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レジオネール戦記・統合編  作者: 将軍様
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第百四十章 クローネンブルグと共に

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 家に帰ってからレティシアにしこたま文句を言われるだろうと覚悟をしていた島だが、じっと睨まれてから「お前の好きにしろ!」一言だけもらってお終いだった。どうせこうなるだろうと解っていたかのような反応に感じ入るところがあったが、表情を緩めずに「暫く留守にすることになる、すまない」その場で謝罪をした。外での立場がどうあれ、家族にとって父親の存在は必要だから。


「で、何をしてこいと言われたんだ」


 顔色一つでどこまでも先回りをされても全く嫌な気持ちにならない。ソファーの隣に座れと仕草で示され素直にそうする。ロサ=マリアは母親の膝で眠っていた。もう少しで三歳の誕生日を迎えることになる、薄い褐色の肌に明るい茶色の髪がそっくりでつい頬が緩んでしまう。


「争いが起こるだろう場所で、ちょっと原発を守ってこいってさ」


 情報を小出しにする、これといった意図はない。あるとしたらグロックの教育のせいでしみついてしまった癖のようなものだろう。少しでも考える余地を残すようなもので、結論を先に持ってこない話し方は日本人にはお馴染みだ。


「わざわざお前を指名する必要がどこにある。そんなもんは適当に軍隊送りゃいいだろ」


 眉を寄せてさも当然のように他人に丸投げさせようとした。そしてそれについては島も同感だった箇所がある。


「ロシアともアメリカとも連絡を取る必要があるんだ。もちろん俺じゃなくても良いだろうがね」


 両方の敵と言えば中国が真っ先に浮かぶ、その中国だってわざわざ大国と真っ正面争うことはしない。どこかの小国を舞台にした争いなのは間違いなさそうだと目を細めた。敵が国ではなければまた宗教がらみ、そして両国をキリスト教と見ればやはり相手はイスラム教だろうと絞る。


「中東か?」


「アルメニアだよ」


 クイズをしているわけではないので正解を明かす。中東とは大まかにエジプトからイランあたりまでの場所をまとめて指す単語だ。オスマン帝国の勢力圏だった地域とでも言えるだろうか。線引きとしてはカスピ海と黒海の間辺りが目安になっている。今回は丁度その境目が紛争地域になる。


「何でまたアフリカの小国がそんなところに用事があるんだい」


 冷静になり質問をしてくる、こうやって落ち着いてくれたら島も話やすかった。何よりも自分の考えを整理する為には他人に説明するというのが一番やりやすい。矛盾があれば疑問になり返って来ることもあるから。


「直接的な戦いにアメリカもロシアも手出しを出来ない。そこへ来てイスラム過激派が原発を破壊しかねない状況が迫っている。無関係のアフリカの小国だからこそ介入出来る、そして相応以上の見返りが約束されている。俺はこの国に居ることが出来る恩を返さなきゃならないからな」

 ――知った以上は頼まれなくても乗り込んでいた可能性が大ではある。何せ俺の人生の目標はテロリストの殲滅だ。


「…………お前がやりたきゃやればいいさ。グダグダ言うクソジジイ共からたんまりふんだくってやんな!」


 にやりとして、どうせ二国から資金が出るだろうことを予想して幅を広げにかかった。やるからには成功させるために全力で進めというわけだ。


「でだ、これが終わったら嬉しい報酬がついてくる。国際指名手配の取り下げだよ、大手を振るって家族旅行が出来る日が来る。親父と母さんにもロサ=マリアを見せてやれるんだ」


 なにせこの二か国に影響を受ける国が大、中国側に首根っこを押さえつけられている国は元より島に関心が無いならば、殆どの国に自由に行けるようになる。どこよりも日本にまた帰ることが出来るのが嬉しい。


「父上と母上か、またマァツァカウシを買って行くか」


 笑顔でそう言われると別のものにした方がいいとは言い出せなかったが「そうだな、きっと喜んでくれる」数年前を思い出す。連絡すら出来ずにいるのを心苦しく思っていたが、まさかこんな日が来るとは考えなかった。


「で、どうやってんなもの守るつもりだ。あんなの重砲でも撃たれたら一発だろ」


 国土の外、三十キロの彼方から砲撃されたらどうしよも無いのは事実だ。ミサイルならまだ迎撃も可能だろうけれども、昔ながらのノーマルな鉄の塊を放たれると意外に困る。


「それを言われたらどうしよも無い。国内は取り締まりが出来るだろうけど、国外からは流石にな。場所や地形を確認してからだなそりゃ」

 ――ローテクを舐めると足をすくわれるって典型だなこりゃ。


 現状の把握をするために下準備をすべき箇所に追加をする。現地踏査は欠かせないが、山岳地帯だったはずだとの大まかな情報も頭をよぎった。顎に手を当てて小さく唸る島に解るように大きなため息をついてやる。


「メシも食ったし寝るだけだ、働きたいならさっさと行け」


 要塞内にはクァトロのメンバーが常駐している、呼べば多くのナンバーズが直ぐにやって来るだろう。仕方ない奴だと、いつものように許すのが常。レティシアは結局口では色々言ってもこうしてしまう。


「おう。日本ともう一つ行きたい旅行先を決めておいてくれ」


「いいかい、原発が爆発しようが、アルメニアが地図から消えようが、お前は生きて帰ってこい。いいな」


「約束する」


 二人は抱き合うと互いの温もりを確かめ合い暫し時間が停まったかのようになる。どちらからともなく離れると、最後に拳をぶつけあう。憂いは無い、未来の楽しみも確保した。島は失敗することなど一切想像することが出来なかった。



 二十二時をやや過ぎた頃、要塞の執務室に入る。それに気づいた親衛隊がエーン大佐に速報を入れたのだろう、勤務時間から外れているというのに軍服を着てすっと部屋にやって来ると、いつものように壁際に立った。今は警戒時ではないので殆どの者に日中勤務しか命じていなかったが、護衛の役割を占めている部隊は一切の例外なく二十四時間で任についている。


「エーン、兄弟とマリーを呼べ」


「ヤ!」


 まずは二人と話をすべきだろうと指名してこの場に来させる。手配をしている間にデスクにある電話の受話器を手にして番号を思い出す。二度、三度コールすると繋がった。


「よう元気か?」


「ボス! もちろんでさぁ。次はどんなことを?」


「アルメニアとアゼルバイジャンだ、そこでまた戦闘が起こる見込みでね。原発を守って来いって話だ、コロラドの見立てで探って来て欲しい」


「任せてくだせぃ! 最短で戻りやす!」


「ああ、頼んだぞ」


 受話器を置く。地球上のどこにいたやらと小さく笑う、いつだってコロラドの情報で核となる判断をしてきた、今度もそうだろうと信じて疑わない。目を閉じて少しすると、二人が連れ立ってやってきた。要塞内での居場所など、自室か酒保くらいしかない。その表情は明るく、新しいおもちゃを与えられた子供のようにすら見えた。


「何か面白いことでも起こるんですか!」


「マリーそいつは違うぞ、面白いことは起こるんじゃなく起こすんだ。でしょうボス」


 何があろうともこの軽口だけで一気に心が軽くなる。十年会わずにいてもきっと距離は直ぐに縮まるだろう。


「命のやり取りをするのが面白くなるとは世も末だな。ま、嫌いじゃないがね」


 お馴染みの青と白のラベル、クローネンブルグを持ってこさせてデスクに座って飲む。その頃にはいつの間にかサルミエ少佐も島の後ろに位置取り休めの姿勢をとっている。


「で、何処で遊べるんですか? シリアの砂漠は中々でしたよ」


「ILBでマリーがいかに優秀かがわかっただろ。何なら今回の件はお前だけでもいいんじゃないかと思ってる」


 身体一つでYPGに接触して、一年足らずで精鋭の攻撃部隊を指揮することになり、総司令官のすぐ傍に座ることになった事実はあまりにも大きい。そしてその姿を会合で見ることが出来た島は誇らしかった、後輩が多くの者に認められて。


「折角の楽しみを独占するのは心苦しいですね。でも、行けと言われたら一人でも行きますが」


 物怖じせずに切り返して来る、階級は上下して先輩後輩もあるが彼らは仲間だ。そこに何の垣根も無い。


「クァトロの軍旗はもう預けたんだが、名目もあるから今回は俺も行くさ。アルメニアで原発のお守りだよ」


 戦闘団司令としても、司令官代理としても充分な能力と実績がある。ルワンダとして行動するには能力ではなく地位や名目が必須なので、マリーに投げるわけには行かなかった。


 原発のお守り、場所と内容が明かされたので二人が思考を加速させる。その間にビールを煽って天井を眺めた。


「アルメとアゼルの喧嘩ってわけですか」


「兄弟はどう感じる?」


 ソヴィエト連邦の一つ、ウズベキスタンで生まれ育ったからには何かしら他者ではわからない感覚を持っている可能性がある。ソ連が崩壊したのはロマノフスキーが小学生の時、充分情勢を知っていておかしくない年頃。


「そうですなぁ、祖国崩壊直後はアルメが強かったですが、あれから二十年程でアゼルが追い抜かしたところでしょうか。今なら間違いなくアゼルの圧勝でしょう」


 国力は明らかにアゼルバイジャンの方が高い、それも三倍や四倍の差がある。マリーはいまいちピンと来てないようだが仕方ない、産まれて直ぐで遠い世界の話だ。


「一時期だけでもアルメニアが強かったんですか?」


 素朴な疑問を投げかける。


 ――それについては俺も知りたい。


 何食わぬ顔でロマノフスキーの返答に耳を傾けることにした。


「南コーカサス地方はザ・カフカースとして一時期同じ連邦だったんだ。別物にしてソ連に組み込まれた時に、アルメに軍集団の本拠があった、だから崩壊直後に残った軍が強かったってわけだ。何せ秩序は銃口から生まれるって言葉がある位だからな」


 納得の理由を披露されてしまい妙に勉強になる。クァトロで島が死んだとして、フォートスターを押さえている者が力を持つだろうというのに置き換えて理解を深た。装備の更新が出来ていないまま三十年ともなれば、いよいよ軍事よりも経済が強い方が優勢になるのは当然。


「その二国ですが、実際にぶつかったことはあるんですか?」


 マリー中佐の疑問にロマノフスキーは即答した。


「ある。アルメの勝利で終わったよ、現在に至るまでアゼルの一部領土を実効支配し続けている」


 既に領土紛争は起こり続けている、ならばどこで再度勃発してもおかしくない。話の流れを耳にしてサルミエ少佐がノートパソコンで作業を始めた。何かの資料をプリントアウトして三人に手渡して後ろに戻る。それ見てそれぞれが基礎情報を自分の中で更新した。


「サルミエ、助かるよ」


 そこにあったのは人口数と比率、大統領の名前、GDPや民族、宗教の別、地形に都市の位置、様々な一次情報が並べられている。島が真っ先に確認したのは原発の位置だ。


 ――アルメニア首都南西で、イランから丁度三十キロ付近ではあるがアゼルからは奥地にあるか。イランも山岳どころか山脈だから重砲で一撃という幕引きはなさそうで結構だな。


 立地は極めて高地、二千メートル級の場所から三千メートルの標高なので少し身体を慣らしてから動き始める必要を感じた。


「互いの領地に飛び地があるのか」


 語弊はあるが百キロ幅が南西と北東の間に在り、北西と南東に二百五十キロというのがアルメニアの国土になっている、真東にその三倍はあるアゼルバイジャン。カスピ海が東側の国境。


 このカスピ海だが、海になったり湖になったりと国際的には微妙に定まっていない時期がある。別にどちらでもよいと思うのは一般人だけで、国家としてはそうはいかない。海ならば領海が発生し、そこの資源は独占的になるし国境の線引きも国同士で公平な距離が採用される。湖だとそうはならない。


 漁業権や原油、天然ガスと権利の入り組み方が半端ではない。正式に海と認定されたのはつい最近、西暦二〇一八年沿岸協定が五か国の間で締結されたばかり。


「南西にアゼルバイジャン、中央にアルメニアですね。でも中央のはなんですかねアルツァフ共和国?」


 資料には色々と注意書きがあるが、聞いたことが無い名前の国だった。そんなのは世界中に幾らでも存在しているが。


「そいつが喧嘩の原因ということだ」


 島が奇妙な飛び地についての想像を述べた。これまた飛び地など世界中どこにでもあるので、その扱いづらさも知っていた。フランスでもマヨット県の扱いで色々あったなと思い出して。


「ご明察。このアルツァフ共和国ですがね、ナゴルノカラバフなら聞いたことありませんか?」


「山岳の……なんだ? ロシア語だよな?」


 小首をかしげる。難しい単語ではないだろうが、これだけあちこちの言葉を知っていても理解出来ない響きだったから。マリーに至っては全く意味不明だ。


「ここは旧アルメニア人のアルツァフ王国があった場所で、国が滅びて後にペルシャ帝国がやって来て森が深い場所カラと名付けたんですよ。その後、オスマン帝国が来てバフを足して、黒い庭園と呼ばせました。そしてロシアがって来て山岳地帯というナゴルノを頭につけ、ナゴルノカラバフと呼ばれるようになったんです」


「するとペルシャ語とトルコ語にロシア語を合体させた単語か。そいつは無理筋だな」


 お手上げだとのポーズをする、他者に支配されてきた民族の歴史を知ることが出来た。ソヴィエトが無理矢理区分けして、現在もこうやっていがみ合っている。さながら負の遺産とでも言えるだろうか。


「随分と詳しいですね?」


「千キロの彼方とは言え共同体国家だったからな。それらを統治しているんだぞという某書記長様の功績ついでに教育されたものさ」


 雑談の中にもヒントはあった、マリーは聞き漏らすまいと神経を集中させる。


「ま、そこで近いうちに軍事衝突が起こる見込みだと報告があったらしい。バクーからヨーロッパ向けのパイプラインが伸びているのは聞いたことがあるだろうが、それが止まれば大被害だ。世界経済への波及からアメリカやフランスが危惧している。そしてアルメニアを保護国のように見ているロシアも気が気ではない。かといって大国がどちらかにだけ肩入れすることも出来ない。ゆえに無関係なアフリカの小国に声が掛かったようだぞ」


 言外に様々含みを持たせた喋りを聞いてロマノフスキーはビールを煽る。言いたいことは山ほどあるだろうが、島の判断を容れると決めているので黙っている。


「原発の防衛位アルメニアの正規軍で出来ないんですか?」


 もっともな疑問だ。マリーの言っていることは正しい、それゆえに言い訳じみた内容の返ししか思いつかない。実際にそうなのだから仕方ない。


「出来たらしてるだろうな。いや、アルメニアは出来るというだろう、だがうっかり失敗で核が大爆発では困るのは周辺国だ。なによりも、そんな破滅的なことを望んでいいるのがイスラム原理主義組織のやつらだってんだから、俺はやるよ」


「毎度懲りもせずにいくらでも湧いてきますなぁ。そんなのは出るたびに駆除するに限る」


 白い歯を見せてロマノフスキーがビール瓶をガン、とテーブルに叩きつけた。資料にあった通りアゼルバイジャンはイスラム教国、テロリストも混ざり込みやすい。一方でアルメニアはアルメニア正教、世界最古のキリスト教を国教とした国家だ。


 ペルシャでもオスマンでも抑圧された歴史があり、ロシアがやって来た時には解放者だと喜んだことがあった。心情的に二者が近いのはこのためで、ヨーロッパ諸国やアメリカが同情的なのも理由は同じ。


 周辺で唯一キリスト教国であるグルジア、現在のジョージアはどうかというと、これまたアルメニアを否定的にとらえていた。ロシア、ソヴィエトの圧政が続いてたせいで現在もロシアと対立している。首都トリビシがスホーイの生産拠点でもあるので、スホーイ同士で空戦が行われることすらあった。


 だが経済的には非常に低迷していて、特に生活するために必要なエネルギーを半分以上アゼルバイジャンから輸入している、バクーからのパイプラインが自国を走っていることもあり、手助けなどするつもりはない。モンゴル帝国がやってきた際には、グルジアの王が周辺を間接統治していた時期があったので、下に見ている歴史的風潮も影響がないわけではない。


「ところで、ルワンダ軍として行動するなら自分らはどういう扱いになるんでしょう?」


 正規軍として所属するには大前提としてルワンダ人の必要がある。島は別として、ルワンダ国籍を持っているナンバーズはトゥツァ少佐とレオポルド中尉しかいない。むしろ二人も居たことに驚いていいかもしれないが。


「サルミエ、ルワンダの国内法ではどう定義しているか調べてくれ」


「ウィ」


 カタカタとノートパソコンを操作する音が聞こえてくる、数分でプリントアウトされた紙が手元にやって来る。


「国軍について三種類の定義がありました。一つは、国家や政府が保有している軍。二つ目は、戦時に治安組織や自治体が保有する準軍事組織を繰り入れたものと」


 そのあたりは納得できた。国家の非常時には多少は目を瞑るような具合だ、政府軍は元より自国民しか軍人として規定していない。軍属はまた別ではあるが。


「三つめは、国家元首である大統領が指揮権を有するあらゆる集団です」


 すなわち意のままに動くことを誓約した軍だけが国軍足り得る。それは大統領が大統領である限り、集団が指揮を認める限りと、かなり不安定な定義になっている。コンゴ戦争や、反政府組織の取り込みなど、動乱を乗り切るための規定なのは明らかだ。


「そうか。ならば問題ないな。俺が司令官である限り、クァトロは国軍として派遣可能だ。逆に俺が戦死すればお前達は黙って帰国しても咎められん」


 冗談半分、本気半分でそう言い放つ。


「ある時俺は知らんと言われたら根無し草になるわけですな」


 言いたくはないだろうがロマノフスキーが指摘する。島が言えないことをいうのが役割だと信じて。


「そんな時は集団就職先を探すよ。アテがないわけでもないからな」


 強気の笑みで、そういうことはさせないと示す。


「自分は何処へでもついて行きますよ先輩!」


「小官も地獄の果てまで共に行くと約束しましたな」


 目を閉じて小さく笑う。歳よりはそれでも良いとして、若い奴らにはこれからがあるから自由を与えたい。その時はマリーを指名して皆を率いさせるつもりでいた。一人くらい話し相手が欲しいので、ロマノフスキーには諦めて貰おうと頷く。


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