中等部グラウンド戦
来週投稿できるか怪しいので本日更新させて頂きます!
マリーの実力を知るナタリアは頷き、指示を出す。
「マリーは広域殲滅魔法の準備を、私の権限で上級下位魔法までの使用を許可するわ。クロムさんはマリーの周りに来るモンスターの殲滅をお願い」
「「わかりました!」」
返事の後、二人は互いの顔を見合わせ頷き合う、マリーが詠唱の準備に入ると、その前にクロムが魔力を練り上げ、ガントレッドに纏わせる。ナタリアは気合十分の二人を見て、笑顔を浮かべると魔物たちに向き直り杖を構えた。
「エクト式魔掌撃!」
クロムは迫りくる魔物たちを黄緑色の髪を振り乱しながら、魔力を込めた拳で次々と殴り殺していく。
「スナイプトリガー」
ナタリアは、遠くにいる魔物を魔法で頭に風穴を開けていく。マリーは目をつむり魔力を練っていく。彼女の足元に魔方陣構築され始めていた。
「準備できました二人とも下がって!」
マリーの声に二人は駆けだした。二人が下がったのを確認したマリーは短杖を天に勢いよくか掲げた。
「コキュートス!」
マリーの声と同時に、彼女の足元の魔方陣が冷気を帯び、勢いよく広がっていく。魔方陣に呑まれた魔物たちは氷像へと変わった。マリーが天に掲げた杖を勢い良く振り下ろすと、魔物の氷像は一つ残らず崩れた。
「よくやったわマリー、私はこれから学園長に報告しに向かうから、あなた達は校舎に戻りなさい。」
魔物がいないことを確認したナタリアはそう告げ、教員用の転移魔道具で高等部へ向かって行った。
「マリー大丈夫?校舎に戻ろう」
「そうね」
マリーとクロムが校舎に向けて足を進めようとしたとき、遠くから羽ばたく音が聞こえてきた。振り返るとそこには、空に向かって咆哮する真紅の竜がいた。
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