ねくろまんさーナタリー
「お前って死んだんじゃなかったのか?」
「有能なネクロマンサーは自分も生き返らせることが出来るのです。」
「そうなんだ・・・・・・ってえぇ!お前がネクロマンサーなのか?」
「えっへん私が謎の美少女ネクロマンサーのナタリーです。」
「あっそ」
「ひどいひどいです~
それが殺した人への態度ですか!」
一応俺がこいつを殺したのか。
「しかも見て下さいよ
私の家がペチャンコに!!!」
「お前の胸みたいだな。」
「きぃぃ~失礼な!
胸はないですけどスタイルはいいんですからね。」
ナタリーはスラリとしているし顔もかわいいとは思うが
背は低く胸もない。
「とにかく私の家な無くなったので
あなたの家に住ませてもらいますからね。」
よく考えれば元々ネクロマンサーを俺のダンジョンに呼ぶつもりだったので
これは都合がいいかもしれない。
「あぁ分かった。荷物をまとめたら出発するぞ。」
「やだって言っても住みますからね・・・・・・って良いんですか!」
「早くしないと置いてくぞ。」
「ちょっと待ってくださ~い。」
準備し終わったナタリーを連れ
ダンジョンへ転移する。
「・・・・・・ここが家?
洞穴じゃないですか!」
「ここはダンジョンだ。
入らないなら帰って良いぞ。」
「いや~入ります。」
俺達はダンジョンへと帰る。
「お~いバミテス。」
「俺は悪くないぞ。
魔力を入れなかった相棒が悪いんだ。」
「そういう話じゃないから来いよ。」
「よかったぜ・・・・・・相棒!
後ろにさっき殺した女の霊がついてるぞ!」
「あぁこいつはネクロマンサーのナタリーだ。
一応生きてるぞ。」
「そうなのか。
俺はガーゴイルのバミデスだ。よろしくな!」
「ちなみにお前を潰したのはこいつだ。
俺はソルマ、魔王だ。」
「よろしくおねがいします。
ソルマさんにバミデスさん。」
バミデスが俺は悪くないと罪のがれする。
「よしお前はまずこいつ等を復活させろ。」
俺はさっきの死体を見せて言う。
「えぇっ!私は家壊された側だから働かなくていいんじゃ・・・・・・」
「働かざる者食うべからず。
働かなかったら飯はねぇぞ。」
「はぁ分かりました。
ゾンビとスケルトンどちらがいいですか?」
ゾンビは正直臭いからな・・・・・・
「スケルトンでいい。」
「分かりました。どこか個室はないですか?」
俺が今訓練中のスケルトンの部屋に案内すると
ナタリーは死体の肉を外して準備に取りかかる。
「肉はまとめておいてくれ。」
俺はナタリーのための部屋を作ることにする。
何かあったら困るので近い方がいいと思い俺のいる小部屋の隣に部屋を作る。
ナタリーがいればモンスターはどんどん増えるので役にたつ。
今はネクロマンサーが仲間になってよかったと思っていた。




