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ばれんたいんでー

なんだ…?

学校の自分の席。

僕は自分のカバンの中に異物を見つけた。

綺麗に包装され、リボンが巻いてある。

軽く振ると、カタカタ音がする。

何だろう?

固そうな音だな。


僕の行動を見て、固まっている奴等が。

総じて殺意に満ちた目をしている。

血が出そうなくらい拳を握っている。

何だ?

僕、なんかしたかな?

わからん。

怖いから無視しておこう。


自宅、自分の部屋。

僕はカバンから異物を出した。

そして、ふと気づいた。

あ!

今日は!!

バレンタインデー!!!

それに気づいた瞬間から、にやけが止まらない。

そうか。

だから奴等はあんなに殺意のこもった目をしてたのか。

そうか。

僕は勝利者なのか。


いそいそと包装を開ける。

ハート型の大きなチョコ。

○○君へ


僕の名前


・・・は□□だ。

僕はそっと包装を元に戻して、布団に入った。


・・・泣いてなんかないよ?



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― 新着の感想 ―
[一言] あぁ~あるあるあるあ…いえ、そんなにはないかもしれませんが(笑) 小包を取り出した時に嫉妬全開で殺気立つ級友と、 小躍りせんばかりだった□□君が、衝撃の事実こっそり泣き濡れる姿、 何だかど…
[気になる点] 主人公は本当に□□という名前で、○○と間違えられたというギャグなのでしょうが、はっきり言って面白くありません。 [一言] この手のギャグは、小説で表現するのは難しいかと思います。オチの…
2014/02/14 21:25 退会済み
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