Gよ。」


まぁ今回は前に比べて少ないし

前回は店を開くためにまとまった装備を渡したので上乗せされていたのだろう。


それを受け取りエクテスのダンジョンへと戻る。






偵察によると明日の昼頃にはクライアがダンジョンに来るらしい。


急いで準備しなければ。


今回の作戦はまず説得するためにエクテスだけが単身でクライア達と話す。


説得を失敗した場合は隠れている俺とモンスター達が戦うというものだ。


俺達は魔王なので人間だった頃よりステータスが高い。

HPや防御が低い魔法使いも魔王になれば勇者以上のタフさだ。


しかし相手は大魔王を倒したパーティ。

俺達が魔王だからといって油断は出来ない。


なので俺のゴーレムやバミデス達には死なない程度に頑張ってほしい。




準備をしている内に次の日の昼になる。

昼食を済ませた俺達はクライア達を待ちかまえる。


「ヴゥゥゥゥー!」


サイレンが鳴る。

作戦開始だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ