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神殿のギミック解放

見た感じ何の変哲もない俺も知っているリバースストーン。

そして設定ができてないとなると、何処かしら近場の町か村に転移できるはずなんだが…


「……コレ何処にも設定されてない。」


「え!?そんなはずないわよ!ちゃんと近寄りの場所にリバースストーンを掲げているんだから。」


「因みにどの辺りにリバースストーンを掲げているのですか?」


「入り口前とか?出口付近?とかかしらね。」


なら何故リバースストーンの力が働かないんだ。

もしかして壊れているとか?

いやそもそもの話しコレ設定機能がついてないんじゃないのか。


「それで掲げても反応がしないわけですか。と言うよりもコレずっと放置していたせいでエネルギー切れになっています。ちゃんと錬金術を使ってマナを補填しましたか?」


「え!?何も使ってないから問題ないかと思っていたんだけど…」


問題点はそこだったか。

エネルギーも何も補填されていないものを持っていたとしてもそれはもうただのガラクタじゃないか。

てか何でそれをルミナにエスカは話をしなかったんだ。


「はぁ〜仕方がありません。正直気乗りはしませんが、ここの神殿にあるギミックを解放して扉を開ける他ありませんね。今の所ここから出られる方法はそれしかありません。」


「本当!?じゃあついでにキーストーンの回収もできちゃうわけだね。」


「不本意ながらその流れになるかと思います。」


「やった!ラクト君と神殿探検だ!」


何をそんなに喜ぶ事があると俺は内心そう思いつつ水の流れる音が入り口周りを塞がらせつつあるかのようにして最早ここからは一歩も出せないかのようにコチラへ分かるかのようにして派手な音をし続ける。


「ひとまずここから離れましょう。大洪水になる前に神殿の奥へと進まないと自分達がのまれてしまいます。」


「わ、わかったわ!」


とりあえずこのまま神殿内を探索してここのギミックを解除するか。

幸い地形に関しては頭の中で覚えている。

問題は俺の中にある記憶がそのままかどうかという話しというわけなんだが…


……神殿のギミック装置が発動した後の外の様子


ゴゴゴゴ!

ガシャンガシャン!

グィーーン!


「え!え!?何がどうなってるわけ!」


「おいおい何だ何だこの神殿どうなってやがる。」


「………何かが起こってるとしか言いようがありませんね。神殿では不可思議な事がたくさんあります。僕達ではそれを理解うる事であればいいのですが…正直外からだと何とも…」


「いやだとしてもよさすがにコレって何かしらタネがあるだろう。つうかアイツらは何処にいるんだ。」


「そうですね。ルミナ達の姿が見えません。もしかしたら中にいるのかも。」


「あり得ない話しじゃないわね。可能性としてはかなりあると思うわ。それにあの穢らわしい男が無理矢理ルミナを連れ込んだという可能性もなくはない。」


ああまだそんな風に思いこんじゃってるんですね。


「いやそれはないと思うな。俺もそうだが、もしルミナを引き攣れるんだとしたら既にあの洞窟での件でわからされているはずだ。今回はラクトを連れ回しているんだろう。だとしたならお前が考えている事は的外れになるぞ。」


「そんな事はどうだっていいのよ!あなた達は心配じゃないかどうかって聞いてるのよ。ルミナの貞操の危機にもなり得るかもしれないのよ。そのせいで冒険ができなくなったと言われたりでもしたらどう責任とるのよ。」


まるでお母さんだな。

まるで母親ですね。


「しかし外から神殿の中へ入る事はできません。恐らく何かしらの発動件が要になっているはず。見た限り発動件は水か何かだと思うのですが…」


確かにロイゼの言う通り中へ入るには周りに滝のように流れだす水のせいで誰1人寄せ付けられない形になっている。

一歩でも間違えれば誰かが流されて無事に這い上がれるという可能性はなくなる。


「完全に流れる水が入り口を塞いでいるみたいだな。」


見た感じで何となく神殿の構造を悟るガイウス。

しかしその通りであり流れる激流が完全入り口を塞いで入る事ができない。


「それにあそこから入るしか方法がないとすれば今の俺達に何ができるわけじゃない。ひとまずこの大雨がすぎるまでは近くの宿で待機しよう。」


「そうですね。心配ではありますが無事に生きていると言う事を祈りながらひとまず一日待ってみましょう。」


「くっ!……ルミナ。」


最早妥協するしかなく今の自分に何もできない事を恨みながらガイウス達の言う通り大人しく近くの宿のある村へと移動する。

かく言う自分達もその水に巻き込まれる傾向があるなめ急いでその場から離れる他なかった。


……そして一方その頃のラクト達は


「うわあ!!!スッゴイ!何ココ!まるで神秘なる何かの場所みたいだね。」


「神秘なる何かって…そんなの神殿なんですからそう言ったのは幾つかあるでしょうに。」


階段を上がって、階段を降りていく。

よくあるダンジョン構成と一緒で進む分に関しては特に何も問題はなかった。

ただあるとするならば周り一面に浸している水。

コレが頭上までに上がれば即死になる。

だけどその話はここを脱出する時のイベントであり今がどうのこうのいう話ではない。

けれども…ここまで美しく水によって周りを照らしてくれているのはまるで俺達の事を出迎えてくれているかのごとく歓迎されているようにも見えて少し嬉しい自分がいる。


「神秘なる水で神殿の一部が起動する。……うん!やっぱりここの伝承通りだね。」


「伝承通り?…ここって何かの言い伝えとかあったりするのですか?」


「細かくってわけじゃないんだけどね。一部の神殿とかでは何かを媒体にして動きだすという伝承が書かれていたの。それがまさかここだったとはね。でも原因はなんだろう。」


そうか…まだこの時点では伝承分が曖昧で発動するギミック形式は分からないんだった。

俺もそれがわからなくて、確か攻略サイトを見てこの神殿の中に入れたという記憶があったな。

自力で解けなかったのが残念ではあるんだが…


パシャパシャパシャ!


「見て見てラクト君。水の上を歩いているみたいで楽しいわよ。」


「あんまりはしゃがないでください。何処かしら深い所とかもあったりするかもしれません。足元には気をつけてくださいよ。」


「もう!私の事を子ども扱いしすぎよ。コレでも立派なレディなのよ。」


「うんそうだね。体だけはね。」


と声を小さくしながら本音を言って自分もルミナのいる辺り一面が水浸しだらけの床を歩く。


「改めてみるとやっぱり凄いな。」


水の蛇の象があって、その口から少しずつではあるけれど水を吐き出すかのようにして噴水の様に地面が水浸しにさせながらそれを栄養価としてマナによる魔力で辺りにあるいくつかの電灯が灯しびだす。

まさに科学反応とでも言うべきか…何とも日本の技術に取り入れてほしい仕組みだったなと改めて実感する。


「う〜ん。何だろう中に何か光ってる物がみえるわ。」


「どうしましたか?何かいいものでも発見しましたか?」


「うん。何かねこの蛇の象の口の奥に光ってる物が見えるの。アレがどうも気になって…」


「え?どれどれ?」

「………」


俺はルミナの真横に立ち並び顔を近づくぐらいの距離で一緒に光ってる何かをみるのだが…


「……ああ、あれですね。ってどうかしましたか何か顔が赤いような。」


「な、何でもないわ。それよりもアレどうにかして引っ張れないかしら。」


「引っ張るですか。」


確かにそのまま強引には取り出せないに。

けどあの光ってる物って無理矢理とっていいんだったけか?キーストーンならここの土台があったはずなんだが…それっぽい物はないし。

地形も俺の知ってる道だったから多分アレはキーストーンではないんだろうな。


「………おっ!アレとか使えそうですね。」


俺は僅かに勢いよく噴き出ている噴水を見つけその場所に駆け寄り採取した黒曜石を使ってある魔道具を作り出す。


「よし!コレぐらいの長さがあればいいだろう。プレデシアさんすみませんがこの部分を持っていただいてその光ってる口の方へ差し込んでもらってもいいですか?」


俺は作った魔道具の先っちょをルミナにわたして蛇の口の中へと入り込ませるように奥へと突っ込むよう指示をだす。


「ね、ねえ!コレでいいの?」


大きな声で俺に聞こえるように合ってるかどうか聞く。


「はい!それでOKです。後持ってるそれは絶対に離さないでくださいね。」


「え?離さないでって…いったいどう言う事なの?」


そのまま俺はもう片方の口が空いてる部分を噴水に思いっきり差し込む。

そして流れるようにルミナの方へ真っ直ぐと進んでいき…


プシュ!!

ズボーーーー!!


思いっきり水が勢いよく蛇の口の中を洗うかのようにして周りへ弾け飛び…


キラン!


中に入っていた光っていたと思われる物が飛び出し床に落ちる。


「よし!成功だ。プレデシアさんもう離してもいいですって……あ。」


もう離してもいいとルミナに伝えようとした時には既に遅く持っていた部分のさっきちょの圧に耐えきれなかったのかそれが爆発してルミナの頭上に思いっきり水を被り水浸しになる。


「そ、その、だ、大丈夫ですか?」


「………こ、コレが大丈夫にみえるわけ?」


「いえその全く。」


完全にずぶ濡れたルミナに俺は労わる言葉をかけようとしたが、逆効果にしかならないと分かり完全にやらかしてしまったと若干後悔しながらこう思う。


うんやっぱり普通のホースとは耐久性が甘かったみたいだな。っと頷きながら首を縦に振りそれをみたルミナは激怒しながらこう言う。


「変態!!!!!」

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