公園跡地大改造!
「よし!この公園を改造してやるか!!」
「あの…修理するのはいいんですけど、その手に持っている物は?」
「これか?これは練習がてら創った爆弾だが…」
「修理とは真反対じゃないですか…」
「あ〜、もうこの公園ともお別れか〜新しい家楽しみだよ〜」
「冬華さんはいいんですか?今まで暮らしてた場所が見ず知らずの人間に壊されて勝手に作りかえられる、
承諾したとはいえさすがに僕は…」
「あぁ…」
啓斗は蒼空の言葉に同意するよう、頷きながら言った
そして
「全部の改造を人に任せるのはどうかと思いますけどねぇ」
「お 前 も 働 け !!」
2人の言葉が冬華に襲いかかる
「あー、改造だっけ?
私も手伝っ手はいるよ?」
「そ、そうなんですか?」
ここにいる全員が不思議そうな顔をしていた
「例えばどこを手伝っているんだ?」
「んーとね…現場監と…」
「はい、修理手伝ってくださいねー」
「うわぁ…ってあれ?蒼空くーんもしかして腕力足りないんじゃないのー?」
(引っ張れない…漫画とかで天然キャラとかが何もしない時に主人公とかがよくやるあのシーンができない?!)
「キュイィィ!」
ドゴッ
「痛った!何?」
「キュュュ!」
「狸に言われるくらいだ、さっさと仕事しろ」
「はぁい」
「まさか狸に感謝する時が来るとは…」
「私そんなに働いてなかった?!」
蒼空は自分の非力(物理)さと冬華の怠惰さ、狸ってひょっとしたら人間より賢いんじゃないかということなど
他にも様々なことを考えた
━━━━━━━━━━━━━━━
ドォン!
「ふぅ…終わった終わったぁ…」
公園があった所の草は燃え尽きて更地になっていた
「よーし!!こっから制作作業だね!」
(冬華さん、なんでそんなノリノリなんだ?)
「よし、まずは俺の技でガスバーナーと…そうだな…研磨剤か
冬華、そこにあるブランコと滑り台の破片を全部そこの研磨剤で磨いといてくれ」
「はーい」
「それと蒼空は使えそうな木の板を探しといてくれ」
「はい」
(使えそうな木の板ってなんだ?)
……そして数分……
「どこだここ?」
蒼空はまた迷った
「あれは…」
綺麗な芝生の中に1軒だけとても古そうな小屋がたっている
「冬華さんが最初に居た小屋だ、
あそこの木を持っていけば足りるか…」
そうして蒼空は小屋に近ずいていく
「かなり古いけど加工すればまだ何とか使えるのか?」
「やめといた方がいいッスよ…」
小屋の中から声がした
「誰ですか?」
「おぉこの声は、子供っぽい声で人を油断させ圧倒的殺人センスでここら辺の人間を殺しまくっていると噂の
蒼空さんじゃないッスか…」
「?!」
蒼空の額は焦りと緊張が混ざったような気持ち悪い汗をかいた
「もうそんなに話題になっているのか」
「政府はあなたのことで大忙しッスよ
まぁ自分もその調査でここに来てるんスけど」
「なるほど…とりあえず小屋から出てきてください、対面で1度話したい」
「嫌っスよ出た瞬間に殺されるかもしれないし…あなたのことは政府に知られていてもあなたの技までは特定できてないんスから
触った相手を惨い殺し方で殺すとかだったら嫌ッスもんそっちが小屋に入ればいい話ッス」
「はぁわかりました…居場所がバレた以上
正直もうあとには引けないからな」
「うわ…殺意がこっちまで…少し身構えときますね」
ガチャ…ギィィ…
かなり年季の入ったドアを開けるとそこには
和服を着た黒髪ロングヘアーの少年がいた
「単刀直入に聞きます、何故僕はそんなにすぐバレたんですか?」
「バレたって…普通に血液採取してDNA検査で」
「僕が起きてから日も浅い…そんなに文明は進んでいるのか」
「もしかして、自分が起きた瞬間に世界が動いたとでも言いたいんスか?」
「いや…そんなわけじゃ…」
図星だった
「あなたはどうするんですか?逃げて本部へ報告でも?」
「いえ…政府からは…
殺せと頼まれているので……」
少年の目付きが変わった
━━━━━━━━━━━━━━━
「蒼空君遅いねー」
「あぁもう5時間は帰ってきてねぇな
迷ったんだろ」
「あぁー蒼空君なら有り得るかも」
「キュィィ…」
「おい狸、そんなに心配しなくていいさあいつはどうせ帰ってくる」
「キュュゥ…」