ベースとの出会い
そして中学に入る前に父の転勤で日本に帰る事になった。友達とお別れをして日本に。
久しぶりに母と姉に再会。アメリカでの出来事を色々と話した。もちろんギターの事も。
そして優希は中学高に入ったらバンドを組む事を決意した。
そして中学入学に。知ってる友達はいない。
でも昔の内気だった自分とは違う。すぐに友達が出来た。
そして優希はバンド仲間を探した。
ベースを弾ける人がいると耳にした。
その人は隣のクラスの秋元卓哉。
優希は隣のクラスに行った。
優希「秋元卓哉くんてどの人?」
友達A「あの後ろの窓際にいるのが秋元くんだよ」
優希「ありがとう。」
そして私は秋元卓哉に近づいた。
優希「秋元くん?私、一ノ瀬優希。放課後屋上にきて。」
秋元「え?」
そういって自分のクラスに戻った。
そして放課後屋上で待った。
秋元「こんなとこに呼び出して何?」
優希「ベースが弾けるって本当?」
秋元「え?ベース?うん、まぁ練習はしてるけど」
優希「率直に言うね!私とバンド組まない?」
秋元「はい?」
優希「私ギター弾けるの!ロックバンドを組みたいの!ねぇバンド組もうよ!」
秋元「なんだよ、告白かとおもったのに」
優希「え?何?」
秋元「なんでもない、てか女とバンドなんか組めないよ、かっこ悪い」
優希「は?いいよ、じゃぁ今度の日曜10時ヤナギスタジオに来て!」
秋元「え、次はなんだよ」
優希「見せてやる!絶対きてよ!じゃーね!」
怒り気味で屋上を後にした。
秋元「なんだあいつ」
そして日曜日。ヤナギスタジオの前に秋元が優希を待っていると
優希「来てくれてありがとう!中入ろう」
秋元「おいちょっと」
2人はヤナギスタジオへ。
優希「おやっさん!ちょっとステージ借りるね」
おやっさん「おぉ優希ちゃん!おや、今日はデートかい?」
優希「違うよ、バンドメンバーだよ!」
秋元「え、違うだろ!断ったろ」
おやっさん「きみラッキーだね」
秋元「え?」
優希「秋元くんこっちー」
そういって優希はステージの上に。ギターをアンプにつないだ。秋元は客席の方に。
そして優希は大きく息をはいて指を動かした。
秋元は優希の演奏に心を奪われた。ギターを弾く優希はとても輝いて綺麗だった。そして優希の手が止まった。
優希「これでも女と組むのやだ?」
秋元「え、あ、いや、、」
優希「ねぇ私と一緒にバンド組もう!」
秋元「あ、うん。」
秋元は優希に圧倒された。秋元はまだ優希の演奏が体に残っている。
優希「やったーー!これでバンドメンバー1人目だー!」
秋元「一ノ瀬、」
優希「優希でいいよ!よろしくね卓哉!」
卓哉「あ、うん、よろしく」
こうして初のバンドメンバーが出来たのであった。