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小学生② 家族

中学年になると、ある程度の性格が固定されてきた。規則に愚直で中途半端な正義感があるタイプだった。子供だけで学区外には出なかったし、虐められてる子にもなるべく普通に接した、助けはしなかったけど。


下校班が一緒で近所の上田(うえだ)文香(あやか)という女の子と遊んでいた。放課後は近所の子も交えてドッヂボールをやっていた。男勝りな性格で、力が強かった。軽く虐められるようなこともあったけど、許せる範囲だし基本的に仲は良かった。


そこの繋がりで井上(いのうえ)彩月(さつき)臼井(うすい)結花(ゆいか)の2人とも仲良くなった。駄菓子屋に行ったりしていたが、他は何して遊んだか覚えていない。


毎晩寝る前に母に読み聞かせを強請(ねだ)っていた。読み聞かせ用の本を何度も。


ずっと母といたくて、母が家を移動する度に追いかけ回していた。やっと水に潜れるようになってスイミングスクールに通ったときも、いつも練習中に見える位置にいるはずの母が買い物に出て見えなくなったことで、泣いて辞めてしまった。


祖母の教育の賜物(たまもの)か、成績は上の中くらいだった。母は勉強に関しては放任で、本人も勉強ができないため、強要してくることはなかった。好きなことをやれば良いと言っていた。


兄は小学校高学年になると、両親の甘やかしが原因で不登校になった。面倒だからと言う理由で学校に行かない兄を、両親が止めもせずに休ませ続けたからだ。このことで、学校に行かせたい祖父母VS甘やかす両親の構図が出来上がった。よく喧嘩していた。兄は暴力的になった。同様に甘やかされていたぼくは、幼心に反面教師にした。

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