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ペルソナ



ペルソナ



ペルソナとは、本作品世界において自然法則・既知の科学原理から逸脱した性質を有する物品、現象、生物、または場所の総称である。国際的な秘密機関である世界異常保護機構(WPA)によって監視・収容・研究されており、一般社会からの秘匿が徹底されている。




■ 概要


ペルソナは、その性質や影響範囲において通常の物理法則や生物学的原理では説明できない異常性を持つ。発見された多くのペルソナは、放置すれば人間社会や自然環境に深刻な被害をもたらす危険がある一方、適切に制御すれば高い実用価値を持つ場合もある。


WPAは、ペルソナを「記録・収容・防衛(Record, Contain, Defend)」の原則に基づき取り扱う。記録は発見時の証拠映像・物理データ・目撃証言などの収集、収容は専用施設での隔離、そして防衛は外部漏洩や二次被害の阻止を指す。




■ 定義


WPA公式マニュアルでは、ペルソナを以下のように定義している。


「現行科学の枠組みにおいて、その存在や挙動を再現・予測できず、かつ自然法則を恒常的または一時的に逸脱させる特性を有する対象。」


この定義には、以下の特徴が含まれる。


・説明不能性:科学的実験による再現が不可能、もしくは理論的に説明できない。

・恒常性または再発性:一度きりの偶発事象ではなく、反復的・持続的に異常性を示す。

・人為的・自然的起源の不問:人工物でも自然物でも、異常性が確認されればペルソナとして分類。




■ 分類


ペルソナは性質に応じて複数のカテゴリに分類される。主要な分類は以下の通り。


1. 生物型(Entity)

・自律行動を持つ生命体。例としては「クロノパラサイト」や、捕食対象の時間感覚を停止させる捕食植物などが存在する。


2. 物品型(Object)

・無生物でありながら異常性を発揮する物品。例:所有者の人格を模倣する人形、破壊すると破壊者の過去を改変する鏡。


3.現象型(Phenomenon)

・空間・時間・因果律そのものに影響する現象。例:特定地域でのみ重力が逆転する現象、夢の中でだけ現実と干渉できる気象イベント。


4. 場所型(Location)

・特定の地理的範囲に異常性が固定されているもの。例:内部構造が永遠に変化し続ける建物、地図上で存在しない街。




■ 危険度区分


WPAでは、ペルソナを危険度に応じて5段階で分類している。


【危険度/説明】

□ Lv.0 無害 (Harmless) / 観測可能だが影響が皆無または極小。

□ Lv.1 低危険 (Minor Hazard) / 局所的・可逆的な影響を与えるが、適切な処置で制御可能。

□ Lv.2 中危険 (Moderate Hazard) / 広範囲または不可逆な影響を持つが、封じ込め可能。

□ Lv.3 高危険 (Severe Hazard) / 人類社会や国家規模に深刻な脅威を与える。

□ Lv.4 災厄級 (Catastrophic) / 文明存続に関わる危険性を持つ。




■ 起源と仮説


ペルソナの起源は未解明であるが、WPA内部では以下の複数仮説が検討されている。


・異次元由来説:並行世界または異次元空間からの流入。

・超古代文明遺物説:人類史以前の高度文明が残した人工物。

・宇宙外生命干渉説:地球外知的生命による意図的介入。

・自然的異常発生説:極めて稀な自然現象が進化的過程で異常性を生じさせた。




■ 事例


本作品における重要事例のひとつが「クロノパラサイト」である。

これは生物型に分類され、人間宿主の意識を他者と結合・交換する異常性を持つ。衝撃的接触や強い感情の高ぶりをトリガーに発動することが知られ、長期的な寄生は宿主の人格同化を引き起こす可能性がある。




■ 管理と秘匿


WPAは、ペルソナに関する情報を一般社会から完全に秘匿しており、目撃者の記憶改ざん(クラスA~C記憶処理)やカバーストーリーの拡散を行う。

一般報道機関におけるペルソナ関連ニュースは、すべて虚偽または加工された情報であり、公式に認められた例は存在しない。




■ 関連項目


・世界異常保護機構(WPA)

・クロノパラサイト

・パラノーマル現象


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