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答編ー第二分ラストー

答編ー第二分ラストー


僕は今楽々と自分の車を走らせていた

人というのは何かを作る

特に何かにそっくりに作ろうとすればするほどそれはあやふやな物になり

そして似ていても

似ていれば似ているほど

わずかな違いに敏感になったりする

ならどうするか

全く新しい偽物を作れば良い

僕は女のフリをした

そしてもう一人の共犯者にもそれを一時的に着用させ

あたかも双子が居るようにした

そしてわざと捕まった僕は、その後隙をついて

残ったもう一人の人間に

このお面を薬を飲ませて着用させた

死して直ぐに

もう一つ用意して置いた

妹のお面をかぶり

直ぐに寒い外に行く

このタイミングはもちろん

もう一人関係のない人物が席を立ったときに行う

実際には戻ってきたときとあまり変わらないどころか何も変わっているようには見えないだろう

そしてその人物には下痢材でも盛れば万事上手く行くだろう

実際にはいない人物

だからこそどうとでも取れる

間違いなどない

見比べる物がないのだから

きっと警察はそれを何の疑いもなく連れて行くだろう

そして気が付くころ

僕は全く新しい顔で

全く別の町に居る         

                         FAINN

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