『夢』
書いてみました
短いのです
想像しながら読むと面白くなると願っています
ある世界では、命を懸けたサバイバルをしている
緑が生い茂り血生臭い一帯。
ぼくたちは『やつら』に見つからぬよう近くの草木に身を潜めた。
仲間たちが身をかがめながら走り出したその先には、、、『やつら』がいた。
『やつら』は先頭にいた仲間の二人を捕食した。
一心不乱に逃げ出した。
後ろから叫び声が聞こえる。
構わずぼくは走り続けた。
ある世界では、流れるプールにいる
そこは階段状の構造をしており、上の段から下の段へと水が流れるプールだ。
夏だが天気は曇りだ。
最初は一番下の段に向かった。
そしてプールに入ろうとしたとき、『なにか』が浮いているのが目に入った。
『なにか』を見てもぼくはあまり動揺しなかった。
『なにか』はそれぞれの段に一体ずつ浮いている。
ぼくは監視塔まで向かい、警察へ電話するように伝えた。
しかしスタッフは、ぼくの肩を叩きながら缶ビールを手渡してきた。
ある世界では、誘惑されている
家のリビングルームに『あれ』がいる。
こんな所で何をしているのかと疑問に思っていると、
『あれ』はぼくのことを見つめ始めた。
見慣れているはずなのに変な気持がしてきた。
ぼくのことが好きなのだろうか。
解らないままぼくは『あれ』の傍へ寄って行った。
この世界では、何もしていない
『 』がぼくたちを脅かしている。
ぼくたちが動くことは叶わない。
『 』は人を絶望させる。
しかし『 』はぼくたちを強くもしてくれるだろう。
ぼくは考え続ける。
自粛中はやっぱり小説ですね