高校へ
そして4人はバンドの練習の日々を過ごした。
そして夏休み前のある練習の日。
卓哉「よし、今日はここまで」
優希「えーもっとやろーよー」
隼人「もー歌えませーん」
優希「ちぇーじゃぁまた明日かー」
辰二「ごめん、僕明日からあまり練習できないかも」
優希「え?なんで?どうしたの?具合悪いの?」
辰二「違うよ、そろそろ受験勉強始めないと。親にも言われちゃって。」
優希「ジュ、ジュケンベンキョー?」
隼人「こいつわかってるくせに現実逃避してやがる」
卓哉「そうだなー、そろそろしないとなー当分休みにしようか」
優希「えー当分休みはきついー、せめて週1でー」
卓哉「うーん、どうしようか?」
優希「オネガイシマス(泣)」
辰二「うん、息抜きにもなりそうだし週1みんな大丈夫なら」
隼人「俺は別にいいけど」
優希「じゃぁ決まり!!ちなみにみんなどこの高校受けるの?」
辰二「僕は近くの高校がいいから杉山高校かなー」
隼人「俺もそこー!」
優希「じゃぁ私もそこにする!卓哉もそーしよーよー!同じ高校の方が集まりやすそうだし!」
卓哉「優希、杉山高校はな俺たちのレベルじゃ厳しいぞ」
優希「え、、、そうなの?」
辰二「いちお進学校なんだよね、あ、でも今からでも頑張れば大丈夫だよ!がんばろ!ね?」
優希「卓哉、隼人、他の近くの高校も受けようかな」
隼人「お前らと一緒にするな!俺はそこそこできる!」
優希「えー!うそでしょー!こんなチャラそうなのに」
隼人「チャラくねーし、見た目で判断するなし!」
卓哉「こうなったらあれしかないな!」
優希「そうだね、あれしかない!」
卓哉「辰二!隼人!」
辰二、隼人「ん?」
優希、卓哉「勉強教えて下さい!(土下座)」
こうして勉強の日々、そしてたまにバンド練習が始まった。
ある日
辰二「優希ちゃん、英語は得意なんだねー!」
優希「あれ?言わなかったけ?私帰国子女なんだー」
隼人、卓哉「えーーーーー!!!!」
卓哉「優希の裏切り者ーー!」
隼人「そこかよ!、、帰国子女かー」
そして高校受験、合格発表当日。
優希「どうしよう、緊張するーー!!」
卓哉「するーー!!」
隼人「おかまか!でも緊張するな」
辰二「えーっと、あった!」
隼人「俺もあった!」
優希、卓哉「えーっと、、、あっ!」
優希、卓哉「あったー!!」
隼人、辰二「やったー!!」
無事四人とも杉山高校に入学した。
辰二は特進クラスで優希、卓哉、隼人は一般クラスで同じクラスになった。