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ねくろまんさーナタリーの失態

ナタリーの部屋を作り終え

そろそろ夕飯の時間だったのでナタリー呼びに行く。


「そろそろ夕飯だぞ・・・・・・って寝てるのか。」


蘇生させるのにも魔力が必要だと聞いていたため

減った魔力を回復させるには睡眠を取ることが大切だと思い

そのままにしておく。


夕飯を食べ終わったころに目が覚めたナタリーが起きてきた。


ステーキを渡すと


「いっただきま~す。」


と言い食べ始める。


「で完成したスケルトンはどこにいるんだ?」


さっき見たときからスケルトンの数は増えていないので聞いてみる。


「あぁスケルトンなら蘇生に失敗しました。」


はぁ?失敗したのに思いっきり爆睡してたのか!


「それにしてもこのお肉美味しいです・・・・・・ってソルマさん

どうして私のお肉を奪ってケルベロスにあげちゃうんですか?」


「お前何仕事やり遂げたみたいに爆睡して飯食ってるのよ!

つーか本当にネクロマンサーなのか!」


「しつれいな一応ネクロマンサーですよ。」


「一応って・・・・・・」


俺は大魔王に通信する。


「ネクロマンサーってこいつで合ってるのか?」


「誰だそいつ

俺様そんなペッタンコ知らないもんねぇ~」


「誰なんだよお前は!

人違いらしいから帰れよ。」


「そんな~帰る家ないんですけど。」


「俺様が言ったのはカインズのことだぞ。」


「えーとカインズは私の父ですね。

3年前に病気で亡くなりました。」


「ネクロマンサーって自分のことも生き返らせれるんじゃなかったのかよ。」


「ネクロマンサーにも得意不得意がありまして

父は他人、私は自分を蘇らせるのが得意なんです。」


ということはナタリーは他人を復活させることが難しいということか


「やっぱお前帰って良いぞ。」


戦闘能力ないやつが何回復活したところでカスはカスだ。


「い~や~で~す。

私帰りませんから!」


ナタリーが足を踏みならし暴れ始める。


「おい崩れるってやめろよ!」




グララララドッシャーン。


そして俺達のダンジョンは崩壊した。

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