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神殿攻略

クロミスカル

この言葉の意味する言葉は精霊種達が頻繁に扱う原石みたいな物の名前に対して言う言葉であり人間界でその言葉を発する精霊がいたならばその精霊は精霊界における成り立ちで消滅する事が決定されている。

だが消滅されると言っても精霊界にいる精霊が消されるのではなく人間界にいる精霊もどき…つまりは干渉する為のぬいぐるみが消えてなくなりもうその人間世界では何もできないという義務つけが決定されている。

主にクロミスカルは人間界にとっては毒な品物である為それを俺が知っているというのはエスカからしたらあり得ない事なのだ。

側から見ればどうして?という疑問にはなるだろう。

しかしそんなのは俺にとっては関係のない事…何故ならこの世界でのアトリエはほとんどをクリアしている俺だからこそ知っている事なんだ。

だからあくまでも掟に背いてその言葉を言った。

そして俺はコレを包み隠さずエスカに話す。


「ふ〜ん。とある世界からこの世界へ転生ね。……馬鹿なのお前?」


「言うと思ったよ。だから言いたくなかったんだ。でも言わなければお前俺の事監視するつもりでいるんだろ?なら打ち明けてしまったら1番いいかと思ったんだ。」


「だとするならお前はとんだ馬鹿なのは間違いないわね。嘘をつくならもっとまとも嘘をつきなさい。それにお前がクロミスカルの事を知っているならお前も精霊関係か何かと思うのが1番早い。」


「精霊と似た境遇か……なら俺は精霊と人間の間に生まれたハーフという事になるが…そんな事あり得るのか?」


そう言った話はまず聞いたことがない。

人間と精霊が一緒になるという話は俺がやっていたクソゲーアトリエではまずない。

あるとしてもそれは例外な線である話…ライブラリーでチラッと読んだ事があるぐらいだ。


「………ないとは言い切れないわね。でもそれは禁忌を犯す場合である話…まぁ一度この世界に人間の姿で現れてやたらと楽しかったみたいな話を聞かされたぐらいでしかなかったのはあるけれど…そいつが今もどうしてるかどうか…」


「うん?その話が精霊と人間が一緒になるという話しでどう繋がりがあるんだ。」


「やたらと気にかけてる子がいたみたいなのよ。でも進展はなくそのまま惜しんで別れてしまったって話を聞かされてね。本当不器用というか何というか…精霊と人間が一緒になれるはずがないのに。」


つまりその人がもしかしたら俺の言ってる話しで実現になるかもしれないって事なのか?

とすると今はまだそういった例はないって事なんだな。


「そうなんだな。でも残念だけど俺は精霊でもハーフでもない。ただの人間だ。そして今話している事は事実であって嘘じゃない。まぁ例外が色々とありすぎて困ってるのは確かだけど…」


主人公達に振り回されたりとんでもないモンスターが現れたり…ここでは絶対に現れないモンスターが出てきて対処できなかったり…今目の前にいる精霊が俺の知ってる精霊でなかったり……何だか誰かに掻き回されてるみたいで正直しんどい。


「それが本当だとしたらお前は未来人か何かという事なの?だとしたらそれはそれで役にたつ面があるという事か…」


「異世界からきたという話は信じてくれないのか?」


「異世界からきたというのならお前が人間であるのはおかしい。違った形の種族じゃなきゃ話が通らないし何よりも私達の事を知り尽くしている。コレが異世界からきた人間という話しとなれば誰しもが未来人という話になるのが想定される。」


まぁ言い分に関しては確かに間違ってはないか…というか信じられるというのがまず無理な話だよな。

こじつけでも未来からきたといえば良かったかもしれないが……あくまでも俺はこのアトリエで主人公が3年間でどう成長したかという話ししか聞かない。しかも断片的でという意味で……1日での出来事を全て知っているわけじゃないしな。


「はぁ〜正直どっちでもいいんだけどな。俺がいったい何者なのかどうか…この時点では関係が無くなったという事で話が解決したんじゃないのか?」


「悪いけどはいそうですかという形で終わらせる訳にはいかないのよ。お前にはコレからも私が監視をする。余計な事をしてルミナの道を阻んだり余計なマネをするようならば容赦はしない。」


「つまり保留って形になるのか?」


「キーストーンが全て揃ったらその時はお役御免で突き放してあげる。それまでは監視対象として目を離さないからよろしく。」


そんな高らかに手を上下に振り回す必要なくないか?

妙にやる気があるというのも納得がいかない。


まぁこの子に関してはルミナがきっとつかず離さずみたいな形で束縛しそうな形ではあるし…私が監視するまでもなかったと思うのけどね。


「!おやおや、お仲間さんが現れたみたいよ。ひとまずここでの話は他の人間達にはしないようにね。もし話すような事があればお前を解体してでも記憶を漁って掴みとってやるんだから。」


そう言ってとんでもない発言をしつつ俺の前から姿を消すエスカ。

なら何故今すぐやらないんだとツッコミたくなるが、そこはまぁ敢えて触れずにした方がいいんだろうな。

……何となく。


「はぁはぁはぁ、る、ルミナ!」


とっ颯爽に駆けつけてくるお仲間さん。

アリシアは息を切らしながら走ってルミナの方へ駆け寄ってくるのだが…


ドン!

ゴロゴロ…


俺はアリシアに突き飛ばされゴロゴロと転がっていき除け者扱いにさせられる。


「ルミナ!ルミナ!」


「う、うう…あ、あれ?私いったいどうして…」


「うう!よ、良かった!ルミナが生きていてくれて…本当に心配したんだからね馬鹿!」


「ご、ごめんなさい。私皆んなに心配かけちゃったね。」


「いや俺は別に心配してなかったけどな。」


「はい。自分もですね。」


「薄情者!」


そうアリシアに突っ込まれるガイウスとロイゼ。

まぁそこは嘘でも心配していたと返事をするべきだったな。


「薄情者と言われてもな…そもそもお前ラクトと一緒に神殿の中へ行ったんだろ?勝手に行っておいて薄情者と言われてしまったら俺達どう返したらいいか分からないんだが…」


「え、え〜と…」


「そもそも僕達に相談なしにラクト氏と神殿へ行ったというのもあまりよくない事だったなと思っていますけど…その辺に関しての弁明は?」


「あ、はい。ございません。私が一方的にラクト君と神殿探索がしたいが為に私利私欲でやったのが原因です。どうもすみませんでした。」


そう言って、粛々と頭を下げるルミナ。

何だかシュールな絵面だな。


「ちょ!なにもかもがルミナのせいじゃないでしょう!原因は他にもあったはずでしょう!」


「へ〜原因は他にもね〜」


「な、何よ。何で私の方を見るわけ?」


「俺…コホン!僕を焚き付けようとプレデシアさんをひきつれてきたんじゃなかったんでしたっけ?それが失敗に終わって、話を聞こうともしなかったクローデルさんにも責任があると思うのですが?」


「!?そ、それは…」


「た、確かにそれはあるな。やたらとラクトの悪口を言ったり根も葉もない事で悪者扱いしていたというレベルで言ってたわけだし……まぁ単なる嫉妬というのが原因だから敢えて触れずにいたわけだけどな。」


「僕もそれは一理ありますね。単なる暴走とでも言えもすしねアリシアの…」


何もかもがアリシアの方へ悪くいっているという流れにはなってきている。

よしこのままアリシアのせいにすれば俺は何も悪くないという形の流れになってそのままルミナを連れて行ってくれるやもしれない。

そしてようやく冒険の続きとかにもなってくれたり…


「く、ぐぬぬぬ。」


いやそんな目でコチラを睨んで来られても…ルミナが勝手にした事でコッチは何もしてないからな。


「待って!みんな一旦落ち着いて!アリシアが悪い話の流れになっているみたいだけど、違うのよ。私自身がちゃんとアリシアの話しを聞かなかったのがいけないの。だから悪いのはアリシアだけじゃなくて私にも責任があるのよ。」


「そうだそうだ!」


「ちょっとラクト君!」


ルミナが悪いという話に俺はすぐ様に同調しそのまま相槌を打つ。

まぁルミナは当然のごとくフォローして欲しかったのかは分からないがコチラへ突っ込んでくる。


「ちょっとは私のフォローをしてよ!」


「ぼ、僕にいったい何のメリットがあるんですか。」


思いっきり胸ぐらを掴まれながら急接近してお互いコソコソと話す。


「そう言う態度をとるなら私にも考えがあるわよ。」


「か、考えって?」


「ラクト君が皆んなの前で猫を被っていた事をバラしてもいいのよ。ラクト君は困るんじゃないのかしら?」


「いいや別に…寧ろバラされたらバラされたでコッチの印象が悪くなるって事だから仲間にならなくて済むだろうし別にバラしても…」


「ぐぬぬぬ!じゃあいいわよ!ラクト君が私の身包みをはいだってみんなに言っちゃうんだから。」


「おいそれは違うだろう。実際に俺はお前の身包みなんて…」


と口に出そうとしたのだが…あからさまに服がボロボロになっていて弁解できないという状況を把握するラクト。


「……よし。俺が上手いこと話を合わせてやる。それでいいだろう。」


「私が身包み剥がされたという事に関しては何も否定してこないのね。」


「否定はまぁできそうでできないかな。その服をあげたのは紛れもなく俺なんだし…」


「……え?ちょっと待ってラクト君もしかして私の服がボロボロになる前提で服をあげたって事?」


「そ、そうだな。正確にはボロボロになる事を予想していたわけじゃなく単なるお守り感覚で渡したつもりだったんだが……まさか溶かされてしまうとは予想外すぎて…」


ルミナは自身の体をよーく観察して下から上まで自分の今に至る状況をようやく理解したのか顔を真っ赤にしてルミナは羞恥心という思いの丈を思いっきり叫び出す。


「きゃああああ!!!!」

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