第十三話、宝玉探し
いったん、ブラッシュの事は置いといて、 何故か宝玉探しを始めた。 唯一、彼等と戦える武器を探しに。 この間は偶然逃げてくれたが、次はそう、 簡単にはいかない筈だ。
その宝玉と言うのは九つの勾玉のことだ。
勾玉にはそれぞれ違う力が宿っている。
一つ、炎の勾玉
一つ、風の勾玉
一つ、雷の勾玉
一つ、土の勾玉
一つ、水の勾玉
一つ、時の勾玉
一つ、森の勾玉
一つ、天の勾玉
一つ、地の勾玉
この九つの勾玉は世界を滅ぼすとも、救う とも言われている。 使い方を間違えれば、世界は闇で覆われる ことになる。 だが逆に、正しく使いこなせれば光に道溢 れるであろう。
何故その宝玉を探して居るかというと、ジ ンがふと思い出したようにこの宝玉のこと を話し出したからだ。
『そう言えば、ブラッシュと互角戦うには 宝玉・・・九つの勾玉が必要なんスよ』と 、一言いえばレキアが『そういう重要な事 は先にいえよアホが(黒笑』と、腹黒発言 をされた。
「怖いっスよレキア(゜ロ゜;」
「しゃーない、宝玉探しすんで」
「そうですね」
「だな」
「うん」
こうして宝玉探しを始めた六人であったの だ。