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根暗な空手少女あかり「男の急所を知って変われたワタシ」  作者: オレッ娘、強い女の子好き


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4/5

根暗な空手少女あかり4話「露出狂と対峙して・・・」

練習が終わった夕方。


あかり、みゆ、そして他の女の子2ゆいとさくらの合計4人で、道場から一緒に帰ることにした。

みんな同じ方向だから、最近はこうして固まって帰るのが習慣になってた。


夕暮れの住宅街の道を、道着のまま歩く。

帯を締めたまま、袋に着替えを入れて。


みゆ「今日の練習、男子たちのカップ着替えタイム超面白かったよね~! けんた君の顔、真っ赤で!」


みゆが大声で言うと、みんなクスクス笑う。

あかりもつられて笑っちゃうけど、心の中は複雑。


(みんなで笑ってるの、楽しい……。前だったら、一人で帰っててこんな話もできなかったのに。

 でも、男子のことからかうのって、ちょっと悪いかな……? でも、みんなやってるし……私も仲間入りできてるって感じがして、嬉しい……)


道は少し暗くなってきて、公園の脇の細い路地に入る。いつもの近道だ。


突然、路地の奥からガサガサ音がして、怪しい影が現れた。


コートを着たおじさんが、フラフラしながら出てきて……いきなりコートをパカッと開けた!


中は……何も着てない! お〇んちんがブラーン!!


おじさん「わー!! 見て見て~!!」


おじさんが変な声で叫ぶ。露出狂だ!


女の子たち、最初は固まる。


みゆ「え……何これ!?」

ゆい「きゃー!!」

さくら「うわ、変態!!」


あかりの頭の中、真っ白。


(え……えええええ!? 何これ!? お〇んちん……また見ちゃった……!!

 道場でチラ見したのとは全然違う……でかくて……ぶらぶらしてる……怖いよぉぉ!!

 心臓バクバク……足が震える……逃げなきゃ……でも、みんなと一緒だから……)


でも、次の瞬間。道場で学んだことがフラッシュバック。


(師範が言ってた……悪い人に襲われたら、金的を狙えって……!

 これ、護身術の実践……? 私たち、練習したよね……金的蹴り……)


みゆが一番に反応。

「みんな! 空手だよ! 金的!!」


4人が一斉に構える。「オス!!」


あかりの内面、大パニックだけど、なんだか興奮も混ざる。


(怖い……超怖い……でも、みんながいる……私、一番前に出ちゃってる……!

 根暗な私が、こんなときに前に……? でも、堂々としなきゃ……お母さんのためにも、道場のためにも……

 それに、このおじさん……男子たちの着替えより、堂々と見せてくるなんて……ムカつく!!

 私たちの金的蹴り、試してみる!!)


露出狂のおじさん、まだコート開いたままニヤニヤしてる。


あかりが最初に飛び出す!

「オスッ!!!」


思いっきり、金的蹴りがクリーンヒット!!


ドスッ!!


おじさん、目を見開いて……

「ぐはぁぁぁぁ!!!」


両手で股間押さえて、地面に崩れ落ちる。

ぴょんぴょん跳ねて、転がって、泡吹いて気絶(?)。


他の子たちも続いて念押しに軽く蹴り。

みゆ「やったー!!」

みんなでハイタッチ。


あかり、心の中で叫ぶ。


(やった……私、やったよ……!! 本物の金的蹴り……効いた……!!

 怖かったけど……みんなと一緒で、強くなれた……

 根暗な自分、完全に蹴り飛ばせたかも……!! 超堂々!!)


その後、近くのおうちから大人を呼んで警察に通報。

おじさんは連れて行かれた。


次の道場で、師範に報告したら大絶賛。

師範「よくやった! まさに護身術の鑑だ! 女子チーム、金的女王軍団だな!」


男子たちはさらに股間ガードを固くするようになったけど、女子たちはみんなで笑って、もっと仲良くなった。


あかりは、心の中で思う。


(私……もう、隅っこに隠れてる子じゃない。

 堂々として、みんなのヒーローになれた……かも?)

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