バンド名
優希「よーし!やっと4人揃ったところだしバンド名でも決めよう」
卓哉、辰二「おー!」
隼人「あたりめーだろ、むしろなんで決めてないんだよ」
辰二「確かに」
卓哉「まぁまぁ、みんなで決めよう」
優希「じゃぁみんないくつか候補考えて明日放課後集まろう」
翌日の放課後、優希の教室で。
卓哉「じゃぁみんなに書いてもらったやつを黒板に書き上げるよ」
黒板には、いくつかの候補が。
・女と男
・SMLXL
・big sun
・クーピーデューティー
・one three
卓哉「、、、、。とりあえず一つづつ見ていこうか。まずは、女と男、、、これ考えたのは?」
隼人「俺」
卓哉「いや演歌かよ!」
隼人「あ、だめ?」
卓哉「適当すぎるだろ!」
隼人「思いつかなくて」
卓哉「次、SMLXL」
辰二「あ、僕です。なんかちゃうど身長のサイズが優希ちゃんS、隼人くんM、卓哉くんL、僕がXLでいいかなって」
卓哉「うーん、悪くはないけどー」
隼人「おい!ふざけんな!」
卓哉「どうした?」
隼人「卓哉がMで俺がLだろ!」
卓哉「そこかよ!どーでもいいだろ!しかも俺のがでかいだろ!」
隼人「いや、俺の方がでかい!」
優希、辰二「どっちでもいーよー」
卓哉、隼人「よくない!」
卓哉「まぁでもSMLXLって言いづらいなー」
優希、辰二、隼人「確かにー」
卓哉「じゃぁ次はbig sun、これはー」
優希「はーい!私ー!これは大きな太陽になろうってこと!」
卓哉「意味不明」
隼人「ダサい」
優希「ひどいー(泣)」
辰二「ゆ、優希ちゃん」
優希「じゃぁ!クーピーデューティは?特に意味はないけどなんか発音が可愛いから!」
卓哉「かわいくない」
隼人「ダサい」
優希「うぇーん辰二ー」
辰二「よしよし」
卓哉「最後は俺が考えたone three」
隼人「女1人男3人だから?」
卓哉「そー、まぁ単純だけどどうかな?」
辰二「僕はいいと思うよ!」
優希「私はやだ!」
隼人「俺も!」
卓哉「え、なんで?」
隼人「俺がoneがいい!threeのうちの1人なんてやだね!」
卓哉「なんだそれ、優希は?」
優希「私は逆にハブられてるみたいで嫌だな、なんか女と男で判断されたくないな。バンドはさ、男と女関係なく一つなんだよ。」
卓哉「、、、そうだな、却下だな!もっと意味のある俺らなりの名前考えるか!」
そうして考える事1時間。
卓哉「思いつかーん!」
優希「abcdefghij、パンプキン、トマト、きゅうり、あはははー」
辰二「優希ちゃんが壊れた!」
隼人「俺たちってなんなんだろう」
優希「え?」
卓哉、辰二「俺(僕)たちかー」
優希「ばらばら」
卓哉「え?」
優希「私たちはばらばらだよ!身長も性格もばらばら」
辰二「うん」
優希「でも、音楽で一つになる」
卓哉「そうだな」
隼人「まるでパズルだな」
優希「それ!!パズル!!」
優希が立ち上がり黒板に書き出した。
優希「これは?」
卓哉、辰二、隼人「おー!いーねー!」
その黒板に書かれていたのは
「Loose puzzleルーズパズル」
優希「バラバラのパズル」
隼人「決定だな」
こうしてLoose puzzleが結成された。